両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗 釣行予定も雨のために中止

 7月5日はいつもの月例会の日です。その前日に朝からの雨ですがお試しとして行こうとしました。実は滋賀県にある清風池にも行きたかったのですが、朝からの雨予報に恐れをなしてしまって近くの淀の釣り天狗と相成った次第です。
 とはいえ淀の釣り天狗へも結果的には行けそうでしたが、軟弱な私としましては結局惰眠を無差ぶることと致しました。


 先週は運良く大助1枚上がったのは良いのですが3番手に甘んじるけっかとなったのですが、大助自身が随分久しぶりの顔見せでしたので、もう少し釣れるようにするにはどうすれば良いだろうと実験をする予定でした。とはいえそんな実験で何がわかるというものでもありません。取り敢えず月例会当日に使用すべき竿の尺数について確認出来ればと思ったのです。


 基本的に天釣会のメンバーは長尺を基本としています。結果的に揃ったというべきなのですが、短竿より長竿の方が釣り味が良いことに加えて人間心理でしょうか、沖の方が数が釣れて型も良いとの思い込みに似たものがあるためでしょう。
 一般的釣り堀では浮き桟橋が張り巡らされています。当然警戒するヘラブナ達はその浮き桟橋の下に隠れるようになります。そういう意味では浮き桟橋に近い短竿が有利となるはずですが、淀の釣り天狗池には浮き桟橋がありません。コンクリートで固められたプール状の壁で仕切られているためにヘラブナが隠れる事が出来ません。その為に縦横に仕切られている波除けパイプの影に身を潜めていると考えられますので、攻めるポイントとしては縦パイプ際と前方を横切るパイプ際が狙いとなります。
 とはいえ横切るパイプ際を釣るにはコントロールが際立っていなければなりません。実は横切るパイプの影にロープが隠れていますので針を引っ掛けてしまうのです。結果的にそんな際を釣ることが出来ませんので、少なくとも横パイプから1.5m以上離れた位置となってしまいます。その為にも寄り全貌ではあっても横パイプ際を狙うことが1つのポイント構成となるのです。


 私自身はそのいわゆる角を狙うことは案外少ないのです。理由としてはコントロール性が悪いのも一因ではあります。狙ったポイントに上手く打ち続けることが出来ないのです。ベテランさんを見ていますとそれはそれは毎回的確にポイントを攻められているのですが、私には到底真似が出来ませんので初めから角を狙わないようにしています。
 またその角はいってみればヘラブナが多く潜んでいる場所ですから、より多く釣れるのは間違いないのですが、小型サイズも多く集まっている場所でもあるのです。結果的に数は釣れるけれど型が物足りないとなってしまうのです。
 まぁこれは私の思い込みでしかありませんので一概には言えません。事実そんな角を狙った釣り方で私の記録サイズである48.3㎝を釣り上げていますので、決して角が悪いわけではない事は確かではあります。


 いずれにしてもいつもいつも大助を釣り上げる猛者がいるのも事実ですから、私自身ご無沙汰がちな大助サイズを如何にして釣り上げるか、試行錯誤を繰り返してある法則を見つけねばと思っているのです。


 明日はぶっつけ本番となりますが、思い描いた結果となるかどうかは神のみぞ知るですが、そういえば新型コロナウイルスは神の存在そのものが危ぶまれています。韓国では宗教施設からクラスターが発生し、我が京都では疫病退散のお祭りである祇園祭も中止を決定。いや実際には祇園祭そのものは中止ではなくて山鉾の巡行や還幸祭が行われないだけです。
 神をも恐れぬ新型コロナウイルスが東京では罹患者数が増えています。まだまだ油断は出来ませんので、屋外のヘラブナ釣りだとしても十分にお気をつけ下さい。