両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 誕生日に思うこと

 今日は私の誕生日ですが誕生日を迎えるに当たり色々な思いがよぎります。今年は病気の当たり年でした。元々の持病はあるのですがそれに輪を掛けて患ってしまい、家族の手を借りなければ身動きすら出来ない事も経験しました。実際健康なままで年を取ると思っていたのですがそうも行かない現実を突きつけられました。このあと何回誕生日を迎えることが出来るか、ヘラブナ釣りだっていったい何回釣行出来るのかわかりませんが、充実した1日1日を過ごすようにしたいと思います。


 ここで色々なことを書いてきましたが、ヘラブナ釣りを始めてまだまだ浅いものですからわからないことも多々あります。私の周りには40年50年選手が多数居られますので、ヘラブナ釣りに対する引き出しの多さが全く違っているわけです。私にはわからない事が多いからこその工夫をするのですが、それこそ全く間違った工夫をしている可能性もあります。それでも足掻き続けることで楽しいと思えるのですから、余生をヘラブナに捧げるのもアリなのかも知れません。残り少ないとは思いたくはないですが、明日は我が身であるのも間違いの無い事実です。残りの人生を生き生きとしたままで過ごしたいものです。


 そんな中でもまだまだ新しいヘラ竿も使ってみたいのですが、そろそろ終活も必要とも思いますので、新しい竿を持ったとしても何回使えるだろうなんて寂しい思いも湧いてきますが、収集癖も持ち合わせてしまっている私ですのでついつい手が出てしまいます。


 基本短竿は好きではないので少しでも長竿を使いたいのです。それは長竿の方が釣り味が面白いことに尽きます。単純に数を釣り上げたら良いとは思っていませんので、短竿でポンポンと数多く釣り上げたとしても、何となく漁のようで趣味の世界である面白みを感じません。ヘラブナにとっては命がけではあるのですがせっかく釣れてくれたヘラブナに対しても、釣り上げれば良いなんて感覚は何となく違うような気がしてしまいます。数少ない釣果だとしても長竿でヘラブナの引きを十分に楽しんで釣り上げたいのです。それは竹竿にも通じるものがあって、竹竿はカーボンのように簡単に寄せることは出来ませんしそのような無謀な竿さばきは御法度です。
 本調子の竹竿で少しサイズの良いヘラブナを掛けて、無理に引き寄せようとすると足下に潜られてしまいます。そうなると簡単にタマ入れが出来ませんので、掛けてからゆっくりと溜めることで竹竿の自然な戻りを利用してヘラブナを浮かせ、それからやっと引き寄せるようにすることでスムーズなタマ入れが出来ます。その間のヘラブナの動きを竹竿を通して手の感触として伝わってくるのですが、カーボンにはない柔らかくいなしてくれる様子が感じ取ることが出来ます。竹竿が好きな方はまさにこの部分に尽きるのでしょうか。
 ただそうは言っても竹竿の重さはなかなか辛いものがありますので、竹竿の場合は平均13尺程度が使いやすい範囲でしょうか。短竿で竹竿の良さが感じにくいですし長竿では重さに耐えられなくなります。1日使い続けるには15尺が限界と思うのですが、偶には16尺や17尺を繋いでみたい気もします。勿論そんな場合は1日中竹を振り続けられませんので、同じ尺数でカーボンに切り替える場合も多々あります。その時のカーボンの軽さは例えようのない軽さを実感出来るのですが、長竿による面白さは残りますので楽しさは半減することはないのです。


 ただ冬の黒線程度の小当たりをこまめに合わせるにはやはり竹竿は重すぎますので、しっかりした当たりを待ってしまいます。そうなると数は稼げませんので竹竿の魅力と数の魅力の狭間で葛藤する事となってしまいますので、結果としてカーボンの登場する回数が増えてしまうのです。まさに小市民的感覚はどうしようもないですよね。


 とはいえ真夏の竹竿も辛いものがありますので、冬期こそ竹竿を使うべきかと思ったりしていますが、次の釣行は多分土曜日に滋賀の清風池に行って、3週目の小大会に向けての予行演習をするつもりですが、清風池の引きの強いヘラブナに対しては竹竿はなかなか辛いものがありますので、やはりカーボンの18尺か19尺の長竿を使ってみたいと思っています。
 長竿で引きの強いヘラブナを掛けるとホント楽しいですよね。それを9尺程度の短竿で掛けるといとも簡単に釣り上げられてしまいます。大会ならまだしも趣味で訪れた日だけでも十分な楽しみの余韻を残したいと思います。


 さぁ来年の誕生日はどんな過ごし方をしているでしょう。同じようなことにぼやいているのか、それとも・・・・元気でいたいものですね。
 これからも拙いブログですが宜しくお願いします。