両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 天候と大会の開催判断

 ヘラブナ釣りは基本的に年中開催されるもので、天候についてもそれこそ台風や豪雪でもない限り開催されていると思うのですが、雨予報でどの程度中止の判断をすべきかです。
 梅雨期に入ると大会の開催についてなかなか難しい判断を迫られてしまいます。単純な雨では無視できるでしょうが、雨量によっては考える必要があるはずです。


 単純に弱雨とされる3㎜以下の降水量では気にするほどのことはないと思うのですが、4㎜を超える降水量になるとどうでしょう。強雨は20㎜以上30㎜以下でやや強い雨が10㎜以上20㎜以下です。


 10㎜を超えると地面からの跳ね返りが起きるので足下が濡れ出します。20㎜を超えると傘を差していていも濡れてしまう雨です。30㎜を超えるとバケツをひっくり返したような雨と表現され、道路に雨が川のように流れるほどになります。50㎜を超えると傘が役に立たない振り方で車の運転も怖いほどになります。集中豪雨と表現されるのは80㎜以上です。


 実は3㎜から10㎜までの範囲の雨の表現は単純に「雨」と表現されるだけでどの程度の振り方なのかは表現されていません。一般的に傘が必要な程度の雨と思っておけば良いのでしょう。


 ここで注意することは気象庁の定義で雨量の小数点以下は切り捨てとなっていることです。つまり0㎜と表示されていたとしても0.9㎜以下の雨が降る可能性がある訳です。1㎜と表現されていたとしても1㎜から1.9㎜までの範囲となりますので、3.㎜の弱雨は3.9㎜までの範囲となりますので弱雨を超えた普通の雨の場合もあるわけです。


 あの気象予報士の森田正光氏が率いるところのウエザーマップでは、小数点の雨量も発表されています。現在スマホを持っておられる方が多いと思うのですが、スマホ用の無料アプリには、気象庁の天気JPと有料天気配信会社の先駆けであるウエザーニュース、そしてこの森田氏のウエザーマップの3社が代表的です。その他にもあるのですが手軽に使えるこの3社について少しお話しします。


 天気JPは気象庁発表がそのままスマホ用として配信されています。このアプリの利点は2日間の1時間天気があります。その時間毎の雨量と風向きそして風の強さが予報されています。単純に天気そのものであれば14日間表されています。そして検索の仕方を変えると10日間を6時間で表している天気予報があります。そこには6時間の雨量と風向きそして風の強さが表現されていますので、1日の雨量や風向きが事前にわかりますのでとても便利です。


 ウエザーニュースは2日分を1時間毎の天気と雨量そして風向きと風の強さがわかります。ウエザーニュースは有料配信会社ですから有料で5分天気もわかるようになっています。


 ウエザーマップは実はヤフー天気の情報がウエザーマップの情報が配信されています。ヤフー天気は3日分の1時間天気が表現されていて、1㎜以下の雨量も出ていますので気象庁発表の曇りでもヤフー天気では雨量が乗っている場合が多々あります。


 この3社の情報元そのものが違うはずですが、3社が別々の天気予報をしていることは多々あります。そのために3社の全てを見て雨量や風向きの予想をするのですが、どの天気予報が合っているかは運次第的なところがありますので、見比べで自分の都合良い解釈に陥らないように気をつける必要があります。


 さて今回のテーマはその降水量によって釣り大会を中止にするかどうかの判断です。台風の場合は中止に間違いありません。この場合は降雨量より風が重要な判断となるわけです。学校などが休校するかどうかの判断は豪雨警報だけでは中高にはならず、強風警報がでれば一発で休校です。雨によって休校になるのは大雨警報と洪水・暴風雪・大雪が重なった場合です。案外強い雨だけでは休校にならないんですよね。


 ではヘラブナ釣りのような大人の団体が中止にするかどうかの判断はどの程度で出すべきでしょう。一般的な池であれば強い風が伴わない限り開催で良いと思うのですが、5mを超える風が吹き出すと雨が上手くしのげなくなってしまいます。テントを出したとしても風向きによってはテントの中が水浸しになります。勿論パラソルだけでは殆ど役に立ちませんし、場合によっては傘の芯が折れてしまいます。実は私自身晴れの日でしたが風が強くて、アルミの芯を折ってしまったことがあります。


 アルミの芯を折らないようにするには塩ビパイプに通しておくことで改善できるのですが、せっかく軽く作られていたアルミ製が重くなってしまうのが難点です。


 個人的解釈でしかありませんが降水量は10㎜以上で風は7m以上の予報が出た段階では間違いなく中止すべきでしょう。釣り具メーカー主催の中止基準は単に悪天候としか書かれていませんので、どの程度が悪天候の基準なのかはわからないですね。


 降雪の場合でも積雪が同時に起きない限り開催してもいいでしょうが、行き帰りの事故を考えますと降雪予報が出た段階で中止すべきでしょう。


 何れにしてもその中止をどのようにして伝達すべきかです。最近はスマホを使われていますのでグループラインを設定しておくのも方法でしょうが、お年寄りに使い慣れてない事を強要するのも難しい話ですが、昔のように電話連絡も時代遅れだと思ったりします。
 そこでこのブログのように掲載してそこを見ていただくのが正解かも知れません。ただ当日開催中止では予約している釣り堀にご迷惑を餌おかけしますので、最低限2~3日前には決定して確認してもらう手段を構築しておく必要がありそうです。