両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 脱水症注意

本気での注意喚起です



 極最近のことですが気温はそれ程高くない日が続いています。しかし反面雨が多くて湿度かとても高い状況となっています。こんな日こそ注意が必要なのが脱水症です。


 実は私自身脱水症に陥ってしまいました。余りにも強い倦怠感に見舞われてしまったのです。一体コレは何だろうと一瞬コロナを疑ったのですが、周りにコロナ患者が出たとも聞きませんし、不特定多数の集まる場所としてはスーパーへ買い物に行く程度で、周りで騒いでいるような場所にも行ったことがありません。症状の倦怠感だけで香りも味もわかりますし熱もありません。但し130と高い頻脈は出ていたのです。


 私の場合の引き金は実はヘラブナ釣りだったのです。この時期としては珍しく朝は寒くて長袖を着ていたほどでした。それが昼近くになると汗が多量に出るほど暑くなったのです。その後空調服を着て快適に過ごせたのですが、それが反対にいけなかったのかも知れません。
 空調服は汗をかいてその汗を風で吹き飛ばして体温を下げる、いわゆる気化熱によって涼しさを感じるのですが、その為に汗の量が少なく感じてしまいます。あたかも汗をかいていないような錯覚に陥ってしまうのです。


 結果として水分の補給を怠ってしまったためでしょうか、この日の午後になって約2時間を酷い倦怠感に襲われてしまったのです。ただそれが夕方には改善して倦怠感を感じなくなっていたのです。そして翌日は自宅で何をすることもなく過ごしていたので倦怠感もなかったのですが、翌日午前中だけ倦怠感を再度感じたのですがそれも直ぐに収まったのです。そして日曜日のヘラブナ釣りから4日目とうとう朝からまたまた倦怠感に襲われて寝込んでしまいました。
 昼は食欲もなく何も食べられなくてまたまた寝てしまったのですが、15時頃起き出してもまだ倦怠感が続いていたので、とうとう救急に電話連絡を入れて相談することと致しました。看護師と話していたのですが翌日の診察時間でも大丈夫でしょうとの言葉で救急での診察は取りやめてまた寝てしまったのですが、18時頃起き出してもまだ倦怠感と頻脈が続いていたので再度救急に連絡を入れると取り敢えず来て下さいとのことで行ってきました。


 問診だけで脱水症が疑われるとの事で血液検査をしたのですが、やはり脱水症状が出ていた様子でなんと2時間もの長い時間点滴を受けて帰宅したのです。


 今回の脱水症状としては倦怠感と頻脈です。倦怠感を抑えるためにビタミン剤を大量に飲んだのですが改善がありません。寝ていたためかわかりませんが筋肉痛がしますので痛み止めを飲んでみました。寝ても寝ても改善されません。というよりこんなに寝られるのは身体が要求しているのでしょう。何かなければこんなに寝られないですからね。


 救急で視てもらった翌日に再度診察を受けて昼に帰宅したのですが、昼食後少し横になっただけで4時間も寝てしまいました。
 早めの風呂に入って夕食を取った後にまたまた9時頃と早めにベッドに入ったのですが、途中何度か目が覚めては寝直して結局朝の7時まで寝てしまったのです。昼寝を4時間もしたら寝られないのが普通ですが朝まで寝てしまったのです。それ程身体が疲れ切っていた証拠でしょうか。


 脱水症は命の危険もあります。歳と共にその危険度は増してしまいますので、皆さん注意が必要ですが、単純に注意といっても自覚がありませんので注意のしようがないのですが、気がつくと倒れてしまう程の脱水に陥ってしまいます。なにも炎天下の熱中症だけが脱水症にはなりません。
 私の場合はヘラブナ釣りが引き金だったのですが日に日に悪くなっていったのです。最近は気温も25度前後とエアコンを付けるほどでもなく、それでも湿度が高いために汗をかく事が多く、結果として水分の補給が出来ていなかったのでしょう。


 ここで自覚できてない場合の脱水症状の見分け方です。
1.手足が冷たい。これは優先的に重要な臓器へ血液を流すためです。
2.舌の乾き。口の中の唾が減るために口内が乾いてきます。
3.手の甲を摘まむと3秒以上戻らない。脱水による皮膚の乾燥による症状です。
4.親指の爪を押して赤みが戻りにくい。2秒以内で戻れでOKです。
5.脇の下が乾くと疑わしい。通常は脇の下は潤いがあるものです。


 高齢者は元々水分を貯める量が少ないので脱水に陥りやすいのです。また喉の渇きも感じにくいので脱水症に陥る危険が常にあるということです。実際私自身も日頃から水分をとることは少なくそれ程喉の渇きも感じないのです。また自分が脱水症に陥るなんて思ってもみなかったのですがまさに過信ですよね。


 脱水症に陥った場合の対処方法です。
1.軽度脱水症の場合(1度)、
  症状手としては、めまい・立ち眩み・生あくび・大量の発汗・こむら返り
  対処方法・冷所で休む・経口補水液を飲む(水・塩)
2.中度脱水症の場合(2度)、
  症状としては、頭痛・吐き気・倦怠感・虚脱感・集中力の低下
  対処方法・体温管理・安静など
  医療機関での診察が必要
3.重度脱水症の場合(3度)、
  意識障害・痙攣発作・呼びかけ反応が悪い
  医療機関へ入院集中治療が必要


 私の場合は1度から2度に移っていったようで、汗を大量にかいていた段階が1度で、酷い倦怠感に襲われたのが2度だったのでしょう。その後その症状が改善したがために対応が遅れたのですが、結果として通常の生活の中で脱水症状が改善することはなかったのです。


 脱水症は誰に起きてもおかしくはありません。糖尿病などの持病がなければポカリやアクエリアスを飲むのが良いのですが、糖分が多いのでアクエリアスのゼロがゼロカロリーでお薦めですが、実は果糖が使われていますので血糖値には影響しにくいのですが中性脂肪が増える可能性があります。


 最終的には経口補水液のOS-1(オーエスワン)ですが、ブドウ糖やナトリウムとカリウムが使われています。摂取制限を受けておられる方は事前に医師と相談してから使われることをお薦めしますが、脱水症を抑えるには医療現場でも使われるほど非常に有効なものです。



詳しくはこちらを参考にして下さい
https://www.os-1.jp/faq/pdf/8761_os-1_for-use.pdf