両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 内孫外孫と釣行

 ヘラブナ釣りと孫の世話は直接関係にないように見えて大いに関係しているのではないでしょうか。こどもの日も過ぎましたが子供達は既に成人していますので必然的に孫の日と言い換えても良いくらいでしょう。勿論孫も既に成人していたり中学生以上に成長していることもありますが、まだ乳飲み子や幼稚園児や保育園児の場合はやはり手が掛かりますので爺婆の出番も必然的に多くなります。


 そういう意味でも休日だからヘラブナ釣りへと行けない場合もあるのではないでしょうか。休日になるとイソイソと出かける後ろ姿を見て、あんたは気楽で良いなぁ1度くらい1日中孫を見てみたらどう!と嫌みの1つも背中から聞こえてくる方もいると思います。
 勿論かわいい孫のことですから率先して面倒を見ている方も多いとは思いますが、やはり小さな子を相手にするのは骨が折れますので、出来れば相手をしたくないのが本音ではないでしょうか。


 ところで内孫外孫との言い換えがありますが内孫とは外孫とはどういう意味でしょう。本来の意味は内孫とは長男など家督を継承するいわゆる跡取り家庭で産んだ子供のことをいいます。旧家督制度でいえば長男の子供が内孫となります。
 外孫とは嫁に出た娘が産んだ子供を指しますが、家督を継承しない次男以下の分家の子供も外孫と区別します。


 しかし現実的にはどうでしょう。孫に対する接し方としては娘が産んだ子供の方が爺婆の意見が言えるのに対して、嫁の産んだ子供には少しばかり気を遣った発言になっていないでしょうか。
 つまり長男の子供というより嫁さんの子供こそ外孫で、娘が産んだ子供が内孫的な扱いになっているような気がするんです。実際預かっている孫に怪我をさせたりすると大変で、どちらの孫により気を遣っているでしょう。やはり娘の子供の方が気楽ではないでしょうか。


 本来の内孫こそ気を遣うような存在になっていると思ってしまいます。実際どうしても他人行儀なところがあるはずでいいたいことも互いに言えないはずです。孫に甘いものを与えてしまって怒られるとしても、娘に指摘されても少しくらいは良いでしょと反論できたとしても、嫁さんには流石に言い返せなくてシュンとしてしまうのがオチでしょう。


 ということはヘラブナ釣りに行くにしてもどちらの孫に対して気を遣って釣行出来なくなるかです。娘の子供を見る場合には土日は外せと始めから言えていたとしても、嫁さんにはなんとなく言えないような気がしています。
 ん?じゃぁ孫の面倒を見ているのか!ですって・・・まーーったくみません(笑)。爺に見させると碌な事は無いと言われるのか落ちですからね。


 碌(ろく)でもないの「碌」は平坦を意味します。つまり否定的な言葉を着けて表現しますので、平坦ではないってことになるわけで「酷いことになる」を意味します。


 なんやかんやとヘラブナ釣りを続けていますと、爆釣してはあまりにも釣れすぎて面白くないと感じますし、貧果だと竿を投げ出したくなるほど嫌になってしまいます。同じように孫が来ても良々と顔を綻ばせるのは少しだけで、時間と共に少しはじっとしてろ!と怒鳴りたくなります。来てよし帰って良しとは良くいったものだと思うのであります。


 孫を見る慈しみの含んだまなざしをヘラブナにも見せるべきでしょう。小助を釣っては貶(けな)している釣り人もいますが、サイズに拘わらず良く釣れてくれたと感謝すべきではないでしょうか。そうそうジャミを釣ったからとポイと捨てている方がいます。私はいつも池に戻しているのですが、ジャミの数なんてとんでもなく多数いますので1匹2匹を殺しても何の意味もありません。無駄な殺生をすることなく生かしてあげる余裕は持てないのでしょうか。
 ジャミの命も人の命も命に違いはないはずです。


 心の余裕があればジャミなんて全く気にする必要はないと思いますし、実際釣り堀にも多数いますが、ヘラブナ釣りをしていてジャミに手を焼くなんて事は殆ど感じたことは無いのですが、どうしてジャミが多くて嫌になるって話になるのでしょう。カラツンが多いとジャミだとの話を聞きますが、私的には浮きに出ているジャミ当たりはホンの少しで、圧倒絵的にスレ当たりだろうと思っています。


 さて次の釣行にも笑顔で参りましょうか。出来れば上位入賞を狙って・・・はい、闘志だけは燃やし続けるのも若さを保つ秘訣ではないでしょうか。入賞したお土産を孫にプレゼントするのも良いかもしれませんよ。爺頑張ったねって褒めてくれるかも知れません。