両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 健康で安全であるために

 ヘラブナ釣り人口は高齢化の一途でしょう。多くのヘラブナ釣り師は団塊の世代が中心ですから70代前半が圧倒的に多いと思います。語弊があるかも知れませんがいわゆる老人と称される年代な訳ですから、どんな事故が待っているかわかりません。一つ一つあらゆる事を見直して事故に遭わない身の安全を、どのように図るのかを真剣に考える必要があるでしょう。


 ヘラブナ釣りの池は必然的に郊外に設置されていることが多いのですが、また釣り場に持ち込む道具類も多数になっていますので、どうしても移動手段として自動車が必要なわけです。当然それに伴って事故も増えてしまうのは必然といえるでしょう。


 車の事故による死亡者は大凡5,000人です。昭和45年当時では1万6,000人余りでしたから約3分の一に減ったことになります。ひとつは衝突安全を考慮したボンネット構造があり、人身事故が起きても亡くなりにくい車の構造が出来上がっています。また衝突回避の装置も付くようになりましたので、自動ブレーキや衝突回避のための警告音なども運転者に注意を促しています。また運転者や同乗者を守るためのシートベルトやエアーバッグが装着されています。
 そういう意味からも旧車に乗り続けるよりは、より安全面を考慮されている車選びがどうしても必要になってきます。今は特にサポカー補助金も出ますので、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進等抑制装置を搭載したサポートカーに対して出ます。


 自分の安全だけでなく人を傷つけないための車選びは絶対に避けて通れません。


 移動手段としての車を気にするのと同じように、またはそれ以上に気をつける必要があるのが家庭内の事故です。お年寄りの骨折や転倒事故は家庭内が圧倒的に多く、脳卒中に至っては全体の約80%が家庭内発症しています。段差をなくす部屋移動による温度差をなくす。どうしても段差を解消できない玄関や階段には、手すりを設置する必要があるでしょう。


 当然釣り場での事故防止も考えなければなりません。冬場には防寒のためにどうしても厚着をしてしまいますので身動きがとても取りにくくなっています。最近は案外減ったのですがスカートを履く方もいますが、履き慣れないスカートをはいて裾を踏みつけて転倒される方を見かけます。それこそ冬期に池にでも落ちると命の危険がありますので、身動きのしやすさや立ち上がったり移動する段階で、慌てずゆっくりと移動することに気をつけて、転倒事故を防ぐことがとても重要です。


 特に骨折には十分な注意が必要で、寝たきりになる最大の原因が骨折だと言われています。寒さのための厚着と共に身体の動きが鈍くなっていますので、これ以上にないと思うほどの注意を持って行動する必要があります。


 荷物の運搬にについても同じ事で、大きなヘラバッグと竿ケースを持って歩いていますと、転倒して持てを着くことも出来ません。キャリーなどを用意し手を自由に動くようにして、万一の時には手が付けられるようにしなければならないでしょう。池によってはとても不安定な浮桟橋があります。釣果が落ちたとしても固定桟橋を選ぶようにすべきではないでしょうか。


 そこまでしなくてもと言えるほどの注意を如何に図るか。自分の身は自分でしか図れないのですから、今日は楽しい釣りが出来たと言えるようにして、決して家人を心配させないようにしたいですね。


 今はそれに加えて新型コロナが蔓延しています。釣り場では屋外のことでもありますので、飛沫が飛び交うことはないにしても、大声で話し続けている方を見かけます。やはり今の時期は自らが感染しないだけでなく、人に移さないようにしなければなりません。そういう意味からも根拠のない安心感よりは、隣の人は感染していると思ってマスクに手洗いは必須です。
 また何も池中に届くような大声を出さなくても聞こえるのですからもっと静かに話されるか、ヘラブナ釣りに集中して余計な雑談は控える方が良いのではないでしょうか。


 明日も元気にヘラブナ釣りに行けるように、何時までも健康でいたいですね。