滋賀県 清風池釣行記 11月16日(土)晴れ
またまた清風池に行って参りました。晴天で朝の放射冷却もあり、なかなかの冷え込みとなったのですが、寒さを別とするととても気持ちのいい日となりました。
土曜日としては人出も多い日となりました。
清風池への釣行は年に数回でしかないのですが清風池が好きな人がいます。池の雰囲気とヘラブナの強い引きに魅了されているのかも知れません。
浮き桟橋の5名と東固定桟橋の4名
縦桟橋にも4名入りました。本日のゲスト参加(元々の参加メンバーですが(笑))の瀬戸トーナメンターです。12月のジャパンカップ前に参加して頂きました。暗くて見えませんね
真ん中の若い人が瀬戸トーナメンターです。横で和やかに笑っているのが常勝川久保名人と腕を組む竹藤名人です。
私のような両うどんばかりしている者にとっては、団子餌は不慣れなためもあるのですが、釣果が伸ばせずにいつも以上に苦労するのであります。じゃぁ清風池でも両うどんで釣れば良いではないかとなるのですが、そこはいつものように邪な人間ですから、少しでも多く釣りたい病が頭をもたげてしまいますので、依り寄りの良い団子餌かグルテンを駆使して1枚でも多く釣り上げたいのです。
これがヘラブナ密度の高い池であれば、団子餌よりも両うどんの方が集まり過ぎずに釣りやすい面もあるのですが、密度が薄い池ではやはり寄せ重視の釣り方にならざる得ません。
ただそんな清風池であったとしても、時期によっては寄り過ぎて手こずることもありますので、時期に合った釣り方の工夫は必要で、何が何でも寄せれば良いというものではないようです。
皆が集合しての朝の挨拶からスタートです。
菱田規定委員長から本日のルール説明です。2枚長寸大会で2枚目のみ更新1回可としました。
さて、清風池に移動しての大会となったのですが、水温の低下が釣果を左右させる日となりました。それを理解してどのように攻めるか、どのように1日の釣りを組み立てるかで、釣果の違いがハッキリと出た日となりました。
ポーズを決めた小野会長でしたが、スタート前でしたので入賞出来ず残念なポーズで終わってしまいました。
清風池は底釣り専門池ですが、寄せようとしてバラケ餌を打ちすぎると簡単に浮かせてしまいます。そうなるともう何も施しようがなく、攻め方を1から練り直す必要があるのですが、だからといって寄せが悪いと当たりをなかなか返してくれません。
浮かせまいとしてバラケを極力抑えた餌では、ある程度集まってくれたとしても食い当たりを送ってくれません。そういう意味ではとても難しい池の1つと思っていますが、的確な対応をされた方は、調子良く釣果を伸ばす事が出来る池です。
そういう意味では大会での入賞は偶然が左右するとしても、釣果を伸ばす事が出来るかどうかは、柔軟な考えの持ち主であり引き出しの多い人に軍配が上がるといえるでしょう。
底釣り専用池であり水深も2本半程度ですから両うどんでも釣りは成立します。しかし清風池は元々葦や睡蓮など茂っていた池ですから、底が悪い場所が多々ありますのでその窪みに填まり込んでしまうことがあります。当然そうなると全く当たりが出なくなりますので、始めに底立てをする段階で周囲の底を確認して、どこに打てば良いのかを探ることがとても重要だと思っています。
勿論団子餌やグルテン餌でも底の状態は重要ではあるのですが、うどん程に重くありませんので隙間に落ち込む率は随分と減っていることでしょう。
さて、好天に恵まれました本日の大会ですが、朝の水温計では14.5度と冷えています。コレは難しい釣りになりそうだと腹をくくっての釣りスタートです。
