両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 いよいよ夏本番・・・怖いですねぇ

 今週か来週には梅雨も明けて、とんでもなく暑い日本の夏が始まろうとしています。当然パラソルは必須であるのは間違いなく、炎天下でのヘラブナ釣りは命の危険をも伴う危険なレジャーと化してしまいます。怖いですねぇ恐ろしいですねぇ。


 私的には、真夏は鮎釣りと決めていたのですが、昨今は鮎釣りの回数も極端に減ってしまった感はあります。清流に踏み入れて涼を取りながら、あの強い当たりで走らされる快感は、ヘラブナ釣りでは味わうことが出来ないものですが、強い当たりに糸切れや身切れを防ぐために、足場の悪い河原を走らされるような取り込みは、流石に難しと感じる歳となってしまいました。確かにトロ場などで泳がせ釣りであれば、掛かり鮎に走られることはないのですが、強い流れの急瀬の中で足を踏ん張ってガガーーンと掛かる強い当たりで、勢いよく走らされるのはそろそろ怖いと感じだしています。でもそれこそ鮎釣りの醍醐味だと思っている私には、トロ場での釣りは性に合わないのであります。
 ただ激流に足を踏ん張ってドカーンと掛かって来る鮎の衝撃は、何ものにも代えがたい快感であるのは間違いなく、ヘラブナの大助を掛けた程度では表せられないものですが、衝撃に耐え得られずに大きな川で流されてしまうと、この世とおさらばすることとなってしまいますからねぇ。命がけの遊びは辞めた方が良いに決まっています。ハイ。


 片やヘラブナ釣りは静の釣りですから、激流の瀬の中に立つような鮎釣りとは随分違っているように感じますが、その実態はヘラブナに対する戦いを挑み続けているのです(笑)。
 いつか食ってくれるのを待つなんて悠長なことではなく、当たりが出ないのなら出してやろう。食わないのなら食わせようと、静の釣りではなく動の釣りを繰り広げているわけですが、見た目はあくまでも静の釣りを演じているわけですから怖いですねぇ(笑)。


 とはいえ、真夏の炎天下の中で幾らパラソルをしていたとしても、暑くてたまらないわけです。工場用の扇風機を持ち込む猛者も居ますし、職人用の服の中を風が通るように扇風機を仕込んだ上着を着ている人もいます。私もとても興味を持つのですが、如何せん高価な装置は手が出ずにいます。
 そんな中で食指が動くのが、パラソルに取り付ける簡易型の扇風機ですが、蒸し暑い風が吹いているだけでは余計暑苦しいと思いますのでまだ手が出ていません。買ってから失敗だったなんて思いたくない小心者です。


 ある猛者は、半袖半ズボンで頑張っていますが、どう見ても日焼けで酷いことになっている様子を見ます。やはりどんなに暑くても長袖長ズボンは絶対ですし、色も熱のこもりにくい白色が絶対です。
 同時に日焼け対策もすべきで、別にシミ対策は今更遅いと思いますが、皮膚ガンだけでなく老化が進みすぎないようにすべきではないでしょうか。私的には日焼けするとその夜が熱がこもり、身体が辛いと感じますのでUVカットを塗り込み、日焼け防止のマスクを付けています。釣りの時間中は暑く感じますが、終わってからが随分と楽なんです。日焼け対策としてだけでなく冬場は防寒対策として、年中マスクと帽子にサングラスと完全防備で取り組んでいますが、そんな様子を見ると人に恐怖を与えているかもです(笑)。


 暑さ対策として釣り堀でも夜間を開放して、夜釣りをさせてくれると随分と楽なのにと思うのですが、夜の釣りをすると昼間が釣れなくなるとか聞きます。でも真夜中は別としても通常営業の終わる夕方4時くらいから12時くらいまでの夜釣りをすると、案外人が集まるのではないかと思うのですが駄目ですかねぇ。真っ暗な中で電気浮きを見つめ、どこからかバシャと水音が聞こえてくるなんて、面白いと思うのですが・・・
 野釣り組は、真夏の夜釣りへとしゃれ込むのでしょうが、私はいたって気の弱いものですから、蛇やムカデは勘弁願いたいですし、針が何かに掛かってヌーッと引き寄せてくると、片腕でも上がってくるのではないかなんて思うと、とんでもなく怖くて気持ち悪いですから逃げ出したくなってしまいます。
 だって決まって釣り人がそういう場面に遭遇するではないですか・・・昼間ならまだしも、、いや昼間でも腰を抜かしてしまって釣りどころではないですけどね(笑)
 ある釣り場では、おばあさんが針掛かりして上がってきたようです。夜の内に池に落ちてしまっていたようですが、怖いですねぇ恐ろしいですねぇ。それから夜間入れないように防備されていますが、入ろうと思えば入れてしまいますからねぇ。他の池ではそんな事故は起きていないんでしょうか。


 以前は海の半夜釣りとして渡船を利用して磯に上がっていました。夕方の4時頃から渡して貰い釣りの準備をして、6時頃から薄暗くなる時間帯をピークに黒鯛釣りを楽しんでいましたが、回りが薄暗くなり遠くにイカ釣りの漁り火が見え出すと、快調に釣れているにもかかわらず何となく寂しい思いをしたものです。そんな時に限って遠くから雷が鳴り出して、逃げ場のない磯の上で怖くて震えていた記憶があります。当然雷の落ちるカーボン竿は竿袋に仕舞い込んで迎えの舟をひたすら待っていた記憶があります。
 反対に朝早く3時頃のまだ真っ暗な内に磯に渡り、釣り準備をして電気浮きを付けて釣り出したとしても、徐々に明るくなる海を見ているとなかなか爽快で、気持ち良く釣りが出来ていたものです。やはり人は明るい間だけの健全な釣りをすべきなんでしょうね。


 人は夜間の闇が怖くて、その闇を魑魅魍魎の世界としていましたが、夜の闇は陰陽師安倍晴明の世界ですから近寄らない方が良いわけで(笑)。


 ヘラブナ釣りに話を戻しますが(笑)、少しでも涼しくなる対策としては、パラソルだけでなく、水面からの反射を押さえる必要があります。実は最近釣り用ではなくて、キャンプ用品に簡易なクリップ止めのパラソルがあります。それをパラソルの軸に止めることで、水面の反射を押さえることが出来ます。少しでも快適に釣りが出来ると、今日もまた楽しい釣りだったと満足がいくというものです。
 これからも日焼け対策や暑さ対策をして、怖い目に遭わないようにヘラブナ釣りを楽しみたいと思うのであります。



アウトドア&スポーツ ナチュラム

脅威の保冷能力「KRクールBOX 最強 冷え冷えセット」