両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 釣行は週末?週初め?

 私は日曜釣り師ですから日曜日の度に釣行を繰り返しています。たまには土曜日も釣行して日曜日と2日連釣したりしますが、基本は日曜日に釣行して翌月曜日からの仕事に備えています。
 なんていうほど仕事熱心ではないのですが、日曜日に良い釣りをすると月曜日からは気分が良いんですよね。それが釣果が悪かったり大会で撃沈したりと、後を引きずるような良くない釣果の場合はなんとなくスッキリしないんですよね。まぁそんなスッキリしない月曜日を迎える方が多いのは仕方ないとしても、釣行前日には次こそは!とチカラが入ります。


 ところで週の初めは日曜日ですがそれとも月曜日でしょうか。カレンダーの多くが日曜日から始まっていますので週末とは土曜日のこととなっています。これはいつから始まったことなんでしょう。子供の頃は月曜日から始まるカレンダーが一般的だったように思うのですが、金曜日のテレビのニュースの終わりに「良い週末を」と、土曜日を週末と表現される事に違和感を持っていた記憶があります。


 実は日曜日を週の初めとする風習は西洋から始まりました。その根源はキリスト教が影響しているのですが、イエスキリストが復活した日を安息日とて日曜日としたのです。またユダヤ教は土曜日を安息日としたがために週の初めを日曜日にしたのです。なんとなく矛盾した考え方というか根拠としては乏しいのですが、日曜日が週の始まりとしたのはキリスト教やユダヤ教によるものとされています。ところが・・・


 それが日本に伝わり今の日曜日が始まりのカレンダーが作られているのですが、実はヨーロッパの多くは月曜日始まりのカレンダーを使っています。キリスト教の影響を多く受けているはずのヨーロッパで特にEU加盟国は月曜日が週の始まりです。日本の場合は混在しているのですが有名な世界基準であるISOがあります。ISOとは国際標準化機構のことですがこのISO 8601に月曜日が週の始まりと規定されているのをご存じだったでしょうか。ということは月曜始まりが正解となりますので日曜始まりのカレンダーにはやはり違和感を持ちます。
 そうそうイスラムでは金曜日が週末となっていますので土曜日始まりのカレンダーですが、日曜始まり以上に違和感がありますが日本では採用されていない様子です。


 私的には日曜日は1週間お疲れ様でしたって事で、週の最終日こそ休日であるべきだと思っています。休みから始まる1週間ってなんかおかしくないですか。休息日から1週間が始まるのは納得しづらくてしっくりこないんですよねぇ。でも日曜日が週の始まりとして慣れだしている日本人が多くなってきているようにも感じます。


 日曜日から1週間が始まると思っている人にとっては翌日の月曜日は今週ですが、私のように月曜日から始まると思っているものにとっては明日の月曜日は来週の月曜日です。そのためもし違うカレンダーを頭に描いているととすると、来週の月曜日との約束をすると1週間違ってしまいます。なかなかややこしいので世界基準にして貰いたいと思うのですが、単なる懐古趣味か自分の持っている基準が違っている事を認める必要があるのでしょうか。


 釣りとは全く違った話になってしまいましたが、ヘラブナ釣りをしている釣り師も団塊の世代が圧倒的に多いように思いますので、既にリタイヤされている方も増えていると思います。そうなると週末であろうが週初めであろうが関係のない話ですが、それが年中休日になってしまったとしても、やはり平日の釣行はなんとなく後ろめたい思いもあるのではと思ってしまいます。やはり世間の休日である日曜日こそリラックスして楽しめるのではないでしょうか。


 やはり釣りは休日に限ると思うのですが、鮎釣りに狂っていた頃は休日になると川は釣り人でいっぱいで、良いポイントに入る余地が残れていなかったので平日に釣行したいと随分と思ったものです。残念ながら平日の釣行を実現することはなかったのですが、やはり平日の釣行は後ろめたさがありますので楽しめないんですよね。


 大手を振って釣りを楽しむためにはやはり休日に釣行すべきかも知れません。リタイヤされている釣り人も多くなっているはずですのに、今でも日曜日の方が釣り人が多いのは身に染みついた習慣なのかも知れませんね。


 しかしヘラブナ釣りだけでなく釣り人口は減る一方です。コロナ禍で一時的に増えたようですが、普通に出歩くことが出来るようになるとまた減ってしまうことでしょう。釣り堀も減る一方ですがその釣り堀も存続を掛かる時期に来ていますから、やはりメーカーから何らかの救いの手を差し伸べたり企画などを打つ必要があるのではと思えてしまいます。


 関東の釣り堀は規模も大きくてまだまだ繁盛している様子ですが、関西の釣り堀のように買取制を設けるのも方法ではないかと思うんですけどねぇ。ただあまりにも買取が前面に押し出されると博打的な要素が強くなって健全な釣りとはいい難くなっているような気もします。