両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り ダイワ 兆17尺 すっぽ抜け事故

 今回ダイワ兆17尺を使い続けてみて問題点を発見出来ましたので、お知らせとして載せるべきだろうと思いました。ただこれが17尺限定の事かも知れませんので、あくまでも17尺でこういうことがあったという程度の情報として受け止めて下さい。
 次回16尺でも同じ現象が起きるのかどうか、1日使い続けてみて検証する予定でいます。もし同じ現象か現れた場合は、再度発表したいと思いますが同時にダイワにもお知らせしようと思っています。


 釣り味など私がとっても気に入っている関係で、皆さんにお勧めのヘラ竿だと紹介しているのですが、これは注意が必要だと思ったことが起きたのです。


 いったい何が問題だったのかですが、いつものように水深約2mの両うどんの底釣りです。17尺で水深2mですから8m程の沖打ちになります。


 実は合わせたときに穂先がスッポリと抜けてしまったのです。合わせをしたときに抜ける現象は竹竿では良くあることで、1日釣り続けていると途中で必ず確認する程です。ところがカーボンで抜けることは今まで一度もなかったのです。今回は回収することができましたが、万一ヘラブナが掛かった状態ですっぽ抜けが起きていると、今頃穂先はどこかに消えてしまっていたことでしょう。


 これが穂先だけなら私のスゲ方が悪かったのかとも思うのですが、実はこの時確認したのですが2番も抜けかけていたのです。それ以外の3番4番はしっかりと止まっていました。これはどうも兆が本調子のように良くしなるからではないかと思うのです。
 ダイワのヘラ竿はすげ口にV-ジョイントの加工とスーパーリング構造(17尺~)がされています。そういう意味では扁平になりにくいはずですが、想定以上に良く曲がるのことで起きる現象なのかも知れません。


 竹竿の場合は抜けそうになっているとカタカタと緩んでいることが手に伝わることが多いのですが、兆ではその緩みを手に感じることはありませんでした。今回は30枚程度釣り上げた段階で起きましたので、すっぽ抜け事故を防ぐためには20枚毎に確認をした方が良いのではと感じています。竹竿のようにカタカタとした振動が伝わりにくいのですから、余計に途中確認が必要な気がします。それて緩んでいなければいいわけですが、なんとなく余計な手間のように感じてしまいました。


 この現象は竹竿では何度も経験することですので、確認することが習慣になっていますが、カーボンでこんなに簡単に抜けたことがありません。これは今回限りの現象なのかまた17尺限定なのか、取り敢えず次回兆の16尺を1日使って見て、同じ現象が起きるのかどうかを確認してみます。16尺で起きなかったとしても17尺で再検証する予定でいます。


 先々週にシマノ本式17尺を1日使い続けて53枚以上を釣りましたが、途中すっぽ抜けも起きず最後の仕舞込むときまでしっかり繋がっていたのは確認出来ています。本式より兆は2番が極端に太いことが起因している可能性はあります。想像しますと兆は本調子のようなしなりと2番のテーパーの少ない太さ、その両方がすっぽ抜けに繋がったのではないかと想像します。
 ただ1度すっぽ抜けした後は最後まで緩むことなく釣れましたので、やはりある程度の数を釣り上げた段階で確認すべきと感じましたが、当然まだはじめに竿を繋いだときにしっかりと差し込めていたなった可能性が残りますので、今後も何度か確認して見たいと思っています。


 どうでしょう。ダイワ兆を使われている方はすっぽ抜け事故はありませんでしたでしょうか。好きな竿だけにちょっと残念な気がするのですが、今回だけしっかりと繋げなかったとは思えないんですが、取れ合えず検証すべくしっかりと繋いでから釣り続けてみます。