両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 10月3日(土)晴れのち曇り 47枚43.3㎝

 今回もまたいつもの淀の釣り天狗池に訪問してきました。


 翌日の大会を前にまたまた実験を試みるつもりでの釣行です。前回も少し試してみたのですが今回はもう少し突っ込んだ試し方してみるつもりです。


 取り敢えずいつもより1尺短くしてみます。淀の釣り天狗池は波よけパイプが敷設されています。うどん池としては波が大敵ですから、波よけが敷設されているからこそうどん餌特有の小当たりが見定めることが出来るのです。


 また波よけがあるということは、ヘラブナにとって身を隠す場所でもあるわけです。結果として波よけ近くにヘラブナは集まる傾向がありますので、如何に波よけパイプ近くを釣るかとなるわけです。この感覚は浮き桟橋の近くを短竿で狙うのと同じではないでしょうか。
 淀の釣り天狗池には浮き桟橋がありませんので、どうしても波よけパイ近くか辺のコンクレート近くにヘラブナが集る傾向があるのです。


 但し大小に関わらずヘラブナが多く集まっているのですから、波よけパイプ近くはより多く釣り上げることが可能なわけですが、ここで問題なのが大小のヘラブナといいましても圧倒的に小型サイズの方が多く、また同時に小型サイズほど警戒心が薄いのですから、より多く釣り上げることはより小型を釣ってしまう可能性が高いとの理屈が成立してしまいます。
 警戒心の薄い小型を釣り上げているからこそ、大型サイズの百戦錬磨の大助は警戒して食ってくれないのではと思うのです。


 そこでいつもより1尺短くすることで、事実上今までの波よけパイプから2尺離して釣ることになりますので、比較的ヘラブナの数が薄いポイントを釣ることになります。結果として大型サイズも釣れる可能性が高まるのではないかとの目論見です。
 ただ1尺程度では集魚効果の高い餌を使っていると、結果は目に見えて小型サイズを集めてしまうことになるのではと思いますので2尺か3尺短くすべきなのか、はたまた縦に敷設されているパイプからも離す必要があるのではと思うのです。


 そうはいっても退屈な釣りをしたくありませんので、どこまで我慢できるか自分との戦いとなるわけです。ヘラブナの薄いポイントで釣り上げるのですから、はじめから集まっているポイントより釣りにくいはずで、同時に集まりやすい小型を避けて少しでも大助サイズを釣り上げてやろうとの邪な考えでいますので、動かない浮きをいつまで我慢して見続けられるかが、大きな分かれ道になるのではないかと思うわけです。先週のように我慢して我慢して午前中は我慢できたのですが、やはり午後からは釣果を伸ばすべく集魚効果の高いまぶし粉を使ったことで、小型サイズを多く釣り上げて日曜釣り師としての自己満足として堪能することが出来たのですから、今回はどこまで我慢できるか自分との戦いでもあったわけです。


 さて、そんな目論見も含めての釣行でしたが本日の釣行や如何にですよね。取り敢えず一度は昔に戻して釣ることから始めてみました。竿以外はハリス長から浮きも含めて戻すことといたしました。当然現在より釣果は落ちるはずとの想像でスタートしました。


 良いカーブで曲がっていますが、この時なかなか釣り上げる事が出来なかったのです。

 釣り上がった魚がこれ。自分で持ち込んだスケールは今回は降ろしていませんのでも池にあるスケールで測ったのですが、壊れていて上手くサイズが測れません。

 アップの写真です。43.3㎝あったのです。これが明日なら入賞できたでしょうに・・・運がないですねぇ。


 今回いつもより1尺短い竿で釣り始めました。極力ヘラブナを集めすぎないようにしていたつものでしたが、土曜日で釣り人が少なかったためでしょうか、思った以上に集まってしまいました。それでも前半に大助が1枚釣れましたので取り敢えずの実験は成功です。
 今回は実験を兼ねていましたので、午後からポイント移動してみたり竿の尺数の変更をしてみたり、まぶし粉の種類や付け方などを色々と試した結果47枚の釣果となりました。本当はもっと少ない釣果で良いサイズを釣り上げたいと思っていたのですから、釣れすぎてしまったのは失敗です。


 程々に寄せて程々の釣果にしてサイズアップを図るにはどうすれば良いのでしょう。今回運良く大助が釣れましたが、それ以降は尺1が関の山で尺2~尺3程度のサイズが釣れなかったのですから、やはり寄せすぎてしまったのが原因ではないかと思っています。


 明日は大会です。今日の延長線で行くしかないのでしょうが、今日よりは遙かに多くの釣り人が来ますので、それ程寄せすぎることはないのではとも思っていますが、さてどうなることでしょう。