両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り シニアの釣りと車選び

 実際問題として釣り堀で見かけるヘラ釣り師の年齢は高い傾向が見られます。それは実際にシニアが興味を引く釣りなのか、それともバブルを経験した人たちの遊び方なのか解りませんが、そんなに若い方達を見かける機会はとても少ないと感じています。


 仮に現年齢が40代だとして50代になるとヘラブナ釣りに興味を持ち出すのか解りませんが、単純に人工比率としての団塊の世代の人たちが多く居られるがために、結果としてシニアの方達が多くなっているのかも知れません。


 ところでシニアと称する年齢は幾つからでしょう。実は世界的な基準があります。国連では60歳以上をシニアと規定していますが、WHOの基準では65歳以上となっています。WHOも同じ国連の組織なのにどうして基準が2つあるのでしょうね。
 日本では65歳から74歳までを前期高齢者、75歳からは後期高齢者ととしています。


 ここで面白い統計を紹介しておきましょう。あなたは幾つからシニアだと思いますか?との問いに対して何歳と答えたかです。


 20代に聞くと平均62.7歳
 30代に聞くと平均63.4歳
 40代に聞くと平均62.6歳
 50代に聞くと平均63.5歳
 60~64歳に聞くと平均65.2歳
 65~69歳に聞くと平均68.0歳
 70~74歳に聞くと平均70.1歳
 75~79歳に聞くと平均71.2歳


 どうでしょう、この結果はとても面白いと思いませんか?。ある程度の年齢に達すると自分はまだシニアではないと思い、それ以上では既にシニアの仲間入りをしていることを自覚するようです。何れにしても還暦を過ぎてからの年齢との意識があるようですね。
 その昔といっても相当古くからですが奈良時代から戦後まで初老と称する年齢基準は40歳だったのですから、意識としての年齢は随分と上がった印象がありますね。これは平均寿命が延びたことと健康寿命も延びたためだろうと思います。周りを見回してもかくしゃくとしたお年寄りが多いのも現実ですからね。


 実はシニアという言い方はあまり使われていません。高齢者または老人が多く使われています。高齢者ときいて直ぐに思い浮かぶのが運転免許証の高齢者講習でしょうか。つまり公文書など公に使われる言い回しであって、あなたは高齢者ですねと個人を指すものではなさそうです。


 老人というといかにも年老いている印象を受けますが、老人福祉法という法律があるのですから公式な用語で老人医療や老人ホーム・老人介護として使われています。


 シニアも老人を指すだけでなくシニアパートナー・シニアマネージャーのように中間を指す意味としても使われていますので、なんとなくのイメージとしてシニアは前期高齢者を意味するような気がします。


 結果としてやはり人口比の多い団塊の世代がヘラブナ釣り人口としては多い事になるのかも知れませんが、この人たちが卒業をするとヘラブナ釣り業界はどのようになるのでしょう。やはり衰退の一途を辿ることになるのでしょうか。


 私自身あと何年ヘラブナ釣りが出来るか解りませんが、実は気に入っていたので8年間も長く乗り続けた車を今回乗り換えました。乗っていた車は随分と馬力がありそのチカラ強さは怖いほどで、その性能は全く生かすことが出来ずにそれこそスポーツモードには切り替える事なく乗り続けていたのです(笑)。元々セダンタイプの高性能車が好きだったので、乗り換える度に高性能車を選び続けていたのです。団塊の世代の方は聞き覚えるある羊の皮を被った狼タイプですね(笑)。しかし流石に歳も歳ですからそんな車に乗る事から卒業しようと、今回は随分と大人しい車に乗り換えてしまいました。勿論ヘラ釣りの道具がしっかり乗る4ドアーのステーションワゴンタイプです。


 同じ乗り換えるにしても今回が好きな車に乗れる最後のチャンスとの思もいもあったのです。実際これからは経済的な意味合いもアリますし、いったいいくつまで運転を続けられるだろうとの思いもあります。それでももし次に乗り換えるとすると時代の要請通りハイブリッドや電気自動車に乗り換えることになるのかも知れません。
 しかし今のところ釣りを辞めるつもりはありませんので荷物が乗せられるステーションワゴンの車種にしましたが、ある程度の年齢に達したからといって運転の面白くないワンボックスには触手が伸びることはありませんでした。実際枯れるには早過ぎるというか運転をもう少し楽しみたいとの思から車選びをしているのですが、その思はヘラブナ釣りにも共通する思いでもあると思っています。


 それは1枚でも多く釣り上げたい、1枚でも多く釣り味を楽しみたい、少しでも大きなサイズを釣り上げたい、同じ1枚のヘラブナを釣り上げるのならより多く楽しめる竿を使いたいとの欲求があるのと同じで、シニア世代となっていたとしても運転の面白さ楽しさを味わいたいのです。それは走り・サウンド・シート・計器類・音響など車の色気などの魅力を感じたいなど、単に移動手段というよりは移動時間そのものを楽しみたいとの思いからの車選びでした。でも運転そのものはヘラ釣りと違ってそんなに好きではないので、遠方へ移動するような長時間は乗りたくはないんです。実際運転時間は1時間~長くても2時間までですけどね(笑)。


 シニア世代が残された人生を有意義に過ごすためにはどうすれば良いのかです。人生を豊に過ごすためには釣りを覚えなさいとの格言があるように、ヘラブナ釣りを大いに楽しむ事になるのですが、釣行には必ず必要である車もその移動そのものが楽しめることで、釣りの行き帰りを含めて1日を大いに楽しめるのではないでしょうか。


 でもねぇ。蓄えが少ない私としては随分思い切った買い物だったので・・・今後がとても心細いのであります(T-T)。