両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 強風下での仕掛

 冬の季節風が吹き荒れる日はそれはそれは釣り難い日となります。浮きはシモリ気味になりますし何と言っても餌打ちがとてもしにくくなります。
 単純に短竿にすれば餌打ちは解決するのでしょうが、風に流される浮きはどうしようもありません。


 これが盛期であれば風に流される浮きも誘いとなって、綺麗なツン当たりを出す事が出来るのですが、冬期ではそうも行かないのが現実でしょう。1月に入ってからは黒線の半分以下の小当たりを合わせる事が多くなるのですが、風でシモリがちになってしまうと見極めることが出来ません。


 そこで強風にも負けずに餌打ちが出来て、その強風に仕掛が流されないようにするにはどうすれば良いかです。


 私的考え方であれば先ずは道糸を極力細くします。といっても腕に自信がありませんので0.6号止まりです。ベテランさん達は0.4号の道糸に0.3号のハリスと、私には全く扱えない細さにされるようですが、無理!!と端っから諦めていますので0.6号の道糸に0.4号のハリスです。


 いつもは0.8号の道糸にに0.5号のハリスですから、1ランク細くした程度にしかなりませんが、これだけでも随分と違いが感じられます。


 そしてこの仕掛に合わせるのが強風対策の浮きです。前回強風下でとても釣り難い日があったのですが、強風対策の浮きを忘れたためにとても苦労したのです。少し長めの竿を振るにも、横風で仕掛の勢いが失速して途中で落下して振り込めません。


 この強風対策の浮きはオモリがしっかりと乗るタイプです。ただしっかり乗るタイプの浮きは当然鈍感な浮きになってしまいます。そこで極細のムクトップがセットされているものを選ぶわけです。そうすることで残存浮力を少なくして当たりが出やすいようになるはずです。


 またシモリを減らすための方法ですが、オモリの乗るタイプで尚かつムクトップの長めのタイプです。いわゆるストロークが長いタイプです。
 底釣りの場合はストロークが長い浮きは必要ないのですが、強風でもシモらないために長いストロークが必要となります。 但しトップが長いために風に煽られてしまいますのでトップを深く沈めてしまうのです。


 水面に多くトップを出していると当然風に押されてシモってしまいますので、浮きの大半を沈めることで、風の影響輪受けにくくして尚かつシモらない対策が出来ます。そうすることで小当たりも取れると思うのですが如何でしょう。


 実際黒線や黒線の半分、黒線の3分の1などの小当たりを的確に合わせられると、それはそれは気持ちの良いものです。
 ただでさえ強風下では当たりが出にくいのですが、その中で小当たりを的確に捉えられて、釣れない時期に数を重ねられる喜びは何ものにも代えがたいと感じるほど、自分で惚れ惚れしてしまいます(笑)。


 ただ強風が吹き荒れていると浮きのシモリもさることながら、小さな波が立ち続けてしまいますので、そんな中で小当たりを見定めるのは至難の業です。そういう意味でもベテラン釣り師達は的確に見定めてはシュッと合わせを入れているのですから流石です。


 3月の月例会も良い釣りが出来るようにと色々と考えるのですが、次は滋賀県の清風池の予定です。清風池は波除けは設置されていませんので強風が吹くとお手上げ状態です。またまだまだ水温が低いために姿を見るだけでも至難の業です。アレコレと考えすぎてドツボに填まるなんて事もしばしばあります。
 上位入賞なんてことは望み薄ですから参加することに意義がある・・・なんてところでしょうか。