両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 天釣会 釣大会予告 清風池12月21日(土) 

 またまた清風池に釣り場を移動しての大会となります。今回は前回までの浮き桟橋ではなくて固定桟橋のみでの大会です。この場所はこれからの厳寒期には最適な場所で、それは良く釣れるのではなくて一番早く陽が差す場所なんです。反対に東桟橋に入ってしまうと昼頃まで陽が差しませんので寒くて仕方ありません。通称清風池の南極との事でした。


 15名程度の参加者として、1位~3位、7位、ブービー賞、小物賞、大物賞を予定していますので半数の方に賞がある計算になります。
 いつものように2枚長寸大会です。登録最低サイズは決めませんので自己判断となります。2枚目のみ泣きの入替を1度だけ認めるようにします。その後どんなに大きなサイズを釣り上げようが入替は認めませんのでご注意下さい。



 今回の出席者数は案外少ないと思っていますので、北固定桟橋と事務所前の固定桟橋を予約しています。人が増えてしまうとどうしようかと思うのですが、12月の滋賀県ですからそんなに増えないと思うのですが、そこは偏屈なヘラ釣り師たちですから寒さなんかで釣行しないなんて理屈はないはずですね。


 取り敢えずは12月21日(土)が今年度滋賀の清風池への釣行は最終になります。水温の低下が激しい池ですが、それよりも道路の凍結や雪が怖いので行けなくなってしまいます。
出来れば清風池特有の力強いヘラブナを釣り上げて、恋しい思いで春の雪解けを待つことにしたいと思います。


 そんな難しくなってしまう清風池ですが釣る人はやはり釣るもので、その中に混じりたいと思うのですが、そうは問屋が卸さずにシーンと静まった池で、浮きも見本市のように静止したままの浮きを見つめることになってしまうのです。


 昨年の同時期の事です。ヘラブナの動きも極端に落ちていますので少々の事では全く寄ってきません。打てども打てども触りすらなくて1日でたった3回の当たりがアリ、その内で2枚を釣り上げただけで終わってしまいました。
 そのたった3回の当たりもホンの一時のことで、後にも先にもその時だけでしたから、偶然通りかかったヘラブナの集団が相手をしてくれただけだったようです。


 今年は少しでも触りを出させる作戦でいるのですが、それが功を奏するかどうかは未知数です。仮にそれが成功するとなると清風池での締めくくりの大会も入賞出来るというものですが、そんな時こそ待ち釣りをされている方が1発逆転で優勝されるんでしょうね。
 仮にその釣り方が優勝出来る可能性が高いとしても、私には待ち釣りは出来ませんのでこればかりは仕方ないですかねぇ。


 冬期の清風池で釣り上げる方法としましては、先ずは両うどんの底釣りで待ちの釣りです。私には辛気くさいので出来ませんが、結果的に数も上がっている様子が窺えます。但し入るポイントを選ぶ必要がありますので、日頃人が多く入っている場所限定でしょうか。
 次は両グルテンの底釣りです。この場合も両うどんと同じように待ちの釣りになりがちですから、グルテン団子の作り方が勝負の分かれ目になりそうです。
 そして両団子の底釣りですが、この場合の餌はとても悩ましいと思っています。基本寄りの良い餌を使うべきですが、仮に寄ったとしても上ずり傾向にありますので、底釣りが成立しない可能性があります。そういう意味では寄りが良くても余りバラケない餌作りが必要でしようか。
 最後にはセットの釣りですが、清風池は床釣り専門池ですから宙に浮かすことは出来ません。個人的に清風池でセットの底釣りで良い釣りをしたことがないんです。単に下手くそなだけですから何の意見もありませんが、床釣りでセットにする意味を感じていません。床釣りですから下方向に対するアピールもありませんので、場合によっては変に上ずらせるだけで食わせ餌をアピールすることが出来ないのだと思います。


 如何に寄せて如何に食わせるか、単純に寄せるだけなら何とかなると思うのですが、寄せたヘラブナが食わせ餌を食ってくれるかどうかは、まさに腕次第になってしまうように思います。その腕は引き出しの多さでしょうからベテランには敵わないんですよねぇ。


 そして案外重要な部分としましては尺数の選択でしょう。浮き桟橋であれば8尺から17尺まで好みの尺数で釣行は可能ですから、どれを選んだとしても大差は無いと思うのですが、固定桟橋側からは岸からの傾斜や葦などの障害物がありますので、そのポイントでどの尺数を選ぶかで当たりすら出ない場合があります。
 何となくの平均的尺数はあると思うのですが、最低限13尺以上で少し沖目を狙うことでしょうか。先日は18尺で1日釣り続けたのですが、いくら軽量竿だとしても18尺はなかなかハードですからすっかり疲れてしまいました。
 次回はもう少し短めにしようかそれとも、少しでも当たりを増やすために一気に伸ばそうかと思ったり、事前の予想がピッタリ当て嵌まることはないのですが、さて何尺の竿が応えてくれるでしょうか。


 取り敢えずは締めくくりの釣行になりますので、どんな作戦で攻めるかは当日の朝の水温と状況次第となりそうです。いずれにしましてもサイズは別として満足出来る回数の当たりがあり、腕が怠くなる程に釣り上げて心地良い疲労感を持って帰宅したいものですが、果たして思うような展開が描けるでしょうか。