両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 清風池 釣行記 10月25日(日)晴れ

 今回は滋賀県の清風池です。

 来週には33回目の天釣会の大会があります。今年の年間チャンピオンを決める重要な大会となりますので、その前準備として1週間前に訪問することと致しました。


 今日は真冬を感じさせる寒さでした。上下とも完全防寒着を用意して挑んだのですが、まだ準備が整っていない小野会長達は、清風池の北極に陣取ってしまったがために、寒さに震える日となってしまったようです。

 
 この池は平均サイズが大型のために釣り味としてはとても良いのですが、ただ大きいサイズというだけでは面白みに欠けてしまいます。ところがこの清風池はとても難しいのです。なかなか手に負えないといいますか野池然としているわけです。その為にそうは簡単に釣らせてもらえないところがあります。通い慣れている方たちはその癖を捉えられているためか確実に釣果に違いが出ています。私的にはもう10回程度は訪問できているはずですから、そろそろその癖も理解できて良いはずですが、1ヶ月に1度や2ヶ月に1度ではやはり太刀打ちできません。
 イメージとしては釣り堀というより管理池との表現の方が適しているかも知れません。


 そういう意味では野池経験の多い方は対応のしやすさがあるのでしょうか。しっかりと当たりを出して釣果を伸ばされているのですから、やはりいろいろな引き出しが私にはまだまだ足りていないことを意味しているような気がします。


 当日私は寒いとわかっていましたので、完全防備を決め込んでの釣行ですから、そういう意味では快適に釣り出していたのですが、やはりとても難しい釣りになってしまったのです。
 餌のチッチで随分と当たりの違いや当たりそのものの出方など、とても太刀打ちできない1日となりました。


 今回は取り敢えず大会の釣り座に入る予定で、事前に池主に釣り座の確保をお願いしましたので、現場に着くのが遅い私ですが、予定通りの釣り座に入る事が出来ました。しかし事前に入って対策を練る予定でいたのですが、幾らアレコレと試しても上手く釣れないのです。下手くそはいつまでたっても下手なままなんでしょうから、どうすればこちらを振り向いてくれるのか、幾ら口説いても振り向いてくれない女性のようで・・・いやいやここだけの話ヘラブナの方が素直です・・・ハイ(笑)。


 大会を開催する場合の私の釣り座は基本決まっています。それは検寸を担当しているからですが、検寸するのに一番遠い釣り座に入るわけにも行きませんので、基本的には全釣り座の中心の位置に入るようにしているのです。そういう意味では入りたい釣り座に入ることも出来ずにいるのですが、反対にいうならば決まった釣り座ですから、その釣り座の癖もなんとなくわかるようになるわけです。ただわかったとしても釣らせてもらえないのですから、別の釣り座の方が良い釣りが出来る可能性があるはずです。と思いたいのですよねぇ。


 今回は先週から急激に気温の低下が始まっていますので、どんどん難しい釣りになって行きそうな予感と共に、先ずは餌の工夫をしてみることと致します。というかまだここの釣り池の餌はこれだ!とは決めかねているんです。正解が見いだせないままに次の釣行になってしまいます。結局色々と試してみてはああでもないこうでもないと、暗中模索を続けては餌袋の種類だけが増えていくことになります。


 さて今回の釣果です。週の後半に冷たい雨が降っていましたので水温低下は免れません。底水の水温が下がっているに違いないのです。といってバラケ過ぎる餌を使ってしまうと、一気に浮かせてしまいますので、その点も注意しながら押し練りをしては静かに静かにしたいのですが、案の定しっかりした餌では触りすらしません。少しバラケ気味の餌に切り替えると当たってきます。今回もまたこれで決まりとはならず、次週の本番を迎えることとなりました。これでは上位入賞望み薄ですから、飛び賞でも狙うことと致しましょうか。ハァ・・・