両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り こむら返りと筋肉の収縮

 こむら返りとはよく聞くフレーズですが、筋肉の収縮が起きたときにこむら返りが起きたとの表現は実は間違っています。こむらがえりのこむらとはふくらはぎのことで、実は私は1度も経験した事がないのですが、就寝中などにふくらはぎの筋肉が酷く収縮する状態を言います。


 基本的な対処法はゆっくりとふくらはぎの筋肉を伸ばすようにすれば良いのですが、足を伸ばして座り指先を引っ張ることで伸びます。但し歳と共に身体が硬くなっていると指付きを引っ張ることは容易ではありませんので、立ち上がって痙攣している方の足を後ろに伸ばし、足裏全体を床に付けて身体を前に傾けることで、ふくらはぎの筋肉や筋を伸ばすことが出来ますので痙攣を和らげることが出来ます。ただ急激に伸ばすのは危険ですから、少しずつ伸ばすようにして下さい。
 また温めることやゆっくりと揉み解すことも有効ですが、余りにも頻繁に起きる場合は、病的な要因が考えられますので、こむら返り程度と軽く考えないで必ず病院へ行くようにしましょう。基本的には電解質の不足とされていますが、糖尿病など


 整形外科医によるこむらがえりの説明を載せておきますので参考にして下さい。
http://www.harima-hp.jp/shikkan/seikei/sshikkan00023.pdf


 また筋肉の収縮は足の指、手の指、その他筋肉のあるところで筋肉の収縮が起きてしまうことですが、パーキンソン病など病的なもの以外でも簡単に起きてしまうことがありますが、一過性のものであればこむら返りと同じように、痙攣している筋肉を伸ばすことで緩和することが出来ます。こちらの場合も電解質不足で起きる場合や水分不足による熱中症でも起きてしまいます。


 実はこの時期でも知らず知らずに水分不足に陥っている場合があります。特にヘラブナ釣りでは屋外にいますので、汗をかいていたとしても空気が乾燥気味になっていますので、汗を書いている意識が薄くて水分と塩分が減っているのに気がつかないんです。


 竿を持ってのどこかに指、特に親指が多いと思いますが、痙攣を起こした場合は直ちに水分の補給をするようにしましょう。但しビールやコーヒーは利尿作用がありますので水分補給には適していません。


 またヘラブナ釣りではスノコや釣り台に座り続けていますので、筋肉が動かない状態が長く突いています。それによって身体全体のリンパの流れや血液の流れが悪くなっています。一番に気をつけることはエコノミー症候群ですから、定期的に立ち上がり歩くことを意識する必要があるのですが、ヤカンのこむら返りや痙攣を起こさないためにも、帰任句を解す意味を込めて少し歩き回ることもとても重要になります。


 残念ながら人は誰でも歳を取ります。知らず知らずに高齢者の仲間入りをしていますが、自分はまだ若いと思い込んでいます。しかし現実的身体能力は間違いなく衰えていますので、意識した対応をしていつまでも元気にヘラブナ釣りが楽しめるようにしたいですね。