両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 第28回 天釣会 釣り大会 清風池 6月7日(日)

 天釣会が発足してからもう2年を経過しているのです。毎月毎月と休むことなく月例大会を開催していますが、往々にして大西大助名人の名前が何度も出てきます。そこに割って入るのが川久保大助名人です。この2人の躍進は目を見張るものがあるのですが、一矢報いるべく色々と考えての大会スタートとなりました。


 大助への道を考えながらも結果が伴わない釣行ばかりで、悔しい思いを続けているのですが、数が釣れたから良しとしようとするような、どこかで自分を慰めている状態となっています。


 当日の天気予報も梅雨前ということもありコロコロと変わっていたのですが、梅雨前のとても良い天気で開催することが出来ました。ただ風がとても強くて釣り座によっては振り込みコントロールが難しい1日となりました。

 とっても良い天気の暑い日に何故かテントを出している人がいます。

 テントの住人は我が天釣会小野会長その人です!

 いつものように菱田規定委員長による大会説明です。横に陣取っているのは麦わらのルフィではなくて、川久保大助名人です!


 今回は水温も高くなっています。前回から上ずりやすい傾向が見て取れていましたので、如何に上ずらせることなく底で食わせるかが重要なポイントとなります。単に寄せようとしてバラケの早いダンゴを使ってしまうと、餌が揉まれすぎて底まで保たないという、それこそ釣りにならない程になりかねません。また中途半端に上ずらせると底にヘラブナが居ないなんてことになってしまいます。
 余り釣れない方を見ていますと往々にして変に上ずらせてしまって、底に餌が着底してからは浮きが動かないようです。その為打ち返し回数が極端に少なくなってしまって、寄せ負けてしまうことに繋がっているようです。
 この程々に寄せる方法に腐心する必要があるのですが、1つは餌の選択とブレンド方法そしてタッチの仕上げ方だと思うのです。それが上手く合致させることが出来ると爆釣となるのですが、そうは上手く出来ませんのでベテラン釣り師の釣り方を研究させて頂くこととなります。


 実は今日は餌を3回+1回作ったのです。団子餌を3回とグルテン餌を1回作ったのですが、どうも全て失敗だったようです。バラケを押さえて底で食わせるべき、締まりの良い餌で釣り始めました。とても良い当たりは出るもののカラツンになってしまいます。これは1つに時間の経過と共に締まりが良すぎた餌の特徴です。もう少しソフト感の残る餌を作る必要がありますが、風が強いためにソフトに仕上げると振り込みで落ちてしまいますのでどうしてもしっかり目となっていました。
 そこでもっと粘りを出してソフトに仕上げる餌にしてみました。こちらの場合は反対に当たりが遠くて、やっと当たったとしてもカラツン率が高いのです。途中グルテン餌を試してみたのですが、軽めに作ってしまったがために餌が保たなくなってしまいました。そして最後の団子餌ですが、締まり具合の強さと同時にバラケ性を強くしてみたのですが、そのままでは底まで餌が保ちません。そこで若干の粘りと水分を多くしてソフトさもプラスしてみたのですが、こちらも何故かカラツンばかりとなってしまったのです。


 今回はいつもの寄せを重視した餌作りから、大助狙いにシフトした餌作りだったのですが、私の釣り方には合っていなかったのかも知れません。結果的にたった11枚で終わってしまったのです。
 ただ私のポイント前は底がとんでもなく荒く、少しズレると30㎝程も段差があるのです。少しずらすとなじみが出ず、少しずらすと水没してしまいますから、同一ポイントに落とせない未熟さもあるのでしょうが、底が明らかな右下がりの斜めになっていて、その途中を釣っている感じでした。竿の尺数を変更しても同じような右下がりになっていましたので、実際釣り難いポイントに入ってしまったのです。この場合高い方が低い方がどちらを選ぶべきだったのでしょう。


 今日は水温を測らなかったのですがとんでもなく暖かくて、手洗水がまさにお湯のような暖かさに感じました。この水温の上昇も原因として狂わせてしまったのでしょうか。うどん餌の人には当たりすら出なかった様子です。


 今回も2枚長寸大会と致しましたが、1枚目は強制登録として2枚目は自由登録で入替なしです。この2枚目の登録がなかなか悩ましいのです。このサイズあれば登録しようとしても後でもっとデカいのを釣り上げて悔しい思いをしてみたり、思惑通りのサイズが釣れななく、また誰かが先に測ったサイズを耳に届いてしまうと、それ以上のサイズが釣れない限り登録しないなんて事にもなってしまいます。結果的に2枚目の登録出来ずに賞を逃がすなんてことにもなってしまいます。
 まぁそれも勝負感といいますか勝負運でもありますので仕方ないといえば仕方ないんですけど、今回は終了時間まで気を緩めないためにも、最後の30分1回のみ入れ替えありとしたのです。何とその30分に入れ替えて入賞を果たした強者がいるのです。さすがですね!!


 1位 西垣さん 1人だけ2枚で80㎝越えですから凄いですね。

 2位藤田さん(真ん中のブルーの紳士です)

 3位 菱田規定委員長

 4位竹藤副会長




 さて今回の結果です。


 1位  西脇   80.9㎝    3ポイント
 2位  藤田   79.5㎝    2ポイント
 3位  菱田   75.6㎝    1ポイント
 4位  大西   74.0㎝    0ポイント



 1位  西脇   38.1 42.8   80.9㎝     200
 2位  藤田   40.4 39.1   79.5㎝     100
 3位  菱田   39.0 36.6   75.6㎝     500
 4位  大西   35.4 38.6   74.0㎝     200
 5位  川久保  35.0 38.0   73.0㎝     100
 6位  大山   33.8 38.7   72.5㎝     200 ビッグ賞
 7位  竹藤   36.9 35.6   72.5㎝     500 時間差
 8位  近藤   35.7 36.6   72.3㎝     100
 9位  村田   34.4 36.8   71.2㎝     100 ミニマム賞
 10位   吉井   36.0 35.0   71.0㎝     100
 11位   吉村   34.3 39.3   70.6㎝     500 ブービー賞
 12位   松本 伏 34.9 35.5   70.4㎝     200
      村田 紅 37.6              500
      松本 淀 35.8              200
      小野   35.3              1000