両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 第34回天釣会 釣り大会 12月6日(日) 清風池にて

 今年度2020年令和2年の締めくくりである天釣会の12月大会を滋賀県の清風池で開催しました。朝には釣り座に霜が降りている寒い朝でした。
 先ずはいつものように小野会長の挨拶からです。続いてルール説明など諸注意と共にお知らせをしてスタートしまた。


 いつもは浮桟橋がメインとした釣り座でしたが、今回は池周辺にある固定桟橋でのみの開催となります。浮桟橋より釣果の差が出そうな気配ですが、それこそ釣技を争うに相応しい釣り座だったように思います。正直申し上げまして冬期の固定桟橋はとても釣り辛くて、1日中当たりすら出ないこともありますので、如何に攻めるか如何に1日の釣りを組み立てるか、そして尺数の選択も大いなる分岐点となります。それら総合して釣果を如何に伸ばせるか、そして結果として良いサイズを釣り上げることが出来るかどうか。まさに腕の見せ所となる大会となったのです。


 北桟橋には11名がズラッと並んでいます。釣り難いだろうと思ったのですが、なんとこちら側で全て独占されてしまったのです。


 事務所前まひな壇とピンク台です。そして左側に2名入られています。


 この日に今年1年間のチャンピオンが確定するわけですが、先月の段階で最有力が2年連続チャンピオンの大西名誉顧問です。初年度は1枚長寸大会が多く開催された結果でしょうか、ダントツで2位以下を大きく引き離しての年間チャンピオンでした。
 昨年は私とトップ争いを演じたのですが、最終集計はなんと同点となりましたので、年長者優位の原則で2年連続のチャンピオンを飾られたのです。
 そして今年ですが僅差で川久保師匠が2位に付けていますので、12月大会の結果次第で初チャンピオンの可能性が残されていました。その次の3位に私が付けていたのですが運良く今回に1位を取ったとしても、運良くどころか運悪く大西名誉顧問が入賞できない場合でも集計の結果は同点となりますので、年長者優位の原則によって大西名誉顧問の3連覇が確定することとなります。


 正直いいまして齢傘寿になろうとされる御年です。そんな方が3連覇を飾られるのはとても素晴らしいことです。若者とはいいませんが年下のジィジ達がすっかり負けてしまうのですから腕の差は認めざる得ないのであります。口の悪い人は腕の差を認めたがらずに決まって餌が違うと宣まい続けています。餌の違いでサイズが変わるのだとすると、餌メーカーはそのノウハウを知りたいに違いないはずですが、ご本人の弁では特別なものは入れてないとの事です。となるとやはり腕の差としか言い様がないのでしょうね。
 でもなにも小物ばかりを選んで釣っているわけではないんですが、結果として大助が釣れないのですから困ったことです。


 そうそうもう一つの違いがスコープです。私もそうですが長尺になると浮きがハッキリ見えませんのでスコープ必須となっています。その為に細かい当たりもよく見えますので黒線程度の小当たりもパシュっと合わせています。ところが大西名誉顧問や川久保師匠はスコープをあまり使われてないのです。特別目が良いとは思えないのですが、違いといえば比較的太いパイプトップを使われていることですが、それ以上にしっかりとした当たりしか合わされてないようです。結果として小物の小当たりは見逃すこととなり、大型サイズのしっかりとした当たりにのみ反応することで、大型サイズをよく釣り上げられるのではないかとも想像するのですが真相は藪の中って事ですかねぇ。


 いつものように前置きが長くなりましたが本日の結果です。いやぁ大変厳しい1日でした。今日の感想はその一言に尽きますが、そんな釣れない日でも釣る人は釣るのですから腕の差がハッキリと出た1日だったようです。


 朝一番に水温を測ると12度ありましたので、それなりに釣れるだろうと思ってのスタートでした。確かに霜が降りるほど気温は下がったのですが、水温は先週と変わりませんので、先週もそれなりに大変でしたが今日は触りも出ないほど釣り難いのです。ただ寄せようと何度も餌打ちを繰り返しますと、間違いなくポイントにヘラブナが寄っていることがわかります。ところが打てども打てども当たりが出ないのです。なんとか1枚釣り上げたのですが34~5㎝でしたので、もっと良いサイズを釣り上げてから測るつもりでリリースしましたが、何と!それから全く当たらないのです。確かに餌作りを失敗したのも間違いありません。それによって当たりが出ないのでしょうが、餌の種類は合っている様子で相当寄せることが出来て居ます。
 実は先週の試し釣りで尺数はこれが良いだろうと思って14尺を出していたのですが、1枚釣れたキリでその後が続きません。先週少し面白い釣りが出来た12尺に変更してみたのですが、水深が1本余りしかありませんので心配したのですが、それでもしっかり寄せることが出来たのです。ところがこの場合も当たりが貰えないのですから困ってしまいました。
 12尺で当たりが出ないと我慢が出来ません。ってことで16尺に変更してラストスパート宜しく攻めに攻めた結果、こちらもしっかり寄せられたのですがその証拠にやっと釣れたのはリャンコではないですが!。リャンコは天釣会ルールではスレ扱いですから検寸できません。その後スレが続き最後の最後まで1枚の登録をすることなく終了してしまいました。
 最終月例会を消化不良で終わってしまったのですが、前日に天狗で51枚釣っていた祟りでしょうか(T.T)。2日分釣ったとして諦めましょうかねぇ。


 今日の順位発表です。今日は18名の参加で最終9名が2枚登録されました。なんと半数が1枚登録または私のように未検寸でボーズですから、厳しかった1日には違いありませんね。


 小野会長夫人による手作りの蒸しパンを提供して頂きました。毎月小野会長夫人から手作りケーキのご提供を頂いだいています。ありがとうございます。


 そして大西名誉顧問から皆さんへ柿のお土産です。

 今回の大会に寄せて池から提供して頂きました景品です。

 
 今日の順位です。
 小物賞 松本さん 大物賞 吉井さん ブービー賞 広瀬さん


 ラッキーセブン賞 近藤さん

 3位 今井さん

 2位 藤田さん

 1位 大山さん



 今日の順位です


 1位 大山 74.4㎝
 2位 藤田 73.9㎝
 3位 今井 73.7㎝
 4位 菱田 73.6㎝
 5位 吉村 72.8㎝
 6位 吉井 72.5㎝
 7位 近藤 70.7㎝
 8位 広瀬 70.5㎝
 9位 松本 70.2㎝
     大西 41.4㎝
     竹市 40.0㎝
     西垣 34.5㎝