両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 当たりに即反応が出来ているか

 ヘラブナ釣りと直接は関係がないのですがふと思った事があります。ヘラブナ釣りをしている人は車の運転をされているとと思うのですが、日常的に運転をしていると危険な場面に遭遇することもあると思うのです。そんな時頭で考える前の瞬時にブレーキに足が乗り強く踏みつけているはずです。


 危険を察知すると、危ないからブレーキを踏まなければと判断しますが、危ないと判断して、次の動作は右足をアクセルから離してブレーキに移動させ、ブレーキペダルを強く踏み込む。この一連の動作を1秒にも満たない時間で完了させています。
 実際は1秒以上掛かっていると思いますが、意識としては一瞬の行動と感じています。それがいちいち脳の司令を待っていると間に合わないのではないか。そこで使われるのが反射神経といわれるものですが、実は反射と反射神経は別物なんです。


 熱いものを触って一瞬で手を引っ込める事は脳で熱いと判断していては遅いので、脊髄で判断して手を引きます。目に異物が入ろうとすると一瞬でまぶたを閉じますがこれも反射によるものです。


 では危険を察知してブレーキを踏む行為は反射なのか反射神経なのかですが、実は反射神経が関与しているのですが、反射神経とは脳の処理速度に関係があり、危険と判断して脊髄の神経から伝達されて動作に繋がるのですが、脊髄神経の速度には違いがありませんので、脳の処理速度が速ければ素早く行動に移すことが出来るのです。


 年老いた方が逆走したりアクセルとブレーキを踏み間違ったりするのは、この脳の処理が遅くなったことと処理が混乱してしまうことにあります。つまり逆走していても自分では正常運転していると思っているので、他の車から指摘されてもなかなか間違っていると判断が出来ないのです。


 またブレーキとアクセルの踏み間違いは、足が上手く動かないのもあるでしょうが、ブレーキを踏んでいるつもりがスピードが上がるのですから、間違って踏んでいるのですがその間違いが理解できてないので、再度ブレーキを踏み直すことが出来ないので、ブレーキのつもりでアクセルを踏み続けてしまいます。


 処理速度と間違いの訂正はとても重要ですが、ヘラブナ釣りをしている方が当たりが出るのに合わせられないとか、上手くポイントに餌打ちが出来ないと感じだした場合は、脳の処理に問題が出ているかも知れません。当然その反応は運転にも現れますので、免許証の返納も考える必要があるかも知れません。


 このところ良く当たりを見逃してしまうのですが、案外運転にも影響が出るのかもと思いますが、極最近自転車の飛び出しがあったのですが、とっさの判断で急ブレーキを踏むことが出来ましたので、まだまだ脳の衰えはなさそうですが、飛び出しなどないと思い込まない努力も必要だとつくづく感じました。運転技術も衰えはしても向上することはないのですから、自分は大丈夫だなんて根拠のない自信を持つのは禁物です。


 幾ら任意保険を掛けていたとしても人の命、自らの命、同乗者の命は帰ってこないのですからね。
 ご同輩の皆さんも油断大敵ですよ!!