両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 電熱ヒーターベスト 注意点

 今回は年中ヘラブナを追いかけている皆さんに、冬期でも暖かく過ごして頂きたいために電熱ベストの情報を取り上げたいと思います。


 夏場には空調服をお薦めして併せて注意点なども情報として掲載しましたが、今年になって釣り場で空調服を着ておられる方も随分と増えて良かったと思っています。それによって熱中症対策としては随分と改善されたのではないでしょうか。 


 そしてこれから気温が下がり出す時期となるのですが、着ぶくれて身動きが取りにくい状態でいますと、ただでさえ冬期は身体が固まって軽快に動くことが出来ませんが、転ぶなど転倒事故が起きる可能性も高くなります。そのために少しでも身軽で軽快に活動できるためには、薄着でも暖かく過ごせる対策を取る必要があると思っています。


 今までは少しでも快適になるようにと使い捨てカイロやガスボンベのヒーターなどが使われていた方も多いと思いますが、昨今SDGsが提唱されていますので使い捨て文化からそろそろ卒業する時期に来ていると感じています。


 そこで手軽で持続可能な暖を採る方法として、電熱ヒーターベストをお薦めしたいと思います。
 電熱ヒーターといっても一定ではなく先ずはどの部分を暖めるヒーターかどうかです。


 これは背中の上部だけを暖めるタイプです


 こちらは胸の一部と背中3カ所を暖めるタイプです

 こちらは胸のと背中を温めるタイプです。


 こちらはお腹の広い面積と背中全体特にクビ近くも暖めるタイプです

 こちらは広範囲で暖めるタイプです
 



 これらのように同じ電熱ヒーターでも随分と違っていることが解ります。広い範囲を暖める方が暖かいのは間違いないのですが、当然広い範囲を暖めるタイプは電熱エネルギー量が多く必要ですから使用電気量も多くなりますので、その分大きなバッテリーが必要になります。バッテリーが高容量になればなるほど高価なのも間違いありませんが、その分重くなってしまいますので肩こりの心配もあります。


 そして最も重要なポイントは使用バッテリーの仕様が色々とある事です。大きく分けて2種類ありますが、その1つが汎用性のあるモバイルバッテリータイプです。これは携帯電話などの充電に利用するようなUSBで繋ぐタイプです。
 もう一つが専用バッテリータイプです。こちらその電熱ベストの接続コードが繋げられるバッテリーとセットで購入します。こちらの場合はそのコネクターのサイズが多種雑多あり、見た目だけでは接続できるかどうかは判断出来ません。
 特に空調服を持っておられてそのバッテリーを使おうとしても、コネクターのサイズが合わないなんて事も良くあることです。多くはピンジャックが使用されていますが4.0㎜、3.8㎜、3.5㎜と多くはこの3種ですが、ピンの長さも色々とありますので空調服のバッテリーを使いたい場合は、電熱ベストの売り場までバッテリーを持ち込んで合わせてみることです。


 そして最後に手持ちのバッテリーがベスト側が要求している容量があるかどうか。仕様に規定されている出力に合っているかどうかの確認も必要です。合わないタイプは火災などの起きかねませんので注意が必要です。


 最後に空調服の場合もそうですがバッテリーは水にとても弱く、決して濡らさないようにして下さい。1度濡れてしまいますと充電中に燃え出す可能性があります。見た目では正常だと感じましても危険です。余程膨らむなど変形していると判断しやすいですが、多くは外見からは判断出来ませんので、身の危険だけでなく自宅を燃やしてしまう可能性もあるのですから、勿体ないとは思わずに使用を取りやめるようにしましょう。もう一つ古くなったバッテリーを充電するときも気をつけて下さい。充電にはとても長い時間が必要ですが、決して就寝中に充電するのではなくて、管理が出来る範囲で充電をしてフル充電が出来ない場合は、日を改めて再度充電することをお薦めします。