両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 当たりの見定め2

 ヘラブナ釣りに於いては比較的釣果のいい釣り人とそうでもない人がいます。その原因は仕掛け全体や餌の的確な選び方など釣果を左右させる要素は多々あると思うのですが、最後の最後は如何に浮きに当たりが表現させられて、尚且つその当たりの中から食い当たりといいますか、釣り上げられる当たりを見定められるかに尽きるように思います。


 どんなにヘラブナが食ってきて浮きに何らかの変化が現れたとしても、それが当たりとして認識出来ていなかった場合は合わせる事が出来ません。あるとき隣に釣り人の浮きを見ていたのですが、明らかなと私は思うのですが小さいけれど鋭いツン当たりがありました。それでもその釣り人は合わせようとしないのです。そこで今の当たりましたよね。と指摘しますとあれでは駄目だとの返事です。つまりその釣り人にとっては合わせられる当たりではなかった事になります。もし同じ当たり方を私の浮きが表現したなら確実に合わせていました。
 結果都市て釣り上げられたかどうかは全くわかりませんが、当たりではないと決めつけることで合わせないのですから、結果として釣果に影響してくると思うのです。


 またその当たりが判断を鈍らせるよあな当たり方だとすると、当然釣り人は合わせ動作をしなくなってしまいます。また反対に食い当たりでもない浮きの動きで合わせてしまうと、釣れてきませんし余計な合わせまたはスレの原因にもなってしまい、せっかく集まっていたヘラブナを一目散に蹴散らしている可能性もあるわけです。


 結果としていわゆる食い当たりを見定める目によって釣果を左右させると思うのです。


 このYouTubeを見てみてください。


 4分30秒に出る当たりはどう見てもスレだと思うのですが合わせられています。また5分58秒に出る浮きの動きは私には当たりに見えますが合わせられていません。6分12秒に出ている動きは当たりだと思えないほどの小当たりですが釣れてきています。釣れてきたヘラブナはなんとなく口周辺のスレに見えるのですが・・・しかし18尺の長尺でスコープを使わずに釣られているのは流石というべきでしょうか。
 このYouTubeで使われている「真底」はカタログ落ちしています。



小山圭造 初心者向け両だんご底釣り



 こちらのYouTubeでの当たり方を見ますと7分2秒に出る当たりがカラツンになっていますが、どう見ても綺麗な食い当たりだと思うのです。ではどうして釣れなかったかはまだダンゴがバラケ出してない状態だったがために、食ったとしても直ぐに吐き出していたのかも知れません。そういう意味でもバラケ出してからの当たりを合わせるべきなんだろうとなんとなく思うわけです。
 また7分49秒に出るようなゆっくりとした消し込み当たりは、底釣りでは90%以上スレ当たりですから合わせないのですが宙釣りでは合わせる当たりなんでしょうね。同じように14分41秒に出る当たりも底釣りでは合わせない当たりだと思うんです。

小山圭造のチョーチンバラグルセット釣り2


 次にこちらを見てみてください。20分16秒に出る当たりは私的には当たりには見えないのですが、食い当たりと見る根拠はどこにあったのでしょう。



 もう一つのYouTubeです。2分9秒に出る当たりは底釣りとしては弱いと思うのですが、食い当たりだった様子です。ただこの後のコメントが私には理解できないでいます。
 生井澤氏のコメントですが、底釣りで上針で釣れるのが正解だとのことですが、私的にはではどうして下針をずらせているのかです。トントンが良いのであれば段底で良いはずですが、両ダンゴの底釣りであれば下針に食わせるのが正解で、上針はあくまでも撒き餌的効果を狙っているだけと思っているのですが違っているのでしょうか。確かに下針だけでなく上針で食ってくることも偶にはありますが、圧倒的に下針で釣り上げているはずです。このYouTubeでも見る限り初めの1枚は上針で釣り上げていますが、その後に釣れるのは決まって下針で釣り上げています。
 その後9分33秒に出る当たりは完璧だそうですが、私的には全く変な当たりでしかないので、合わせたかどうか微妙なんですよねぇ。多分その前に出た当たりで合わせていると思うのですがカラツンに見舞われていたのでしょうか。



高活性時の底釣り攻略法を解説~生井澤 聡~


 まっ人それぞれ浮きに出る当たりの見定め方は違っていると思うのですが、これが当たりだと決めつけないのも案外重要なことなのかも知れません。


 さて今まで違った新しい当たりを見つけて爆釣!!なんてことは全く無いですよねぇ。