両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗釣行記 11月2日晴れ

 とうとう11月に入ってしまいました。なんと月日の流れるのが早い事でしょう。翌11月3日は月に1度の大会です。とはいっても毎週大会をしていますので、どうしたものかとも思うのですが(笑)、3連休でもありますので翌日の大会に備えてどんな攻め方をしようかと、淀の釣り天狗池へ事前に調査を兼ねたお試しの釣行をいたしました。


 写真は淀の釣り天狗池の最奥、東の端からの全景です。右側は雨の日に助かる屋根がある釣り座です。


 当然釣り座は明日に入る釣り座です。先ずは明日の大会を想定して寄りの早いまぶし粉はどれかを試していました。釣れる釣れないはその次ですから、先ずは寄りが良いか悪いかを確かめなければなりません。
 ここは事務所前の釣り座になります。日差しは暖かく澄み渡る青空がとても気持ち良くて、これで爆釣出来れば言うことなしなんですが。


 いつでもこのまぶしが良いなんて事はなく、その日の池のコンディションとヘラブナのご機嫌によるところが大となるわけです。
 水温の低下があったのかなかったのか、池に薬が投入されたのかされてないのか、水の入替はスムーズに行われているのかいないのかなど、色々な原因によってその日の調子は違っているはずです。
 下の写真のところから新しい水(井戸水)が流入されています。



 状況により的確なまぶし粉を選ぶ事によって答えが出たとしても、次には如何に餌を食わせるかの問題が残っています。
 どの程度のまぶし粉の付着量が良いのか、どの程度の時間で剥がれてくれるのが良いのかなど、付着量や剥がれる時間を調整しながら色々と試していきます。
 その結果として私の思っているタイミングで当たりを返してくれるかどうか、タイミングの良い当たりが貰えるようになると、それが間違いなくその日の答えとなるのですが、そうは上手くいかないのがヘラブナ釣りなわけです(笑)。


 それでも明日になってからああでもないこうでもないと悩むよりは、釣果が落ちようとも前日に悩んでいた方が良いはずです。同時に竿の尺数も試して見なければなりません。長尺が良いのか中尺が良いのか、それとも短竿にすべきなのかも試してみて、当日はどの竿から使い出すのかを決めておかなければなりません。


 なんて調子の良いような事を言ったとしても、明日の釣果より今の釣果の方が重要になってしまいますので、なかなか次のお試しが出来ないのであります。
 頻繁に竿の交換をされる方がいますが、仕掛けを結び浮きのオモリ調整をして床を計る作業は、実際は大した時間を有しないのですが、その短時間の作業より次の1枚を求めてしまう、この小市民的な心の狭さ故に、なかなか次の行動へ移す事が出来ないでいます。


 朝から同じ竿や仕掛けで同じまぶし粉で調子よく釣れるに越した事はないのですが、私の釣り方がまずいのでしょうね、どうしても中弛みの時間が訪れてしまいます。その中弛みは何をする事で解決出来るのか、釣れない時間を悶々として悩み続けているのであります。


 さて、そんなこんなで釣り開始です。いつもより30分遅れで8時に池に到着して、やおら仕掛の準備をして釣り開始となりました。
 なんと第1投目から良い当たりが出て釣れてきます。今日は調子が良いのかと思ったのですが後が続きません。回りから聞こえてくる声に耳を傾けると釣れないらしい。う~んコレは困りました。確かに最近調子が悪いのです。30枚を超えるのがやっとの日もあります。だとしても釣れないからと投げ出すわけにも行きませんから、色々と試しながら釣り続けるのであります。


 今日の結果は、やはり苦しい釣りとなって44枚でした。50枚になかなか乗せることが出来ません。ヘラブナが集まっているのがわかるのですが、どうしても食い当たりが出ないのです。といって夏のような当たりは少なく晩秋のような当たりになっている気がします。水温は先週より2度も下がっていましたので、その影響も出たのかも知れません。
 そんな中でも紅一点の女釣り師はダブルを決めていますが、大会でダブルはスレと同じで扱いとなってアウトです(笑)。

 最後に8尺の短竿も試してみたのですが、集まりは長竿より良い感じもしましたが、当たりがもっと小さくなってしまいましたのでとても釣り難く、やはり長竿に分がありそうですから、釣れないからと浮気するより長竿で釣り続けるのが良いのかも知れないですね。
 さて、明日はどんな大会になるでしょう。早く休んで明日に備えることといたしましょう。