両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 清風池 釣行記 1月18日(土)

 冬期はとても厳しい池ですが、いつもの淀の釣り天狗池ではどうしても安直な釣り方になってしまい、工夫が足りないといいますか、ある意味ではこの時期でもある程度は釣れる事が確信出来ましたので、武者修行のつもりで清風池に訪問しました。
 とても良い天気だったので寒さもそれ程厳しくありませんでした。ただ風が強いとの天気予報でしたので、浮き桟橋で9尺の短竿で釣ることと致しました


 今の時期の清風池は、多くても10枚には届かないと思っています。清風池に良く行かれているベテランさんのお話をお聞きしますと、7枚~8枚がやっとだったようです。私なんか昨年の12月21日(土)にはたった4枚しか釣り上げる事が出来なかったのです。それもホントに苦労して苦労してやっと当たりが出るようになったのですが、それもまた長く続かずに終了となってしまったのですから、足が遠のくのは当たり前で春までは訪問しないようにしようかと思っていました。ところが池主さんから年賀状を頂きましたので、いつもいつも会としてご無理を言っていますので、新年のご挨拶かたがた訪問することと致しました。


 いや・・・実は清風池で撃沈しても、翌日淀の釣り天狗池で精進落としのように、ある程度釣ることで精進落としをする算段ですからいい加減な話です(笑)。
 清風池に行く場合は天気予報を確認する事は忘れてはいけません。滋賀県は関西地区でも雪国扱いですから雪の確率が高いのです。とはいえ今年は雪が少ないとのことですから、まだ安心出来る時期に訪問と軟弱な選択と相成りました。


 先ずは冬の渡り鳥セキレイが挨拶に来てくれました。

 団子餌を作ったあとに少しこぼれた餌を食べていきましたが、直ぐ側まで平気で来ていましたので、心優しい釣り人になれているのでしょうね。


 さて今回の釣果ですが、やはりとんでもなく厳しい状態でした。打てども打てども当たりを返してくれません。必死になって打ち返しているとやっと1枚釣れてくれます。


 ナント午前中はこの1枚で終わってしまいました。その後清風名物のカレーランチを食べて午後から仕切り直しです。
 餌を作り直して再度餌打ち開始です。その段階で再度床取りをし直したのですが、ほんの少しズレると床の段差が20センチもあります。今日の渋い状態では少しでも浅い方が良いと判断しましたので、浅い方をポイントにして午前よりも打ち返し回数を早めます。やっと触りが出て集まりだしたのを感じます。


 結果的に餌の状態とポイント選びも正解だったのでしょう。午後からは当たりも出て10枚を数えることが出来ましたが、トータル11枚は確かに今日の清風池としては上出来でしょう。しかし少なくとも20枚は釣り上げたかったので、ヘラブナ釣りとしては満足出来ません。


 池主さんからはランチの折に5枚を目安にと事でしたので、ツ抜けが出来たことで取り敢えず及第点でしょうが、なかなか厳しい1日となりました。回りでも釣れている様子が少なかった印象があります。
 ただ清風池は良いサイズのヘラブナが放流されていますので、35㎝以上が釣れてきます。今回も1枚だけでしたが40.6㎝の大助が釣れましたので、少ないながらも少しは満足出来た点でしょうか。


 次の釣行は3月の予定です。それまでは淀の釣り天狗でお茶を濁そうと思いますが、どこかでまた訪問して、清風池の強い引きをしてくれるヘラフナに会いたくなることでしょう。