両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 6月12日(日) 大助登場

 またまたいつもの淀の釣り天狗池です。今回は大池で荒川さんが得意としていた通称荒川ポイントに入りました。ここではHERA Sの14尺で初めて見ました。

 天釣会の皆さんは小池の塀側で風を除けています。

 向かい側の桟橋には遅れ到着した松本長老と川久保名人です。

 
 先週は清風池で大会がありましたので必死になって釣っていましたが(笑)、今日はいつもの天狗池ですからノンビリとした釣りを展開することと致しましょう。とはいうものの紅が荒川ポイントに入って大助を釣り上げたい様子。確かに私自身荒川ポイントで大助を釣り上げたことがありますのでなんとなく釣れそうな予感がしていたのです。しかし結果は惨敗で午前中たった8枚しか釣れません。今日のポイントにはヘラブナが寄っているのはとても良くわかるのですが、どうも寄り過ぎてしまった感があって良い当たりが出せないでいました。
 そうこうしていると小池で田中さんが40.1㎝を釣り上げているではないですか。それまでは川久保さんの34.0㎝がトップでしたからあっさりとトップサイズです。なんとなくですがこのまま大池で粘っていても良い釣りは出来そうでないのでランチを済ませてから小池に移動です。先ずはHERA Xの7尺です。

 遅れて到着していた淀の松本さんも小池の桟橋側に入っていました。その松本さんが大助を釣り上げるではないですか!!

 40.5㎝で田中さんを抜いてこの段階で1位です。ハイポーズ。


 実は小池に入っても出来るだけ長めの竿を使うことが多いのですが、最近になって案外長めの竿は良くないのではと感じるようになりました。それはヘラブナが寄りすぎてしまうからです。
 厳寒期は寄せに寄せようと必死になるのですが、水が温んでからは簡単に寄ってしまいますので、底釣りの場合は寄りすぎによる弊害の方が大きいと感じています。ある日も浮きが安定しなくてと相談を受けたことがありますが、浮きが安定しないのはヘラブナによるスレ当たりが多く出ているからです。
 何故かジャミ当たりだと解説される方が多いのですが、仮にジャミであった場合はワラビうどんから食用うどんに変えるだけで浮きは安定しますが、スレ当たりの場合は全く違いが見いだせずに浮きが上下を繰り返してしまいます。


 多くの場合は寄りすぎによる弊害だと私は解釈していますので、長竿による寄りの良いポイントを釣るのではなくて、比較的集まりにくい中途半端なポイントこそ良い当たりを返してくれて、結果的に釣果に結びつくのではないかと思うのです。
 浮きの動きが多い場合は合わせる事も多く結果的により多くのヘラブナを集めることとなって、極端な言い方をすると釣りが崩壊状態に陥ってしまうと考えています。つまり悪循環を繰り返してしまいますので、集まりが弱いポイントこそ良いポイントになるのではないかと逆説的に思うのです。


 ってことで小池の規定は7尺からですから7尺でスタートしてみました。何度か打ち返すと当たりが出だしますが良い当たりでカラツンが続きます。ホンの少し工夫して食い当たりへと変わり出します。何枚か釣れた後に私の今日1のサイズが7尺の竿で釣り上げました。
 41.2㎝です。池の検寸台で計ると41.4㎝でした。ってことでこの段階で私がトップになりました。

 ハイポーズですが随分久しぶりの感がします。

 そして私の横で釣っていた紅がなかなか良い引きで竿を大きく曲げています。ただどうもスレっぽくて・・・立ち上がって釣り上げます。

 40.0㎝丁度の大助でハイポーズ。

 この段階でそんなに大助も出ないだろうとなんとなく私が1位も安泰だと思っていたのです。ところが!!!淀の松本さんが大きいサイズを釣り上げているじゃないですか!!玉より大きくはみ出しています。針をはず時の顔が心なしかほころんでいます。

 検寸するとなんと43.0㎝もありました。当然ダントツのトップです。

 ハイポーズ2枚目です。コレで決まりと思っていたのですが・・・・

 やはりこの人が黙っていません。私の横で川久保名人が竿を大きく曲げているではないですか!!

 いつ見ても憎らしい微笑み返しです(笑)。なんと44.1㎝でトップとなりました。


 私が釣り上げた41.2㎝がとても小さく感じます。ホンの1時間ほど前まではトップと喜んでいたのですがお二人に簡単に抜かされてしまいました。
 7尺で釣れ続いていたのですが長めの竿に変更して攻めの態勢に・・・本式はとてもしなやかなカーブを描きます。


 しかし時既に遅く。良いサイズと思っても37㎝や上がりベラに38㎝を釣り上げて終了です。実際後半に掛けて必死になっていたのですが大助が上がらずに時間切れとなりました。結局午前中は大池で8枚小池に移動して19枚で今日は27枚で終了してしまいました。


 今日は久しぶりに瀬戸トーナメンターが参戦していましたが、鵜除けの虎ロープに仕掛けを掛けてしまい釣り終了後に船を出して回収です。


 次の釣行ではもう梅雨が始まっています。大池より小池の方が雨でも釣りやすそうですから、梅雨が明けるまでは小池で大助狙いとしましょう。