両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 10月11日(日) 曇り一時晴

 台風の発生情報がありましたので今回の釣行を危ぶまれていましたが、今回もいつものように釣り天狗池に行ってきました。


 秋本番を迎え水温も随分と安定している感があるのですが、一雨毎の水温が下がっていくのは致し方ないでしょう。そうなると前回までよく食ってきたのにこんかいは食いが悪いと感取るようになります。通常はより多く釣るための方策をとって釣果を伸ばすことを考えるのですが、最近は大助への道を模索している最中ですので、釣果が落ちようとも実験を続ける以外ないのですから、なかなか我慢のしどころといいますか辛い休日を過ごすこととなってしまいます。


 今回はメンバーの皆さんは小池に陣取っておられましたが、兆17尺のテストをしたくて大池に入りました。釣り出しは上場で初っぱなに36.5㎝が釣れて来ます。最近大助対応の釣り方をしていますので、そのおかげが極端な小型は釣れずに平均サイズも上々でした。ところがそれもつかの間で浮きの挙動がおかしくなり出します。大池に入って釣り人が少なかったためかも知れませんが、余りにも寄り出しが強くてヘラブナが集まりすぎてしまって、浮きの動きが全く落ち着かず良い当たりを出せない状態となってしまいました。
 今回はダイワ兆17尺のすっぽ抜け事故など再検証も兼ねていますが、そうは釣れない状態を我慢し続けることも出来ませんので、どの時点で釣れる餌に切り替えるかそれともそのまま我慢を続けるか、自問自答を繰り返しながらの釣行と相成りました。
 しかしやはり我慢が出来ません。せっかくテストを兼ねていたにも拘わらず釣れなければ意味がありません。やはり釣れてこそヘラブナ釣りですから、良い調子で釣れているように見える小池に移動しました。ってことで兆17尺のテストは持ち越しとなってしまいました。


 しかし釣果を落としてでも大助が釣れると、我慢した甲斐があったということになるのですが、そうは上手く行かないのが世の常というものではないでしょうか。今は大助を1枚でも釣り上げることを目標としていますので、そこは我慢の子でいるしかないと思っていたのですが、いつもの大西名人が小池でなんと44.5㎝を釣り上げるではないですか。どうして大西さんだけは大助が釣れるのでしょうね。


 私も小池に移動して1投目から釣れて来ます。今日は小池だったかと思ったのですが、やはりどうも良くありません。勿論移動後も大助対応にしているのは間違いありません。我慢に我慢を重ねながらも初期はそれなりに釣れてくるのですから、これでいいかと思っていたのですが、1時間が経過する頃から大池と同じように的確な当たりが出せなくなってしまいました。
 なんていうかまぶし粉に酔ってしまっているような、どうもハッキリとした当たりが出せないのです。


 そうこうしていると大西名人は紅白で釣り上げてしまうではないですか。


 不思議なもので金魚を釣り上げるとなんとなく嬉しいと感じてしまいますね。そう思っているとなんと私にも紅白で釣れて来ました。


 基本リャンコはアウトです。自分では1発の食い当たりに合わせたつもりでいるのです。当たりを見逃したとは思えないのですがリャンコで釣れてしまいました。この金魚は35.8㎝あったのです。とはいえリャンコですから記録にはなりません。
 その後川久保名人も36㎝余りの金魚を釣れ上げてしまいます。今日は小池で3枚の金魚が釣れたことになるのですが、不思議と金魚を釣る人は決まっている印象があります。


 今日の小大会の結果ですが、大会時間前に大西さんが釣り上げた44.5㎝は除外すると、松本さんの39.3㎝がトップで2位は37.8㎝を釣り上げた竹藤副会長でした。


 ダイワ兆17尺のすっぽ抜け事故の再検証につきましては、後日改めて検証してアップいたしますので、今回はいつものように釣行記としました。