先ずは9尺で底釣り用の団子餌でスタート。回りではカラツンだとかスレだとかの声が聞こえますが、私には打てども打てども触りすらありません。1時間近くたってやっと触りが出ますが、食い当たりに繋がりません。朝に作った団子餌が半分も使ってやっと釣れてくれますが後が続きません。そこで同時に作っていたグルテンに変更です。1時間半ほど経ってやっと採寸サイズ39.3㎝が釣れてくれましたが、打てども打てども反応が鈍くて大変です。
9尺で7枚ほど釣ってから13尺を出してみました。こちらの方でも当たりが出るまで時間が掛かり、結局13尺では1枚も釣り上げる事が出来ずにまたまた9尺に戻します。ランチ前に2枚目の36.6㎝を早々と登録して2枚登録規定達成を1番乗りを果たしていたのですが、再度の更新がなかなか出来ません。
残り時間もあと1時間となったところで、再度の餌の工夫をしてなんとか14枚を釣り上げて納竿としたのですが、2枚の登録後は37㎝台が3枚出ていたのですが、更新は1度切りしか出来ませんので我慢我慢。我慢も失敗かと思っていたのですが、終了時間の10分前に40.0㎝のサイズを釣り上げて無事更新登録をして終了となりました。
さて本日の表彰式です。
先ずは小物賞で何故か毎回賞品を持ち帰る大山さんです。実はその横に居る竹藤さんが小物賞でしたが、他の賞とダブりましたので小物2位の大山さんの受賞となりました。
大物賞の竹藤さんです。竹藤さんは大物賞と小物賞の両方でした。
ブービー賞ですが本来は瀬戸インストラクターでしたが、先に帰られましたので賞を繰り上げまして近藤さんとしたのですが、またまた賞がダフりましたのでもう一段繰り上げまして菱田さんに決定です。
ラッキー7賞の近藤さんです。前回もラッキー7賞受賞でしたからホントについている方なんですよねぇ。
第3位の竹市さんです。終了30分前に登録規定の2枚を釣り上げて見事受賞ですから凄いことですね。
第2位の吉村さんです。たしか前回に引き続いての入賞ではないでしょうか。
第1位は私が頂戴いたしました。更新登録を最後の最後まで我慢した結果の受賞となりました。結果論ですが途中に釣り上げていた37㎝台を登録していたとしても、実は優勝出来たのです。ただ更新しないままでしたら3位となっていましたので結果オーライです。更新が1度しか出来ないというのはなかなか悩ましいルールですね(笑)。
最終成績です
1位 村田 79.3㎝
2位 吉村 76.1㎝
3位 竹市 75.9㎝
1位 村田 39.3 (36.5) 40.0 79.3㎝
2位 吉村 38.0 38.1 76.1㎝
3位 竹市 38.4 37.5 75.9㎝
4位 川久保 37.1 38.5 75.6㎝
5位 竹藤 41.0 34.0 75.0㎝
6位 菱田 36.3 (35.2) 38.1 74.4㎝
7位 近藤 38.5 35.4 73.9㎝
8位 瀬戸 35.7 37.7 73.4㎝
9位 大山 36.0 35.0 71.0㎝
小野
松本 伏
村田 紅
最後の最後に作った餌で40分ほどに40㎝を含めて5枚ほどをバタバタと釣り上げる事が出来たのですが、ヘラブナの食い気のない中でどのようにしようかと考えた結果、食い気を誘うような集魚効果の高い餌ではなくて、あくまでもアピール度を増やす作戦が功を奏して釣り上げる事が出来ましたが、今まで清風池では反応の良かったグルテン餌も作り方を極端に変更して当たりを出す事が出来ました。
ハッキリ言いまして一筋縄ではいかない現状の清風池と感じましたので、12月は新ベラがどのような働きをしてくれるかわかりませんが、攻め方は頭をフル回転させてその場その場で対応する必要がありそうです。そのためにも餌は1度に大量に作るのではなくて、状況に合わせて作り直す必要があると思いました。
さて年末の締めくくりはどのような結果となることでしょう。
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