両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 工夫の余地はどこにある

 先月の大会の経験から今月の大会への予想をして、餌の選択とブレンド方法などを組み立て竿の尺数まで決めて取り組んだのですが、豈図らんや(あにはからんや)予想に反して情けない結果となってしまいました。
 ただ今回はというか今回もというべきか、他の人達とトップを争うような接戦を演じることもなく、前回はブービー賞で今回はミニマム賞と底辺の争いとなっていたがために、結果的にであはあるのですがそれ程気落ちすることもなく、清々しく晴れやかな気持ちで過ごすことが出来ています。


 反対にトップ争いを演じるような肉薄した争いに参加して、それで上位入賞を果たせればまだしも、入賞の次点のような惜しかったねぇなんて言葉は慰めにもならず、歯ぎしりするような悔しい思いとなり、翌日にまでその落胆さが尾を引く結果となってしまいます。
 それがそんな上位争いの完全に蚊帳の外に身を置いていると、悔しさなんてどこにもなく淡々と時が過ぎるような、そんな気楽な時間を過ごすことが出来ています。これはとても不思議な感覚だと思うのですが、それは単に私自身の闘争心のようなものが薄れてしまったの、それとも枯れてしまった感覚なのでしょうか。


 毎月月例会や毎週の小大会に血道を燃やしている方もいるのですが、私自身つい最近まで如何に大助を釣り上げるかというような、何か工夫は出来ないかと試行錯誤を繰り返しては、まだ答えが見つからない状態に陥った結果として、醜い争いを演じる必要もなく淡々とヘラブナ釣りを楽しもうとするような、気持ちの変化が訪れているような気がするのです。


 な~んて思っているのですが、勝てない負け惜しみか諦めがそうさせているのでしょうが、大会に対する意気込みが冷えてきたような気がします。
 ただそうはいっても次の大会の前になると前言撤回の如く、炎を燃えさせたような意気込みと血を滾らせるように闘志が湧いてくるのかも知れません。いやキットそうなると確信していますが(笑)。今は静かにしているのです。それは静かに身をかがめ力を蓄えて大きくジャンプするかの如く飛躍するとしても、それまで意欲的であり静かなチカラを溜められるのかどうかが問題で、いったい何から始めれば良いのでしょうね。


 ああでもないこうでもないと思考を巡らせるのは、腕が伴わない釣り師の悲哀が漂っていそうですが、如何ともしがたいのですから色々と考えるしかないわけです。彼のパスカルもいっていたじゃないですが、「人は考える葦である」と・・・・つまり自然界に於けるか弱さの葦と思考する存在としての人間の偉大さを言い表しています。
 そうそうヘラブナ釣りには葦で出来浮きが付きもの(笑)。そのか弱い葦の浮きの動き1つで1枚のヘラブナが釣れてくるのですから、葦と人間とは対極になっている言葉だと思えてきます。


 考えて1つの答えを導き出せたとしても、また次の障害が立ちはだかります。それをまた乗り越えて次の答えを導き出す。この繰り返しでしかないのですが、ベテランの皆さんは悩むなんて事もないのでしょうね。それが楽で良いことなのかどうかは解りませんが、何か考えられる余地があるとするなら、思考の世界の中に入り込んで没頭するのも楽しいことかも知れません。こんな思考を巡らせる事がボケ防止になっているといいのですが、この程度の内容では余り関係なさそうですよね(笑)。


 さぁて、前回の失敗を教訓として次は何をしましょうか。何をしても結果は伴わないのですから、足掻いても仕方ないのですが、何かをしなければ結果が変わらないのですから、先ずは竿ケースを車から降ろして、全ての竿を1度入れ変えてみましょうかねぇ。随分と長い間使っていない竿もありますから。


 そうするとまた新しい事が考えられそうな気がするのですが、全く関係ないとも言えそうで・・・さて?


 既に気温は30度を超えています。当然水温も上昇していきますから益々難しいヘラブナ釣りとなります。何をどのように工夫をすると良いのでしょう。取り敢えず手を変え品お換えてやってみるしかないのですが、さてその第一歩は何から始めれば良いのでしょう。


 そうそう針の号数とハリスの長さを変えてみることから初めて見ます。結果や如何に!