両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 彼岸花が咲き出しました

 暑さ寒さも彼岸までと京都では言われてきましたが、今年に限ってはまだまだ暑い日が続いています。多分どこかでガラッと変わる日が来るのだろうとは思いますが、暑い日が続いていると雪が降るような寒い日が来るなんて想像が出来ないですよね。


 反対に寒くなるとクーラーが必要になるほど暑い日は想像できませんから、人間は案外上手く暑さ寒さに順応しているのかも知れません。


 釣り場への行き帰りで彼岸花を見かけるようになっていると思うのですが、彼岸花を持ち帰らないのはどうしてでしょう。見方によってはとても綺麗な花ですが、誰も摘み取って帰ろうとはしません。


 店の新装開店に飾られる花を抜いて持ち帰る風習というか、そんな地域があるようですが、早くなくなるほどその店が繁盛するなんて言いますが、そんなのは持ちが得る側の勝手な論理ではないかと思うのですが、真相は胴なんでしょうね。


 そんな花を持ち替える文化があるとしても、この彼岸花だけは持ち帰らないのです。案外知られてないのが彼岸花には毒があるということです。ただしその毒も球根にあるのであって、茎から切って持ち帰っても何ら毒の成分はないされていましたが、実は全草に毒の成分が含まれているのです。


 ではどうして道端などに彼岸花が咲いているのかです。毒草なら刈り取った方が良いはずですが、そのまま同じ土地で毎年花を咲かせています。


 実は彼岸花には毒があるために害獣であるモグラやネズミが寄らないようにしていたのです。また墓場にも多く咲いているのは、その昔は土葬でしたので故人を守るために、彼岸花を敢えて植えていたとされています。


 ただそこで矛盾が生じます。彼岸花が咲くのは9月の後半です。人が亡くなるのには季節は関係がないんです。春に亡くなったとして土葬した場合は、守るべき花がないのですから荒れ放題なんて事に・・・。


 そういう意味では何となく違うのではと思うのですが、真相をご存じな方は是非教えてください。


 彼岸花の話が長くなってしまいましたが、地上では秋に切り替わる時期ですが、水中では2週間程度は遅れて秋がやってきます。海では1ヶ月程度のズレがありますので、漁師などは新正月は漁に出て旧正月に休むのです。
 ただ池の水は海よりも少ないので季節が変わりやすい傾向にあります。ただ水温は簡単に下がりませんのでずれが生じるのですが、秋の長雨が降ると一気に秋に切り替わってしまいます。


 その様子の1つの目安が彼岸花で、鮎釣りをしていた頃は、彼岸花が咲き出すと川の水温が一気に下がり、川の中に立ち込むととても冷たいと感じるようになるのですが、池だと少しズレますが雨が降ると秋本番を迎えるのです。


 彼岸花が咲いて秋の長雨が降ると、池の中は一気に秋に切り替わりますので、ヘラブナの食いも一気に変わります。爆釣の季節到来ですからヘラブナ釣りの好機となる目安ですね。