両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 どうしたら釣れるの?

 ヘラブナ釣り入門書などを幾ら読んだところで、仕掛けや餌など釣り方は書いてあったとしても、釣れないときはどうしたら釣れるのかは書いていません。
 それは当然の話で、季節や天候によって違いがあるし、その時その時の状況はそれぞれの池によっても違っているしからで、こうすれば釣れるなんて決まった方法がないと思うのです。


 だからこそどうしたら釣れるのかを知りたいのです


 私のホームグランドである淀の天狗池とほぼ同じ地域にある岩田池は、水深も似通っているで、季節的要因はほぼ同じであろうと考えられます。
 あえて違いがあるとすると、釣り天狗池は地面を掘って作られているのですが、岩田池は学校のプールのように、コンクリートで固められた地面から立ち上がった形状をしている。
 共に井戸水が補給されているので、水温も似たようなものでしょう。ただ水の循環設備や濾過は岩田池の方が良いように見て取れます。


 おおざっぱなところでいえば、池の規模も含めてそんなに違いはないと思いますが、釣果に明らかな差が出てしまうことがあります。
 共に良い状況の時もありますが、得てして片方の池が調子良いことがあります。これはどうしたことなんでしょうね。色々な要因が重なった結果ではあるとは思うのですが差が出てしまいます。


 もしどちらかの池が常に釣れているのであれば簡単な話ではあるのですが、どちらかの方が良く釣れている現象が起きてしまうのは、いったい何が原因として考えられるのでしょう。釣果の違いがほんの数キロ離れた池と違うのですから、ヘラブナの食い気に何かの原因が及ぼしていることとなるはずです。


 そんな時、調子が悪い側の池に運悪く釣行したとして、当然その時は他の池が調子良いなんてわかるはずもなく、単純に今日は食いが悪いなぁってぼやきの言葉が出てきます。
 そんな時もし他の池が調子良いと知るとどうでしょう。
 あああっちの池へ行けば良かった!となるのが普通ですね。といって今更変わることも出来ません。翌週はあっちへ行こうと内心思いながら貧果に泣いて変えるのが関の山です。
 いざ良かった方の池に行ってみても、あれ?釣れない・・・確認すると先週悪かった池の方が良く釣れているなんて事になりかねません。


 釣れないのは池のせいでありヘラブナの活性が高まらなかったとして、その日はヘラブナに食い気が湧かなかったとしても、そんな時だからこそどうすれば釣れるのかを知りたいと思うのが人情というものです。


 釣れる池に行って釣れるのは当たり前で、釣れない池に行って自分にだけには釣れる。そうするためには何をすべきか、何をすれば釣れるようになるのか。
 まさにその点こそ、究極のハウ・ツーとなるはずですが、そんな情報なんて見たことも聞いたこともありませんね(笑)。


 実は釣れる方法が無いのではなくて、見つけられていないだけではないかと思うんです。


 釣れるためには、何をすべきかは時と場合によって違うはずです。だからこそ釣れないときの決まった釣技が存在しないといえるでしょう。


 同時に釣れるときに釣れないのは、何をしてしまったからか、または何をしなかったからかを知ることも重要ではないでしょうか。


 私と全く同じ尺数で道糸ハリスに浮きと仕掛けは全く同じで、餌も全く同じでまぶし粉も同じものを使って隣同士で釣っていたとしても、ダブル・トリブルスコアーになる場合があります。


 ここでの1つ目の答えは、釣れる釣れないは仕掛けや餌ではない事になってしまいます


 これはいったい何が起きているのでしょう。
 今まで道糸やハリスに針の話をしてきましたが、何のことはない道具や仕掛けではないとするなら、それこそ行き詰まってしまいますね。


 残された違いは、仕掛けの振り込み方、当たりの見定め方、合わせのタイミングでしょうか。
 うどん釣りに限定するなら、うどんを針にどのように刺しているかでも違いが出るでしょうし、まぶし粉の付け方剥がれ方のコントロールの差もあるでしょう。
 そんな些細な部分が大きく釣果に関係しているとするならば、その方法こそ知りたいのではないでしょう。


 もしこの部分で違いが出るのだとすると、ここのところはまさに腕の差としていいようが無いのですが、腕の差といっても釣技にそんなに差があるとは思えませんので、経験値の差が現れてしまったといえるのかも知れません。


 では、ベテランという人達は、いつもいつも釣果を伸ばしているかですが、残念ながらそんな様子を見ることは出来ませんが、ある特定の人はいつもいつも釣果を伸ばしています。
 その差こそ釣技の差だとするなら何をすればいいのでしょうね。


 ある人は、釣果を伸ばす人の真似をしているようです。ハリスの長さや浮きの種類まで統一して、私はOOさんの真似をしていますと公言されるのですが、それで良く釣られるのですから困ったものですが、私の仕掛けを使った人は釣れないのですから、やはり道具だけでは解決しようがないのです。


 私は、池で売られている高価なまぶし粉も頑として使わないと決めているのです。


 そのまぶし粉を使ったから釣れているんや!なんて評価は恥ずかしいだけでありがたくも何ともないのです。


 もし、何か対処をすることがあるとするならば、それはいったい何なんでしょう。


 皆が釣れないときに飛び出す方法
 皆が釣れていても寄り飛び出す方法


 次の土日は急激な気温低下があるようです。水温も下がってしまうことでしょう。そんな日に釣りに行かなくて良いのですが、それでも行ってしまう釣り人の性は如何ともしがたく、浮きの見本市宜しく動かない浮きを見つめ続けることとなるのでしょうか。
 いや強い北西風に揺れ続ける浮きを見つめて、船酔いになってしまうかも知れないですね。


 次の釣行では新しいまぶし粉を性懲りもなく試す予定です。


 結果や如何に!!(笑)