両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 帽子の着用で釣果が増える

 いつも帽子をかぶることとが当たり前になっている私ですが、冬期には寒いのでニット帽をかぶっていたことがあります。今では実はニット帽をかぶることはなくなってしまいましたが、帽子の役割について取り上げてみたいと思います。


 釣り用の帽子と言えばベースボールキャップが定番でしょう。

 釣りをする場合に帽子をかぶるのは基本的に頭部を守るためであって日除けは二次的な意味合いがあります。
 先ずは針やオモリなどによる怪我の防止です。自分の仕掛けでの怪我を防ぐためでもあるのですが、他の釣り師の仕掛けが飛んできて怪我をすることを防ぐためです。それだけならニット帽でもいいのですが、ヘラブナ釣りの場合は微妙な動きをする浮きを見定める必要があります。実はこの点が最も重要なポイントでもあるのです。


 さて帽子の話に戻りますが実はヘラブナ釣りに於いてつばのある帽子はとても有効で、かぶっている方は意識されているかどうか解りませんが、目に入る陽の光によって浮きがとても見難いのです。それがつばのある帽子をかぶることで上方からの日差しを遮断して浮きがとても見やすくなります。試しに目の上に掌を横にして光を遮断してみて下さい一気に浮きが見やすくなることが解ると思います。


 眼鏡を掛けている方は光を遮断することでその有効性に気がつかれると思うのですが、メガネの話のついでに怪我防止という意味では目を守るためにもメガネは必須です。出来ればヘラブナ釣りの場合は偏光サングラスが最適で水面のギラギラも抑えてくれますので、水面反射を押さえて浮きがとてもハッキリ見ることが出来ます。勿論近視や遠視の方でも度付きの偏光サングラスがありますのでそれを使う事を強くお薦めします。
 帽子と偏光サングラスを併用するとその見え方が飛躍的に向上しますのでこの2つのアイテムは必須だと思っています。私の場合は度付き偏光サングラスを2種類用意しています。色の薄いタイプと濃いタイプですが南など陽に向かって釣り座に着いた場合は濃い色で、反対に陽を背中から受ける場合は薄めの色と使い分けています。その色の違いでとても有効夏飼い方が出来ていますし、曇り空の日でも薄めタイプだと違和感なく使用できるのです。特に曇りの日は空の色が水面に映ってとても見難くなってしまいますが、それも飛躍的に見やすくなりますのでお勧めです。


 帽子の使用と偏光サングラスを併用することで浮きの動きがとても見えますので、的確に当たりを捉えられますので釣果も飛躍的に伸びることになります。


 勿論夏期などは麦わら帽のような通気性の良いものをかぶることで、直射日光を防ぐ事と熱中症予防になりますので必要ですがいずれにしても帽子を使わない理由は見つけられません。身の安全と釣果を上げるためにだとすると好き嫌いは無視出来るのではないでしょうか。
 そうそう目から入る光によって日焼けを起こしてしまいますのです。目からの情報で身体も日焼けし訳すなってしまうのですから人間の身体は不思議ですね。そういう意味でもサングラスは思った以上に有効なんですよ。


 ただスコープを使われている方はサングラスや眼鏡は使えないと思われていると思うのですが、実はヘラブナ釣り用に釣り具店で売られているスコープでは使い難くて、有名なレンズ会社のものであれば眼鏡を掛けていても浮きはしっかりと見えるのです。これをアイレリーフと言いますが、釣り用に売られているスコープにはアイレリーフの表示はありません。実際釣り用のスコープのアイレリーフはとても短いのでメガネでは使えません。


 私はニコンのスコープを使って偏光サングラスを使っていますが何ら不自由は感じません。勿論この場合も帽子をかぶり上方からの光を遮断しています。それだけでもスコープが随分と見やすいのですが、これはパラソルを使っていたとしても同じ事でパラソルの下でも帽子をかぶった方が浮きは断然に見やすいですから使わないなんて選択はないはずです。


 ところが案外帽子をかぶられていなかったりつばのないニット帽を使われていたりと、これから寒い時期に入ったとしても、同じなら釣果に繋がる浮きの見やすさを優先するのもアリだと思います。キャップ型帽子にも耳当てが着いているタイプがありますので、冬期には超お薦めですね。