両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣天狗池 釣行記 2月26日(日)

 またまた釣り天狗池です。今日は北風の予報が出ていましたので北側に勢揃いです。

 他のメンバーは畑側と小池に分かれます


 来月の第一日曜日にはまたまた月例会を開催しますので、その前準備というか探るための釣行です。しかしこの池に来てから多分10年は経つと思うのですが、未だにコレが正解と決められないでいます。
 ある程度の釣果を得る方法は解ったのですが、それを続けても大助サイズが釣れないので、小大会では全くといって良いほど入賞が出来ないんです。ただ月例会の場合は3枚長寸ですから、1枚の大助を釣り上げても他のサイズが揃わなければ上位入賞は出来ないんです。反対に大助が出なくてもそこそこのサイズを揃えることが出来れば優勝も狙えますので、小大会と月例会は攻め方を変える必要があります。


 とはいえそうは上手いこと行きませんので、迷い続けた結果として昨年は混戦してしまいました。一昨年前は大助を狙うというより数釣りで、その中にある程度のサイズが混ざることで良しとしていましたので思った以上に優勝に結びつきました。
 ただそれでも他に大助が上がると焦ってしまいますので、数より型と作戦を変更したいのですが、私の腕では大助を上げることが出来ないでいます。ハァ・・・どうしましょ


 今朝は我が家の屋根から庭にまで雪が積もっていたのです。それは難しくなりそうとの予感と共に池に到着します。早速水温を測ってみると3日前より1.5度下がって11.5度しかありません。予想通りこれは難しくなりそうとの思いでスタートします。


 実は今日も竿は4度交換して攻めてみたのです。最初は朱紋峰 本式16尺で釣り始めたのですが、案の定簡単には当たりが出ません。取り敢えず先行者に負けじと餌打ちを繰り返します。しかし打てども打てども当たりが出ません。約1時間経ってやっと1枚目が釣れてくれました。
 そのサイズが32.6㎝と直ぐに追い越されるサイズですが、思ったよりなかなか追い越されずに12時過ぎまで暫定1位を続けていました。その後大西王位が32㎝を釣り上げます。


 ところが12時過ぎになって田中さんが37.8㎝と良いサイズを釣り上げてトップに立ちます。券寸場では長老達が頭を寄せて真剣にサイズの確認です。


 その後私が33.5㎝を釣り上げて更新するのですが、終了時間が迫る中で茶園さんが34.2㎝を釣り上げて2位となり私は圏外へ追い出されてしまいました。



 当たりが上手く出せずまた当たりが出てもカラツンと、どうも思い描いた結果に結びつきません。今日は特に風が強くそれも西風東風北風とめまぐるしく方向を変えて強く吹き続けます。そこでランチを早めに済ませて短竿のHERA X7尺に交換してみます。
 7尺の短竿ですから水中の様子がとても良くわかります。見ているとアッというまヘラブナが寄ります。餌を打つとその餌を追うように水中深く潜って行きます。ところが待てど暮らせど当たりが出ません。集魚効果が出ているにも拘わらず当たりに結びつかせることが出来ないのです。これはどうしたことかと思うのですが、底の水温が低いために潜る途中でブレーキが掛かっている様子です。


 短竿で当たりが出ないときほど待てないものはなく、硬式の朱紋峰 嵐月16.5尺に変更です。ところが硬式の竿の方が風を切り裂いて振り込むことが出来ません。どうも本式の胴調子の方がコントロール制が良さそうです。


 今度は細身のHERA Sの15尺に変更して攻めてみます。結果的にはこの15尺が良かったのですがそれは時間的なタイミングと重なったためであって、15尺が適していた訳ではないと感じました。


 今日は尺数の変更だけでなくまぶし粉の付け方やハリス長など、その都度変更しては当たりが出るか探り、当たりが続いて出ていた時もあれば、ピタッと止まってしまう時間もありと、一体どうしたら良いのだろうと思いながらもなんとか21枚の釣果でしたが、サイズは一向に伸びずに終了となってしまいました。


 苦労していたのは私だけでなく右隣の釣り座だった菱田規定委員長もカラツンに泣かされています。その向こうの小野会長は当たりが出るが上手く針がカリさせられずボーズで終了された様子ですが左隣の紅は3枚の釣果でした。


 しかし3日の違いでこれだけ違うのかと思うほど当たりの出方が違っていたのです。週明けからは気温も上がり出すとのことですから水温も徐々に上がると思われます。それに連れて釣果も伸びることだろうと思うのですが、来週は月例会ですが果たしてどんな結果となる事でしょう。