両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 楽な釣りは腕を鈍らす

 ヘラブナ釣りをしていますと爆釣を経験出来る池とそうでない池があります。野池でも乗っ込みシーズンなどには爆釣が演じられると思いますが、釣り堀や管理池では良く釣れる池とそれ程でもない池が存在していると思います。


 私の良く行く淀の釣り天狗池(2020年4月13日から休業中)で全くのボーズを喰らう事はまずないと思いますが、中にはボーズで帰られる人も居るわけです。それは1つに釣技の差ではなくて淀の釣り天狗池に合った釣り方をしているかどうかでしょう。
 また誰の手に掛かってもある時期は釣れなくて、ある時期になると爆釣出来る池もあります。多くは季節的要因でしょうが、野池のような限られた時期だけの現象ではなく、水温の関係で決まると思われます。


 さてそんな自分の釣り方に合った池では爆釣や程々の釣果が得られたとしても、始めて訪れた池だけでなく、ある池は釣果が伸びない経験もされたことがあると思います。その池に通い慣れている釣り師は、50枚60枚と釣れているにも拘わらず10枚も釣れないなんて事もあります。
 そうなるとどうしても釣れない池には敬遠しがちとなり、通い慣れた池でそこそこ釣れていることに満足し、ホームグラウンドはいいなぁなんて自分の腕を棚に上げ、やはりこの池は良く釣れるなんて事で通い続けることになります。


 そんな安易な池選びをしている限り、腕を磨くことは出来ないのではないでしょうか。始めて訪問した池でもそれなりに釣れるようになるには、臨機応変に対応出来る柔軟性と、次から次へと試せる引き出しの多さが必要なわけです。その引き出しの少なさがこの池は釣れないなんて低い評価を勝手に付けてしまうことで、自分の腕の無さを無視して変に過大評価する事で、いつまで経っても現実的腕が上がらないなんて事になってしまいます。


 やはり良く釣れる池にばかり行くのではなく、釣れない池にも通いながらどうすれば釣果が得られるのか、どうすれば満足のいく釣果が得られるのかをアレコレと試すことで、知らず知らずの間に釣技が磨かれて、継ぎの新しい池に訪問したとしてもそれなりの釣果が得られると思うのです。


 こんな話はベテランには当たり前のことでしょう。増してトーナメンターには当たり前のことで、新しい池で勝負勝負となるのでしょうから、この池は釣れないなんてバカな評価は下さないで、同スレは釣果が得られるのかどうすれば勝負に勝てるのかと、それこそ持てる知識をフル動員させて対処されていることでしょう。


 私のように日曜釣り師にはそこまでの努力も忍耐もありませんから、ついつい釣れない池に行った後に、それなりに釣れてくれる淀の釣り天狗に訪問して心の傷を癒やしています(笑)。
 そんなことをしているから一向に腕が磨かれずに、いつまで経っても悩み続けてはため息をつき、なんで釣れないんだろうと落ち込むのであります。


 しかし少しでも釣れるようになるためには、仮に良く釣れる池だとしても頭1つといわず、2つも3つも抜け出すことが出来るとするなら、それはそれで良いのかも知れません。
 いずれにしても釣れないからこそ工夫するのですから、釣れない池に通うことで1つずつ引き出しを増やす必要がありそうです。


 でもねぇ釣れないと心が折れるのです・・・・ハイ。