両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 6月14日(日)

 天気予報では南西の風6mとの予報が出ていました。週の初めまでは7mや8mと強風が吹き荒れるとの予想で、どの釣り座に入るかと思考を巡らせていました。
 淀の釣り天狗池は、東西南北どこでも釣り座に着くことが出来ますので、当然後ろから風を受ける釣り座に入るのが常道でしょう。また北側と西側には風除けの塀が設置されていますので、そちら側からの風が吹く場合は風除けが出来て快適に釣ることが出来るのです。


  朝から予報通りのあいにくの空模様です。



 そこで今回は予報を信じて小池の西側に釣り座を構えました。場合によっては雨との予報もありましたので、近くに屋根も設置されていることを合わせまして選んだのですが、屋根下はとても釣り難いので屋根の切れた1つ先の枠へと予約していました。ところが運良くといいますか、屋根下が空いていましたので陣取って釣り開始したのです。


 さっそく釣れてきたのがなんとザリガニです。池主に聞いていますと排水口から逆に入ってくるとのことでした。またザリガニを釣り上げると赤へらを釣り上げたと同じで、池で使える50円の金券が頂けるのです。40㎝オーバーの大助で100円の金券ですからそれこそスルメでも持っていくと稼げそうですね(笑)。駄目ですよ!!


 釣り天狗池は大池と小池に別れているのですが、数を稼ぐには間違いなく大池に軍配が上がります。小池で過去には50枚以上の釣果を上げたことがあるのですが、大池での数釣りの方が確率が高く、また小池に比べて長尺の竿が使えることもあって、好んで大池に入っていました。
 小池での釣りを暫くしていませんでしたので余り自信はないのですが、感覚的にではあるのですが、小池の方が大助の確率が高いように感じていますので、大助から随分遠ざかっている身としましては、久しぶりにあの重量感を味わってみたいと虎視眈々と狙っての釣行となりました。


 さて釣行結果です。結局私の今日の釣果は40枚丁度だったのですが、最大サイズは37.1㎝止まりで大会にも最初は2位に付けていたのですが、あっさりと追い越されてしまいました。


 今日の淀の釣り天狗池は、1日を通してとても活発な動きを見せていました。打ち込んで数秒で当たりが出のです。ただし集まりすぎてしまったのかカラツンが続きます。寄せを極力抑えたにも拘わらず、どこに打とうが直ぐに反応が出るのです。その早い当たりを合わせるとカラツンが多くて、少し待ってからの当たりを合わせた方が釣り上げる確率は高かったのです。早合わせをしてカラツンが続くと、ついついジャミが集まっていると思い込んでしまうのですが、大雨の後だったためかヘラブナの活性が高すぎた感を受けました。もう少し落ち着いて対処出来れば良かったのですが、後の祭りといいますか当たりがあるとついつい合わせたくなってしまって、反応を見送るだけの心の余裕がありません。
 実は少しゆっくり対応していますと、両うどんにも拘わらず両針からうどんが取られてしまうのです。餌の作り方にも問題があったので、次回はその点を考慮して簡単に餌も取られないように、もう少し工夫をする必要がありそうです。


 そんな釣り難い日でもいつもの大助名人は開始早々釣り上げています。大西大助名人は39.4㎝とギリ大助に届きませんがさっさとこの時点での1位を決め込んでいます。

 
 その後松本若衆が36㎝を釣り上げて2位に付けます。


 それを追っかけて私が37.1㎝を釣り上げて2位を確保。しかしそんな2位もつかの間で1位の大西さんを追い越す人が現れます。それも本来私が予約していた釣り座に後から入った川久保大助名人が40㎝丁度の大助を釣り上げて1位となったのですから、屋根下が空いていたことが運が良かったのかどうか微妙ですよね。


 他に竹藤副会長が38㎝を釣り上げて、その後松本の伯父貴が37.5㎝を釣り上げるも届かず、その直ぐ後に松本若衆が38.5㎝釣り上げて来ますが1位川久保大助名人、2位大西大助名人と変わらずです。
 ところがモクモクと釣り続けていた松本伯父貴が大会終了間際に39.8㎝を釣り上げて、大西大助名人を落として2位入賞となりました。


 他に小野会長も不調の様子でしたが36㎝を釣り上げ、菱田規定委員長も37㎝程度を釣り上げるなど、カラツンに悩まされながらも程々のサイズを釣り上げられていました。


 次週の日曜日は晴の予報ですから、水温ももっと上がって釣り難くなる可能性がありますが、それを上手く釣り上げられるのがベテランの皆さんでしょう。
 私としてはまたまたどうすれば良いのか悩んで悩んで、果たして次の一手と行くことが出来るのでしょうか。多分迷宮に入り込んでしまうのでしょうねぇ。