両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 待ちの釣りか攻めの釣りか

 ヘラブナ釣りに於いて当たりが活発に出ている場合は、そのまま流れに任せれば良いと思っているのですが、当たりの出方が鈍い時はどのように対応するのが良いのでしょう。


 私はとても短気ですから攻めの釣りをしたいのですが、釣果についていえば攻めの釣りが良いとは限らないことです。勿論それもその日の状況による部分が大きいのですが、釣り初めてから1投2投と繰り返して、何投目に当たりが出ると今日は良い調子だと感じるでしょう。これは勿論釣り堀限定の話ですからその日のポイントには、ヘラブナは確実に居ることが前提の話です。


 調子良い日は第一投目からツンと綺麗な当たりが出て釣れてきます。調子の良い日には3投目までには釣れる釣れないは別として食い当たりか触りが出るのですが、待てど暮らせど当たりが出ない日があります。最低限10投打っても当たりが出ないそんな日についてのお話です。


 ある程度の回数の餌打ちをしたとしても当たりが出ない場合は、そのまま待ち続ける方が良いのか、反対に当たりが出るまで餌打ちを繰り返す方が良いのかです。


 私の釣り方はいつも書いていますように両うどんの底釣りです。うどんが餌のためにジャミが活発に動き出している時期は別として、水温が低い時期はまだジャミの動きが鈍いためにうどんが取られることはありません。その為に当たりが出ない場合はひたすら待ち続けることが出来るのです。
 実際様子を見ていますと全く餌の打ち返しをされないでジーッと浮きを見続けている方がいます。厳寒期などでは特にその傾向が強いと感じるのですが、忘れた頃に餌を打ち返されるのですがその様子を見ていて、それでは当たりなんか出ないだろうと思えてしまいます。実際餌を打ち返すことで集魚効果が出ると思いますので、うどんに対する興味を引いて食ってくれると思うんです。それこそ30分以上も待ち続けている方がいるのには驚く許りです。


 それが厳寒期でもなくそろそろ水が温みだしている時期でも待ちの釣りをするか方がいます。但し厳寒期ではありませんのでもう少し早めに当たりが出て釣り上げられている様子ですが、イメージとしては少なくとも10分~15分程度でしょうか。
 私の場合だとこの10分~15分の間に8回以上餌を打ち替えています。積極的に攻めているのではなくて、当たりが出ない場合に単純に待てないだけですが、回数多く打ち返すことで釣っているポイントのヘラブナに食い気を持たせようとの作戦です。ただ単純に食い気を持たせたヘラブナが全部刺し餌にアタックしてくるわけではありません。集まっているヘラブナの中でより強く食い気をもったヘラブナを釣り上げようとするだけです。単純に数多く集まれは集まるほどアタックしてくるヘラブナも増えるだろうとの簡単な理屈です。


 ところが10分15分と待ち続けている方も1枚また1枚と釣り上げられていて、結果的につり上げた枚数は同じか場合によっては負けていたりするのです。実際のところジーッと待ち続けていて当たるとバシュと合わせをくれる釣り方とある程度の多頻度で餌打ちを繰り返すのとではどちらが正解なんでしょう。


 多頻度で打ち返していると今まさに食ってきそうなタイミングにも拘わらず、餌を打ち替えようと竿を立てている可能性もあるわけですから、食ってくれるまでどの程度待つ時間を確保することが良いのでしょう。つまり当たりが出るかどうかを見定める時間は何分必要なのかです。
 私的には餌打ち込んでから15秒30秒45秒60秒とお大凡15秒に1回の当たりを期待しています。1分に4回当たるというのではなくて15秒で当たらない場合は30秒、30秒で当たらない場合は45秒辺りで当たりが出ると感じています。
 その為に1分待って当たりが出なかった場合は打ち返すか、誘いを1度~3度かけて反応が出ない場合は打ち替えます。このテンポで打ち返しますので相当頻繁な打ち返しになっているはずです。
 ただこのように頻繁に打ち返していても当たりが上手く出せなかったり、触りが出ても食い当たりが出ない事も度々あります。そんなときに1分以上待っているとツンと当たりが出て釣り上げる事が出来たりするのですから、やはりある程度の待ち釣りも認めるべき何だろうなぁと思ったりするのですが、実際攻めの釣りか待ちの釣りかどちらが正解なんでしょうね。


 待つことで当たりが出る事もあれば待っていても一向に当たりが出ない事もあるわけです。待っていて当たりが出なかった場合はその待っていた時間を失敗したと感じて利しますので、やはりどうしても頻度の高い打ち返しをしてしまいます。
 実はダンゴ餌やグルテン餌を使った場合でも、浮きの帰りが早く出るように餌の開きを早くしてしまいます。ホントに忙しいというか忙しない釣り方になってしまうのですが、このダンゴ餌は何分何秒程度で浮きが戻り出すのが理想なんでしょう。
 ダンゴ餌でも底釣りですからある程度の時間は保ってくれる必要があるはずですが、グルテン餌はその傾向が強いのでしょうが、やはりグルテン餌でも帰りを早く出せるような仕上げをしてしまいます。
 このように待てないで打ち返したい衝動に駆られる私にはヘラブナ釣りが適していないのでしょうか。う~ん・・・どうしましょう。


 次から少し長めに待ってみましょうかねぇ。。。