両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り プロ・セミプロ

 ヘラブナ釣りの道具類については実践的な釣りを通じて開発に繋げられていると思うのですが、そんな開発に関わる人たちには次のような称号がついています。


 シマノとマルキューでは次の3種がありあます。
 インストラクター
 フィールドテスター
 アドバイザー
 この3種の役割は大雑把な分け方としてインストラクターが商品開発や広報活動として活躍されています。フィールドテスターはその予備軍的と言っても良いのかも知れませんが、テストに参加されていると言って良いのでしょう。アドバイザーはもう少し後退した位置ではないでしょうか。


 勿論メーカーに対してどの程度関わっているかによって報酬が違っていて、インストラクターでは月額報酬として数十万円受け取っている方もいれば釣行日の日当として数万受けている方もいるようです。新製品に関わった場合などは売り上げに応じて何パーセントというようなロイヤリティーを受け取る場合もあるようですから、これこそまさにプロと呼ぶべき人たちになるのではないでしょうか。
 ということはヘラブナ釣りでプロ認定組織がありますが、実際にプロとして登録することで報酬得られるようなプロになっている方はいるのでしょうか。私は知りませんがなんとなく違うような気がしてしまいます。


 フィールドテスターにはメーカーからの商品提供が多いのではと思いますが、メーカーによってその提供額には随分と開きがあるようで、インストラクターでも糸や針など商品内容によっても随分と違いがありるとのことです。


 そんなインストラクターやテスターになるには、やはりメーカー主催の大会に参加して上位に入賞する事がが近道でしょう。まぁ上位に入ること事態が難しいので近道とはいい難いのですが、やはり上位入賞を繰り返す人の知名度は高くその人達が使うことで、その商品のアピール度が増すのですからメーカーとしては、是非使っていただきたいとなるのでしょうね。それこそサッカーやテニスなどではその商品を身につけたりすることで数億数十億円の報酬を得られるのですから、広告塔としての価値が高い人ほどその報酬は高いとおもっていいでしょう。そういう意味でも知名度を上げてメーカーに知ってもらう以外方法はないのですから、あらゆる大会での上位入賞常連組に入ることが手っ取り早いと言って良いはずです。


 ただ残念なことに世界的なスポーツであるはずの釣りですが、そんな高額な報酬を得ている人は極僅かで日本にいはなくて、アメリカで開催されているバストーナメントあのブラックバスを釣るプロトーナメントですが、賞金額はなんと1試合4,000万円近い賞金額となっています。そして年間報酬も数億円で日本人でも2億程度稼いでいる方がいます。
 日本のバストーナメント賞金は200万円ですから随分と開きがありますが、それでもヘラブナの賞金なんて聞いたことがありませんし、もし賞金が出たとしてもそんな高額にはならないでしょう。やはりバスプロはそれで食っていけますがヘラブナ釣りのプロがどの程度の人か食っていけているのかどうか。メーカーお抱えでやっと一般会社員程度の報酬ではないでしょうか。・・・知りませんけど!!(笑)


 ダイワなどではフィールドテスターを紹介するに、「最前線のフィールドでダイワのモノづくりを支える選び抜かれた一流のアングラー」と紹介されていますので、この一流とは程遠い私などは決してお声が掛からないのですが(笑)、「それぞれの分野に専門的な知識や技術をもったスペシャリトスト」と紹介されていますが、スペシャリストとの称号を着けられるとこそばゆうというか恥ずかしくなってしまわないんでしょうか。
 ただですねぇスペシャリストとは専門家という意味であってそれ程の上級を表す意味ではないんです。またその職に置いて報酬を得ているのですからプロフェッショナルと表現する方が正解でしょう。
 またスペシャリストより上級職になるとエキスパートと表現するのが的確ですね。


 私なんかはヘラブナ釣り意外にも釣りをしますのでスペシャリストとはいえないのですが、現状としては素人の域をまだ脱していません。実際何時まで経ってもアレコレと悩んでしまうのですから到底スペシャリストには到達できないようです。
 ということは各メーカーのインストラクターの皆さんはもう迷いなんて無いんでしょうね。反対にいうとコレで決まりとなると面白くもなんともないような気がするのですが、その域に達するとまた別の問題が見えてくるのでしょうか。