両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 11月3日(金)

 いつもの釣天狗池です。小池から大池を望む写真です。


 11月5日の第1日曜日に釣天狗池で月例会が開催されます。その下調べというか様子を伺うためにやってきました。当然今回は大会用釣り座に入って試し釣りですが、幾ら試したところで当日とは釣行人数も違いますので、全く違った様子を見せるものなんですが、何となく試したい気になるのが人情というものでしょう。


 ん?そんなセコい考え方は私だけでしょうか。と思っていたら天敵松本さんもやってきました。


 実際は1週間で池の様子は全く違ってしまいます。先週の様子で大会日を予想するのはなかなか困難で、池の水温が1度下がるだけでまったく様子が変わってしまうのですから、試し釣りだとしてもいい加減な話ですね。
 今日の水温は18度でした。やはりジャミが活発に動いて浮きの動きが止まりません。


 日曜日の天気予報では雨だったのですが、開催日が近づくにつれて晴れに変わりました。私自身晴れ男と自負しているのですが、天気を左右させるだけの能力は持ち合わせていませんので、単なる偶然でしかないのですが、世間には晴れ男や雨女といい加減なレッテルを貼りたがるものです。


 弘法大師が雨乞いの祈祷をすると雨が降ったとの言い伝えがあるのです。嵯峨天皇から弘法大師には東寺を、守敏僧都には西寺を与えられたのですが、今では西寺は跡を残すのみとなっていますが、京都の神泉苑で弘法大師が雨乞いをして池に水を湛え全国に3日間雨を降らしたとされています。


 口伝によるものでしょうから次から次と話は大きくなり、実際はいい加減な話ですが、日照りが続いたのは守敏僧都の仕業で、世界中の龍神を水瓶に閉じ込めていたからだと、そこで弘法大師がもう一度龍神を探すと守敏僧都より位の高い龍王がいることを見つけ、その龍王を神泉苑に呼んで雨を降らせたと・・・。


 龍神がいるなんてことも今では誰も信じていませんが、昔は稲光は龍神そのもので龍神が暴れるから雨が降ると思われていたのでしょうね。弘法大師が杖を突くと水が出たとかも、単に水脈を見つける知識があったに過ぎないでしょうし、簡単な医療を知っていることで手をかざすと病が治ったなんてことにもなります。


 ただ手当というくらいですから、怪我などをしたときに手で押さえるだけでも痛みが和らぐのですが・・・これは神通力のなせる技・・・なんてこともないでしょうね(笑)


 またまたいつものように脱線をしましたが、大会当日に使用する竿を決めるために色々の尺数を試す予定でした。ただ浮きの感度が当たりに影響を与えることも解っていますので、尺数より浮きを選ぶべきか迷っていましたが、1日で何もかもは出来ませんので何となく納得出来るバランスで大会に挑む予定です。


 今年の天狗池の傾向は短竿ほど良いサイズが釣れていました。ただ水温の高い時期でもあったためかも知れません。水温が下がりだした11月の大会も短竿が有利なのか、それとも規定一杯の15尺が有利なのか、はたまた中間の11尺や12尺が有効なのか。このところ暖かい日が続いていますので、季節も逆戻りしているしている感はありますので余計に悩ましいですね。


 とりあえずはHERA Sの15尺がスタートしました。なかなか良い当たりが出ないのですが、何とか数枚は釣り上げることが出来ました。ただ数がなかなか稼げません。池を見回していても皆さん苦労しているように見えます。

 となりの天敵松本さんも15尺からスタートされていた様子です。ただやはり古老されている様子です。

 その後13.5尺でしょうか。調子が上向いている様子です。



 使用する餌はうどんですがどのまぶし粉が有効かも探り、大会当日に迷いがないようにするつもりです。
 いつものようにペレットでスタートします。まぁ何となく良い感じですが調子が良いとまでは言えません。そこで白餌に変えてみました。ところが全く反応が出ないんです。もう少しなにか当たりらしい物があって良いと思うのですが良くありません。続けて粉末のペレットを使ってみました。釣れることは釣れるのですが朝の様子までも行かずに、当たりが出ない時間が長くなります。


 途中本式の9尺を試したのですが余り良くなくて及第点はただせません。続けてHERA Xの7尺を出してみました。先週に比べて全く良くありません。比べると15尺の方が余程当たりも多くて釣れてきます。


 ってことで最後にはまたまた15尺を出すと直ぐに当たりが出ます。9尺に交換してから既に3時間以上経っていますが早く当たりが出て、今日の上がりベラとなったのですがそれがリャンコでした。大会では無効ですが・・・。


 実は同行の紅もリャンコで釣り上げていますから、食い気はあるはずですが何故か食い当たりにつながらないんです。


 結局最後まで答えを出すことが出来ないまま終わってしまいました。先週までは短竿有利と思っていたのですが、今日の釣果では短竿有利とは到底言えず、15尺のすべきか迷っています。
 とりあえず今日の釣果は22枚でスレが5枚と寄っているのに食わない。そんな印象が1日続いた感じです。ただ7尺を出しているときには全く浮きが動かない時間が長くありました。うどんもかじられずにそのまま戻ってきます。ということはジャミも消えていたのですから・・・どうしたもんでしょうね。


 そうそうそ大池の奥の方に陣取られていた5~6名の方々は、1人で3枚から5枚程度だったとのことですから、奥の調子も落ちている様子でした。