両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 天気を読む

 ヘラブナ釣りは雪でも雨でも炎天下でも楽しめるのですが、やはり快適な釣りが出来る方が良いに決まっていますよね。ましてお年寄りの多いヘラブナ釣り業界ですから、余計に天気をしっかりと理解して少しでも快適に過ごせる方が良いに決まっています。


 今年の梅雨はとんでもなく長くいつ明けるのかわからない状態ですが、天気予報もテレビやラジオだけでなく現代的にはネットで確認する方も多いはずです。天気といえば当然日本気象協会の名前が挙がるはずですが、日本の気象観測は国の機関である気象庁が担当していて、それをマスコミを通じて発表しているのが気象協会で、気象協会は独自の観測はしていませんので、基本的には気象庁発表内容をそのまま伝えてているに過ぎません。
 また気象予報士なる資格があるのですが、その資格はあくまでも気象庁の観測データーを使うことが前提であり、元々は気象庁発表の内容以外は伝えることが出来なかったのですが、気象予報士として国家試験が導入されてからは、解説だけでなく予報提供できるようになったのです。そのために民間の予報会社が生まれました。それがウエザーニュースです。


 ネットには大きく気象協会の運営している天気JPがあります。ここで知りたい地域を入れることで今日明日や10日間天気予報がわかります。

 もう一つのウエザーニュースも詳しくは有料会員になる必要がありますが、無料でもそこそこの情報がわかるようになっています。

 そしてもう一つがヤフー天気です

 実はこの3社の予報ですが同じになることはとても少なく、元データーが同じだとしても予報士の解釈の違いなのか、極端な違いがあったりするのですから予報が当たらないのも仕方ないと言えそうです。


 この予報を見るポイントは降水確率でしょうか。仮に40%と出たとします。その場合一般的には1日のうちで雨の降る確率が40%であるという意味であって、24時間の内で10時間降るという意味では勿論ありませんが、実は1mm以下の降雨量はこの確率に含まれていないのです。実際雨が降っているかいないかは降水量というよりも、雨を感じるか感じないかのはずですから、人の感覚に合わせますと40%の降水確率は50%以上に増えてしまうのです。
 個人的には降水確率の分岐点は30%と思っています。30%で1mm以下の降雨量を含めても50%如何に収まりますので、雨が降らない確率が高いと思っているのです。


 では雨がどの程度降るのかですが、曇り時々雨と曇り一時雨との違いはなにかです。天気予報用語としての決まりが存在していて、雨が降る長さによって使い分けをされているのです。
 一時雨は雨が連続して降る時間が4分の1未満であることと規定されています。1日を通しての予報の場合は、連続して6時間未満雨の降る確率がある場合一時雨となります。
 時々雨の場合は、1日を通して12時間未満雨が降ると予想される場合に使います。さらに雨がやんでいる時間が1時間以上あることも条件となりますので、午前に3時間降って午後に2時間の場合は、5時間しか降ってないので一時雨になるのですが、連続して降らず止んでいる時間が1時間以上あれば時々雨との表現となります。


 釣行時に雨だけでなく風向きもとても重要です。ヘラブナ釣りは繊細な釣りでもありますので、如何に波が立たないか、如何に風を背中に受けるかも重要で、長竿を使う前提であればなおさらです。
 野池であればとても大きな波も立ちますので、風裏のポイントを決める必要がありますので、1日を通してどちらから風が吹くのかもとても重要なポイントでしょう。
 世界中の風向きが表示されるサイドがこれ。風以外にも「気温」「雲・雨」「波」「雪」「気圧」に切り替えることも可能なんです。

 私の場合は基本この3社の天気予報を見比べて、最後にこの風向きを確認しより悪い予報を参考にするようにしています。予報より風も雨も釣んなくて困ることはないのですが、反対に軽く見積もっていて強く降ったら吹くと困りますからね。


 これからは酷暑となりますが釣果より重要なものがあります。熱中症や紫外線などもとても重要な予報ですから、大いに参考にして命を守る対策をしっかりと取るようにしましょう。