両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 第33回天釣会 釣り大会 11月1日(日) 清風池にて

 残すところあと2回となった11月大会は、今年の年間チャンピオンを決定する重要な大会です。大西名人の言では釣り天狗池での大助の実績が高いために、清風池より天狗池での大会を望まれていたのですが、このところの全体として調子の悪さと大助率の低さ、まんべんなく釣れる機会の乏しさなどを勘案して、今年の残り2回は清風池で開催することとして、年間チャンピオンに輝くチャンスが多くの会員に対してあるような、そんな意味も含めまして清風池での開催と致しました。


 ただ清風池はとても難しい池でもありますので、対応の仕方を間違うとボーズもあり得るのですから、漠然とした釣り方をしていると足下をすくわれてしまいます。如何に当日のヘラブナの動きを察知してフットワーク軽く対応できるかどうかで、その日の釣果が決まるのではないかと思っています。
 とはいえ慣れた釣り方から抜け出すのは難しく、工夫の余地もそれ程多くはありません。何かした結果余計に悪くする可能性もありますので、どの程度の時間を我慢するか諦めるか、そのまま粘るかの判断をしなければ良い結果には結びつかないように思っています。


 やはり私的には触りを出すこと。一時的にはこの方向で対応して様子を見るのですが、調子の悪い場合は1日でたった3回の当たりしか出なかった事があります。それ以前の以降も全く雨期は沈黙を貫いていたのです。相当数の餌打ちを繰り返したにもかかわらず、生命反応すら出なかった事がありますので、それもまた餌の配合によるものだとは思うのですが、的確な配合とバラケ方を見つけなければならないでしょう。


 良く釣る人釣れない人と出るのはある意味仕方なく清風池をホームグラウンドとしている釣り人たちは、やはり西風池の癖をつかんでいるのでしょう。上手く対応して良い結果を出されていました。ただ良い結果とはあくまでも釣果のことであって、大会としては2枚長寸サイズの勝負ですから、2枚しか釣れなかったとしても偶然良いサイズであれば、それで優勝出来てしまうのですから運によって大きく左右されることになります。ただ何度か書いてていますように数釣れた日はサイズが伸びない傾向にありますので、程々の寄せ方に苦心する事となるのですがそうは上手くは行かないのが、ヘラブナ釣りの難しさということになるのでしょうか。


 さて今回の大会です。学校下の固定桟橋、縦の浮き桟橋、浮きさん端横ととお借りしまして、総勢19名で大会を開催しました。

 朝集合しての小野会長の挨拶です。聞いている人聞いてない人(笑)

 小野会長夫人からベイクドチーズケーキの差し入れです。毎回ご夫人お手製のケーキを出して頂きます。

 今回スプーンまで用意して頂いたのですが、お皿の用意もありませんので紅が1つずつアルミホイルとラップで包み直して、片手で食べられるようにして皆さんにお配りしました。

 次はチョコレートケーキでもリクエストしましょうかねぇ(笑)。いつもごちそうさまです。


 さて本日の釣果ですがやはりとても難しい1日となりました。結果ボーズの方が出るほどで当たりを出すことたげに専念する必要があるほど、触りも当たりも出ないまま沈黙した浮きを見つめるばかりとなりました。
 そんな中でやはりこの人の出番です。大西名人が会では44.6㎝を釣り上げます。池で計り直すと45.3㎝あり1日券をゲットされました。この人いったいどうして大助を釣り上げられるのでしょう。それも頭1つも2つも抜け出すのですから恐れ入ります。

 そして先月の優勝者である吉村名人も42.4㎝を釣り上げています。この段階では大西名人に続いて2位だったのですが・・・


 当然大西名人が大助を釣るのですからこの人が黙っているわけはありません。あの川久保名人が41.5㎝を釣り上げます。そして続いて私が42.0㎝を釣り上げるのですが1枚目を37㎝で登録してしまって3位でした。37㎝の次に38.4㎝を釣り上げていましたので、こちらを登録していれば2位だったのです。紅の言葉を信じて失敗です(ここだけの話です)。
 今回は9尺でスタートしてランチを挟んで浮き桟橋規定一杯の17尺を出しました。結果として9尺の方がよく釣れたのですが、サイズは17尺の方に軍配が上がりました。長短の竿を駆使してなんとか23枚を数えることが出来たのですが、数枚で撃沈された方もおられますので、これから水温も低下していきますのでもう少し餌の工夫をすべきだろうと思いました。


 さて表彰です。みなさん今か今かと名前を呼ばれのを待っておられます。


 表彰です。先ずはミニマム賞の藤田さんです。小野会長とのミニマム争いで勝利されました。しかしいつも何かの賞を持って帰られる御仁です。

 ビッグ賞の竹藤さんです。

 ブービー賞の竹市さんです。

 11位のいい男賞の山川さんです。

 ラッキー7賞のお米は近藤さんですが、用事で先に帰られましたので川久保さんが代わって受け取って頂きました。

 第4位の吉村さんです。 

 第3位の私・村田です。

 第2位の川久保さんです。

 そして堂々の第一位の大西さんです。


 今回の成績です
 1位  大西   81.6㎝  3ポイント
 2位  川久保  79.4㎝  2ポイント
 3位  村田   79.0㎝  1ポイント


 今日の結果で2020年度の年間チャンピオンは大西名誉顧問と川久保師匠の二人に絞られました。私が仮に次回1位を取って大西さんと川久保さんが入賞されなかったとしても、大西さんと同点になりますので、年長者優位の規則によって私にはチャンピオンの資格はありません。また川久保さんが12月の大会で1位になり大西さんが3位以下であれば川久保さんのチャンピオンとなりますが、大西さんが2位を取られますと同点になりますのでこの場合も年長者優位の規則で大西さんが年間チャンピオンになります。また大西さん川久保さんそして私の誰もが入賞しなかった場合もそのまま大西さんがチャンピオンになります。 
 もし大西さんがこのまま優勝されますと、なんと3年連続チャンピオンの栄誉に輝く事となります。まさに脱帽ですね。


 1位  大西   44.6 37.0 81.6㎝
 2位  川久保  37.8 41.6 79.4㎝
 3位  村田   37.0 42.0 79.0㎝
 4位  吉村   36.5 42.4 78.9㎝
 5位  松本 淀 37.0 35.9 72.9㎝
 6位  竹藤   35.2 37.7 72.9㎝ ビッグ賞 時間差
 7位  近藤   37.8 35.0 72.8㎝ ラッキー7
 8位  広瀬   37.4 35.2 72.6㎝
 9位  松本 伏 37.5 35.0 72.5㎝
 10位   小野   34.7 36.4 71.1㎝
 11位   山川   34.0 36.0 70.0㎝ いい男賞
 12位   藤田   35.6 34.0 69.6㎝ ミニマム賞
 13位   竹市   34.5 34.7 69.2㎝ ブービー賞
 14位   大山   34.7 34.1 68.8㎝
      菱田   36.5
      西垣   38.7
      村田 紅 34.3
      高沢
      倉田