両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 1月17日(日)

 いつもの釣り天狗池へこの寒い中の訪問です。見ただけで寒そうな空ですよね。


 連休の後に雪が降ったために一気に池の水温が下がったのですが、今週は一時的に気温も上がりましたので、土曜日は11.5度まで上がっていました。そして今日の水温はなんと12度と前日より0.5度上がっているではないですか。これは爆釣かもと釣る前から力が入ります。
 思った通り幸先良く竿が曲がります。


 京都は元々冬になると雨が殆ど降りませんが、いわゆる冬型の気圧配置によって京都は内陸ですが太平洋岸と同じように乾燥した晴れ間が続きます。そのおかげで冬期でも雨や雪を気にせずに釣行出来るわけです。ただ強い季節風によって池も波立ち、浮きも流されととても釣り難くなってしまいます。結論的な今日の状態を先に述べるとするなら、今日は水温の上昇の釣りやすさと強風の釣り難さと相殺する形のなってしまったのです。


 淀の釣り天狗池は井戸水が流入され続けていますので、その分水温が少しは暖かいのでしょう。厳寒期でも下がり過ぎることなく釣りが成立するわけです。ただそれでも淀の釣り天狗池は大池と小池に別れるのですが、大池の方から井戸水が入っていますので、大池が1度か2度水温が高い状態が維持されています。
 今日の釣果もやはり大池の方が数が上がっていた様子です。


 大池の方が釣りやすいと私は感じているのですが、広い分ヘラブナは分散傾向にあります。反対に小池は狭いですから小さな範囲に集まっていますので、その分釣りやすいと感じている方もおられます。
 私的には全体の印象として小池は釣果が少ないのですが大助が出やすく、大池は大助の確率は落ちるのですが数釣りが可能だと感じていますので、必然的に大池に入る率が多くなっています。また冬期は先の説明道り大池の水温が少しは高いので、冬期は特に釣れる確率が上がるわけです。
 そういう意味では好みで入る池を選ぶと良いと思いますが、季節風が吹き荒れる日は小池の塀側は温室のように過ごせます。


 もし初めて淀の釣り天狗池に訪問されるとするならば、是非上記のことを頭の片隅においてポイントを決められると良いと思います。


 さて本日の釣果です。先ずはこの人!ヘラブナ一筋50年の大ベテラン、元トーナメンターで我が天釣会の生き字引的存在の菱田規定委員長。
 両手に持っているのは良いサイズのオスのヘラブナ。40.6㎝の大助です。当然本日の1位と相成りました。

 他に38㎝を釣り上げていましたので堂々の1位でした。


 そして本日2位がこの方、滅多にお目にかかれないのですが参加されると入賞される関さん。37.6㎝だったのですが写真を撮り忘れていました。この他に36.0㎝を釣り上げています。

 こちらの36.0㎝は撮れていました。


 そして私ですが、小助の26.2㎝で口火を切り(笑)。28.8㎝、31.2㎝と伸ばしていきます。そして良い引きで上がってきたのが36.2㎝です。

 今日は強風が吹き荒れてとても釣り難い日でした。寒そうでしょ(笑)


 その後苦労しながら釣り続けてやっとの思いで、36.5㎝を釣り上げて本日の終了となりました。


 今日も紅が自撮りしています。釣果は頑張って6枚とのことでしたが、ベテラン勢もとても苦労されていた日でしたから6枚はとても優秀です。

 ただサイズは伸びなかった様子です。



 今日は強風が吹き荒れて振り込みもままならない程の横風でした。浮きもシモリがちで当たりもとても見づらい日でした。結果釣果も前日の32枚から一気に減って、19枚に留まってしまったのですが、小当たりが取れなくてスレ当たりを合わせてしまい7枚もスレで釣れてしまったのです。
 今後の対策として強風下でも的確な餌打ちと的確な当たりの出し方など、強風対策をもう一度練り直す必要を感じた1日でした。