今年に入り突如スランプに陥ってしまいました(T.T)。

　この突如のスランプは何が原因なんだろうと考えるのですが、それこそ簡単には思い浮かばないのです。今まで良く釣れていたにもかかわらず突如釣れなくなる。そんな経験をされたことはないですか？
　1日の内で朝から順調に釣れ続けていたにもかかわらず、1時間ほど浮きが全く動かなくなる事は多々ありました。そんな休止時間を短くするにはどうすべきかと、今までの課題ではあったのですが、なすすべもなくなんなくやり過ごしていると、特に何をしたからとかではなく知らない間にまた釣れ出している事がありました。

　それが今回は、朝から1日当たりが貰えなかったら当たりがあっても続かない、餌を打てども打てども全く改善の兆しが見えてこないのです。この絶不調はいったいどこからくるのでしょう。確かに慢心していたのは事実です。秋の後半からまぶし粉を今までとは根底から改めて、寄せに対する基本的な考え方も大きく変更をして、今まで使いもしなかったまぶし粉を使う事で、とても良い釣りを続けていたのです。それがまた上手く当たったのかヘラブナはそれに応えてくれていたのです。その様子は、それこそ回りの釣り人達から羨望ではなく怒りの眼差しを受けることもあったと思います。ですが今はその取り組み方をヘラブナから完全に拒絶された状態です。

　そこであっ！と思い立つことがあるのです。それは調子が良くなった時期は、水温が比較的高かった時期と、水温低下に伴って新ベラ放流時期とも重なるのです。その為に新ベラが好調に釣れていたのでその中に旧ベラや大助が混ざっていたのです。
　今は、水温もしっかりと下がってしまい、尚かつ新ベラ放流からある程度の期間が過ぎてしまったため、全体的に旧ベラ化してしまったのかも知れません。
　それにもかかわらず新ベラを狙う釣り方を続けていたのかも知れません。といって新ベラを対象とした釣り方をしていたわけでもなんいのですが、結果的に新ベラに合致したというのが正解ではないでしょうか。

　では、新ベラが反応してくれていたために釣れ続けていたとすると、次は何補すれば良いのでしょう。

　攻め方として新ベラの攻め方と旧ベラに対する攻め方の違いがあったのかも知れませんが、世間には新ベラ対策はあったとしても、旧ベラ対策なんて聞いたことがないのです。
　まぁ、新ベラ対策以外のことをすれば良いのだろうとは思うのですが、はたして何をすればいいのでしょう。

　そこで思いつくのが単純に以前の釣り方に戻すことです。

　基本のうどんには違いがなく、サイズも冬用に小さくすることなく釣れ続いていたのですが、世間の常識のように（笑）、サイズも落として攻めることにしましょう。
　また基本のまぶし粉も大きく転換して、旧ベラが毎日食べ続けているであろう池のまぶし粉を見直す必要があるのかも知れません。
　そうなんです！元々新ベラは池のまぶし粉には慣れていなかったはずです。その為に私の新しい攻め方に答えてくくれていたのかも知れないのです。ですがある程度の時間が過ぎて、池に慣れてきていますので、池で撒かれる餌になれてしまっていたのかも知れないのです。

　そこもう一つの事を思い起こさせます。他の池では新ベラが放流されていない時期でも、今の釣り方で良く釣れ続いていたのが止まってしまったのです。これはいったいどうしたことだろうと思うのですが、新ベラが放流される前に1度その釣り方では駄目だと立証していたのです。
　ただ天狗池では、その後2度釣行していたのですが、相変わらず釣れていましたので変更する必要もなかったのです。

　あれ？また振り出しに戻ってしまいましたね。

　ただ回りで釣られている人達は、基本的には私が以前していた釣り方そのものです。その人達の釣果は決して良くはないのですから、以前の釣り方に単純に戻しても駄目だろうと思うのです。

　天狗池では、特別高価な餌が売られています。確かに快調に釣り続けている人は、この池で売られているまぶし粉を使っておられます。
　あの大西名人もその一人ですが、そのまぶし粉の効果は痛いほど見せつけられているのですが、何となく悔しくて池で売られているまぶし粉は使わないでいます。
　そのまぶし粉を使ったから釣れるんだなんて思われたくないのが本音ですから、自分でブレンドしたまぶし粉を持ち込んで使っています。
　それが当たっていたのですが、今はケチョンケチョンにやられているのですから困ったものです(T.T)。

　さぁて、もう一度考え直して頑張ってみましょうか。