両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 底釣りの団子餌の当たり方

 前日のブログからの続きのようなお話です。


 いつもいつも両うどんの底釣りをしていますと、団子餌で釣り出すとなかなか釣れないんですが、その多くが当たりの取り方の違いから来ています。こればっかりは慣れるしかないのですが、うどん釣り師を団子池に連れて行くと連れないのはこの当たりの見定めに寄るところが大だと思っています。


 YouTubeで色々な当たりがありましたので拝借して紹介します。


 先ずは次のYouTubeを見てください。 1分23秒辺りに出る辺りですがこれは釣れたかどうかは別としてうどん餌では合わせる当たりです。そして次には2分58秒辺りに出る当たりがまさにうどん餌でいうところのツン当たりです。

ヘラウキ尽心作、両ウドンの底釣り用Type-H2


 次のYouTubeは盛期のヘラブナが活発に動く時期の浮きの動き方です。どの当たりで合わせるでしょう。またこの激しい上下動は何によるものだと思いますか?多くはジャミによるものだと解釈されているようですが、私的にはヘラブナのスレ当たりだろうと思っています。また最後に釣れますがうどんらしくない大当たりですから既に食っていたのではと思います。

野本釣り教室18話 両うどんの底釣り実釣編 1


 では次のYouTubeを見てください。今度は団子餌の底釣りですがうどん餌では決して合わせない当たり方をします。まず最初に6分13秒辺りに出る当たりを見てください。フニューっと入る当たり方です。うどん餌ではスレとして思わないのですが釣れてきます。次は9分頃に出る当たりです。うどん餌では明らかに合わせ遅れですが団子餌のために釣れてきたのでしょう。そして10分5秒を過ぎた辺りに出る当たりはうどんでは決して合わせない当たり方をしています。

「ダンゴの底釣り 芯華」プロモーションムービー 管理釣り場編


 これらの違いはまさに餌の違いとしか言い様がないのですが、同じヘラブナを相手にしているにも拘わらず餌によってこれほどの違いが出るのかというほどの違いを示します。その為に団子餌が使える池に行くとツン当たりを待っていたらボーズになるって伝えています。もたれ当たりもしっかりとした食い当たりだと・・・。ただこの当たりを知ってからうどん餌で釣るとカラツン地獄に陥ってしまって釣りになりません。
 どこかで頭を切り替えなければこの当たり方の違いについていけないのです。


 ただ何が何でももたれ当たりも食い当たりだとしているとそれもまたカラツン地獄に一直線で、同じ餌だとしても水加減など餌の作り方で当日に出る当たり方は違いますので、コレが食い当たりと決め付けないことでしょう。
 取り敢えず先ずはヘラブナを寄せる意味もあるので浮きが動くと合わせてみることです。そして今日の餌ではどんな当たり方をするのかを見定めて、今日の釣果に結びつけていくようにしなければならないでしょう。


 何れにしても底釣りの場合は餌を食って走って行くなんて事はありませんので、的確に餌を食わせる必要がありますので、如何に底にある餌に対して興味を持たせることが出来るかが勝負の分かれ目ではないでしょうか。そういう意味でも上ずらせると底釣りが崩壊してしまいますので、底釣りこそ腕の差が如実に表れると思うのですが如何でしょう。