両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り ヘラブナ釣りはSDGsな釣りか

 国連ではいろいろなことが決められているのですが、身近な話題としてはSDGsでしょうか。SDGsは持続可能な開発目標のことです。


 国連の文章をそのまま載せると次のようになります。


 SDGsとは、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指します。SDGsの目標は相互に関連しています。誰一人置き去りにしないために、2030年までに各目標・ターゲットを達成することが重要です。



目標1 あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
目標2 飢餓をゼロに
目標3 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
目標4 すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
目標5 ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
目標6 すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する
目標7 手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
目標8 すべての人々のための包摂的かつ持続可能な経済成長、雇用およびディーセント・ワークを推進する
目標9 レジリエントなインフラを整備し、持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
目標10 国内および国家間の不平等を是正する
目標11 都市を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
目標12 持続可能な消費と生産のパターンを確保する
目標13 気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
目標14 海洋と海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
目標15 森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
目標16 公正、平和かつ包摂的な社会を推進する
目標17 持続可能な開発に向けてグローバル・パートナーシップを活性化する


 この中で釣り師が直接的に関係のある部分は飢餓でしょうか。飢餓とは食べられるものが無い状態ですが、ここである例を挙げると理解しやすいと思うのですが、牛肉のステーキ肉があります。1㎏のステーキ肉を作り上げるのに必要な穀物は25㎏で水が15,000リットル必要です。


 牛は生き物ですから当然食物の大半は生命の維持に使われます。食べれば食べるほど肉の量が増えるというものではないので、視点を変えると1㎏の食料を得るために25㎏の穀物と15,000リットルの水を無駄にしていることになります。


 もし1㎏のお肉があったとして1食200g食べても5日間しか食べることが出来ませんが、穀物が25㎏仮にトウモロコシだとすると1食に1本のトウモロコシを食べればお腹いっぱいですから、トウモロコシ可食部分は130g程度ですから25㎏の穀物を消費するには192日間必要です。水は1日2リットル消費したとすると7,500日分となります。


 実は世界では脱肉食が起きているのです。アメリカでのレシピサイトでは肉料理の掲載がされなくなっています。あの有名なアカデミー賞での昼食会でもビーガン料理のみとなっているのです。


 但し偏ったビーガンは危険で、ロシア人の女性が果物だけを食べて水すら飲まなかったが39歳で餓死してしまいました。何でも行きすぎは危険ですから注意しましょう。


 ある釣り人は海釣りをする人ですが、自然の魚は食べないといわれています。海の釣り堀で釣れる養殖魚しか食べないというのです。自然界の魚を食べないことで資源を守るとの意思表示です。


 最近海釣りでもキャッチアンドリリースが当たり前になってきました。私は釣りをするとついつい持ち帰って食していたのですが、少しでもSDGsに協力するとすれば、やはりキャッチアンドリリースをすべきだろうと思うようになりました。


 そこでヘラブナ釣りを見直しますと、元々が養殖魚であり釣っても即放流しますので、SDGsの精神に則っているのではと思うのですが、こんなのは良い方に取り過ぎているのでしょうか。


 そうそう養殖資料も魚粉の高騰を受けて昆虫を与えて育てるようになっています。その昆虫はミルワームという虫です。熱帯魚や鳥などの餌に使われる虫ですが、食糧難を救うのは昆虫食だとされていますが、虫を食べるのには抵抗感があったとしても、虫で育てられた魚を食べるのには抵抗感は少ないと思うのです。


 でも考えると日本人は案外虫を食べているのです。蜂の子やイナゴの佃煮はそれこそ昔から食べられていたはずです。虫とはいいませんが糀菌を使って味噌醤油そして酒と、発酵技術を利用した食物が作られていました。乳酸菌を利用した野菜の漬物はとても身近です。へしこ等も魚の漬物ですよね。


 あっ!こうじには「糀」と「麹」の文字がありますが、違いは至極簡単で米偏は日本の漢字で麦偏は中国産の漢字です。


 あちこちと話が飛んでしまいましたが、ヘラブナ釣りは食糧難には関係の無いところで・・・・と思いたいのですが、魚粉を使って養殖しているとすると資源に影響を与えているのかも知れません。


 電気自動車の時代が直ぐそこに来ていますが、電気は原子力以外は化石燃料を燃やして発電しています。だとするならそのままガソリンを使って車を走らせた方が効率的だと思うのです。
 環境破壊を減らす優等生は飛行機です。電車は軌道が必要ですから環境破壊をします。自動車も道が必要ですから同じように環境破壊をします。ところが飛行機は途中の軌道や道が必要ではないので環境を破壊しないのですが、温室効果ガスの排出量は1人当たり自動車の4~5倍も排出しているのです。
 では何が一番環境にいい乗り物かですが、動力を使わず風だけで進むヨットとなります。あまり実用的ではないですけどね(笑)。


 しかし色々な事をいう人たちがいますが、あのダイオキシン騒動の時のように誰かが仕掛けた物のように感じます。温室効果ガスの買取制度なんてのも間違いなくどこかのシンジケートが小河いているのではと思いますが、何となくおかしな時代に突き進みそうです。