両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池釣行記 2月1日(土)曇一時晴

 いつもなら日曜日の釣り大会を前にして開催池に釣行しているのですが、今回はいつものホームグラウンドである淀の釣り天狗池が、臨時休業の可能性があるとのことを事前情報で聞いていましたので、さてどこに釣行しようかと考えあぐねていました。
 取り敢えず覗いてみて開いていればそのままに、もし閉まっている場合は王仁公園新池釣センター(わにこうえんしんいけつりセンー)か岩田池にでも行こうかとも思っていたのです。王仁公園でわにこうえんとはなかなか読めないですよねぇ。
 王仁公園は比較的近いこともあって訪問しやすいのですが、うどんは限定場所もあるのですが基本自由池となっていますので、両うどんは異端といいますか昨今の池事情としましては、自由池の方がメジャーとなっていますので、私のような両うどんの底釣りをしている身になれば、とてもマイナーであるのと同時に肩身の狭い思いをするわけです。そんなところは何となく喫煙者の感覚に似ているように思うのですが、自由釣りをする人達に対する単なるひがみにも似た嫉妬心でしょうか。
 とはいえ、底釣りであれば団子餌も使うのですからいい加減な話で、何が何でも両うどんの底釣りでなければという、一本筋の通った釣り師とは一線を画するのであります。


 その昔の野武士のような両うどんの底釣り師からみると、なんと軟弱者かと蔑まれることでしょうが、団子餌で攻められている池ではやはり両うどんの釣果は負けることが多く、特に厳寒期ではなかなか難しいのです。反対に盛期になると団子は寄り過ぎて底釣りは成立しなくて困ってしまいますが、うどん釣りと団子釣りが混在すると釣れる事は釣れるのですが、その差は歴然としてしまうことが起きてしまいます。やはり団子餌の集魚効果には優れもので、幾ら頑張ったとしましてもうどんに付着している程度の集魚量では、打ち負けてしまうのは致し方ないところでしょう。
 ただ団子池が良く釣れるとは限らないところが面白いですよね。団子池でもうどん池でも釣果に遜色がないと思うのですが、両者が会い乱れると団子に部があるように感じるのです。


 王仁公園は収容力に比べて駐車場が狭く、私のように朝が遅い者にとってはどうしても足が遠のいてしまい、なかなか訪問する機会もなかったのです。また岩田池もとても近いのですが、プール然とした佇まいも何となく気持ちが萎えてしまうのと同時に、トイレ事情が悪すぎてそれだけでも閉口してしまいます。
 他にも今時不整備で不潔感が漂うようなトイレ事情を抱えている池があります。比較的郊外に釣り池は存在していますので、簡単に水洗トイレに変更するのは難しいのかも知れませんが、浄化槽を整えるだけで改善出来ますので最低限水洗設備が整っていなければ、女性客を呼ぶことは先ず無理ではないでしょうか。池によっては男女を分けたトイレを設置している池がありますが、それでも女性トイレはまだしも男性トイレは見る影もないなんてところもあります。只でさえヘラ釣り師が減っている現状を考えますと、いち早く改善出来た池ほど客足も安定しているのではないでしょうか。


 色々なことを考えながらどこに行こうかとかんがえているわけですが、王仁に行こうか岩田に行こうかあわよくば釣り天狗が開いているのか、王仁への思いも強いのですが如何せん駐車場が狭いために、王仁まで行って駐車スペースに空きがないなんて事があると、一気にやる気が失せてしまいますのでさらに迷うこととなってしまいます。
 増して先客のベテラン釣り師の中に割り込むような大胆さも持ち合わせていない小心者ですから、コソコソと隅の方でお茶を濁すことが出来ればと思うのです。とはいえ爆釣を演じながら大助も狙いたいと欲張りな思いも隠し持っているわけで、極力目立つことのないようにしてそれでも大助を釣り上げたいと、それなりに虎視眈々と狙うのであります(笑)。


 などと色々と考えながら淀の釣り天狗池に到着すると先客が見えるじゃないですか。なんだ開いてる!ってことでいつもの釣り天狗池での釣行となりました。


 今日の天気予報は北西の風が強いとのこと、しかし池ではどうも西風が強そうです。これでは大池のいつもの場所には甚だ釣り難くそれにも増して寒そうです。運良く大池の屋根下が空いていましたので、風寄席になる絶好ポイントを確保することが出来ました。
 ただこの場所当たりはあまり釣れないんですよねぇ。


 取り敢えず釣り開始して数投目に早くも釣れてきます。今朝の水温は12.5度ですから釣れていいはずです。ただ先客の話し声を聞いている限りでは当たりが出ない様子です。
 こんなジャミが活発に動いているようで、綺麗な当たりで乗ってこない時間が続きました。

 なんやかやと苦労しながらも1枚ずつ数を稼いでいきます。同行者もそれなりに釣っている様子です。

 私の今日1がこのヘラブナですが、今日は尺前後ばかりでこのヘラブナも尺1程度でそれが最大だったのです。

 そしてめまいが残る中で同行者が引っかけた浮きの回収です。人が苦労しながら舟に乗っているのに気楽に写真を撮っているではないですか(T.T)。

 なんやかやと苦労しながら、またいつものように午後から中弛みになってしまって、当たりが出ても乗らない時間が続きます。3時前に1枚釣り上げて25枚を数えて終了となりました。
 しかしこんなサイズばかりを釣っていては明日の大会ではランク外確定です。さてどんな攻め方にスイッチしますかねぇ。