両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 環境問題と車

 ヘラブナ釣りでは道具類も多くあり、釣り場が郊外ということもあって否応なしに自動車を利用することになります。その自動車の利用方法について少し・・・。


 今は徐々に電気自動車が増えていますが、まだまだ充電時間の長さや巡行距離の短さで普及には至っていませんが、ハイブリット車が全盛になりつつあるとしても、まだまだガソリン車や軽油車が多いはずです。


 私自身実はガソリン車に乗っているのですが、ハイブリットとの価格差を埋めるほど走らないので、少々ガソリンが高騰しているとしてもまだ安く乗れています。


 そのガソリン車ですが私は心細いという小心者ですから、早め早めに給油しているのですが、残量の警告ランプが付くまで走り、ランプが付いてから給油する強者もいます。


 どこまで本当のことかは知りませんが、ガソリンは各種冷却に利用されているようで、燃料システムの冷却、燃料ポンプの冷却とかに利用しているため、ガソリン量が減った状態で走り続けると、燃料インジケーターに負担が生じ、触媒コンバーターや燃料ポンプに悪影響をあたえるというものです。


 ホントかなぁ・・・なんて思いもあるのですが、無理にガソリンの残量が減るまで走り続ける必要はなく、実際使用するガソリン量に違いがないのですから、早め早めに給油すればいいと思うのですが、実は反対にガソリン量は少なくしている方が、車体重量が減るので燃費が良くなりタイヤの摩耗の量も減るというものです。


 いわれればそうだろうと思うのですが、それほど神経質になる必要はないのではと思ったりします。


 その昔はバッテリーは使い切ってから充電するのが良く、途中で充電を繰り返すとバッテリー容量の100%まで充電できなくなるとされていました。しかし最近になってスマホの充電も20%~80%の間で使用するのが、バッテリーに負担を掛けないので良いとされているのです。


 コレもどこまで本当だろうと思うのですが、最近のスマホはとても優秀である程度減った状態から充電を開始すると、バッテリーに負担を掛けないために低速充電をするようになっています。


 電気自動車でも同じですが高速充電を繰り返すと、バッテリーに負担が掛かり寿命を縮めてしまうのです。


 素人が考えているよりメーカーは先に進んでいて、バッテリー容量を如何に減らさないか、如何に寿命を延ばせるかを考え続けられていてその対策が既にされているのです。


 電気自動車も急速充電する場合は80%までしか出来ないようになっています。電気容量の少ない自宅充電で始めて100%充電が出来るようになっているのもそのためでしょぅ。


 ガソリンの消費量を減らすためにアイドリングストップがあります。実際どの程度の節約になるのかはとても微妙で、15秒以上エンジンが停止していなければ節約にならないのです。ところが信号で長く停止していると再始動を勝手にしてしまいます。それはエアコンが動いているためでしょうが、バッテリー残量を減らさないための策ではあるのですが、思った以上にアイドリングは止まってないのです。


 反対に右折時などでストップすると、この場合もエンジンが停止していますので、車が途切れて直ぐに動き出そうとしても、エンジンが掛かってからのスタートになりますので、ワンテンポ遅れてスタートしてしまうことになります。


 実はコレがとても危険で、途切れたので今のタイミングで出れば間に合うはずが、ワンテンポ遅れたために衝突してしまうなんて事にもなりかねません。


 実際新しく売り出されている車にはアイドリングストップ機能が付いてない車が増えてきました。極端な渋滞などは別として通常の街乗りであれば、アイドリングストップ機能を停止しておく方が安全でストレスも感じません。


 AT車で長い下り坂になるとフットブレーキを多用される場合があります。乗用車ではトラックやバスではないのでそれほど加熱もなく、ブレーキが全く効かなくなることは少ないのですが、エンジンブレーキを使用しないで長い下り坂を下り続けると、ブレーキの効きが悪くなってしまいます。


 最近のAT車は1.2.3.Dとギアーがなく前進はDだけだったりします。そうなるとATでのエンジンブレーキは期待できないのですが、もしスポーツモードが備えられている場合はスポーツモードにします。スポーツモードでは高回転までエンジンを回せるようになるのですが、下り坂ではそれを反対に利用してエンジンブレーキが掛かるのです。絶対とはいいませんので一度試されると良いと思います。


 またブレーキがきかなくなる現象をフェード現象と習っていたと思いますが、その場合ブレーキの多用でブレーキパッドが高熱となり、その熱がブレーキフルード(ブレーキ液)に伝わり気泡が出来るためと習っていたと思うのですが、実は気泡が入ってブレーキがきかなくなることをベーパーロックといいます。


 フェード現象は同じようにブレーキの多用で高温になることで起きますが、高温になったブレーキパッドとローターの間にガス膜が発生してブレーキがきかなくなる現象です。


 フェード現象はブレーキの使い方ですが、ベーパーロックはブレーキフルードの交換である程度防ぐ事が出来ます。あまり古いブレーキフルードを使い続けるのは良くないので、定期的に交換するようにして防ぐようしましょう。


 ヘラブナ釣りは私も含めて高齢者が増えています。自動車の点検もおざなりになり場合によっては人任せになってしまいます。少なくとも定期点検をして万全な状態で使用するようにしましょう。とはいっても私のように車検を通してからオルタネーターが故障して、パワーハンドールが停止し自走できなくなってしまったのです。それも釣行時の朝にです。JAFを呼んで車の移動をお願いしたのですが、結局は廃車となってしまいました。


 オルタネーター・・・昔はダイナモっていってましたよね。って事で少し調べました。ダイナモは直流電流でオルタネーターは交流電流とのことです。へーーーっ、知らなかったなぁ。でも実際車で使用される電気は直流なので交流から直流に変換されている事になります。なんでわざわざ・・と思ったらオルタネータの方が発電能力が優れているとのことで、最近の車は電気使用量が極端に多いために使われるようになっているとのことでした。


 夏場に比べて使用量は減るのですが、寒さでバッテリーの性能が落ちます。出かけた先で立ち往生なんて事にならないためにも点検は必要ですね。


 ところで環境を考えて電気自動車が使われるようになっているのですが、実は海洋汚染としてマイクロプラスチックが話題になりますが、あまり話題にされていなかったのがタイやのゴムです。アスファルトによって削れたタイヤクズは、雨によって流されやがて川や下水に流れ込み海を汚しているのです。海を汚染しているマイクロチップのなんと28%がタイヤクズです。


 タイヤが減ったから交換・・・誰でもしていますが、削れたタイヤのクズはどこへ行ったのかなんて殆どの人が考えてないのです。現代社会として環境問題を取り上げていますが、ガソリンから電気へと意識が変わりだしたとしても、何のことはないタイヤクズについては、誰もが目をつぶったままで対策が考えられていないのです。それでいて環境を語っているのですから全くお笑いぐさですね!!。