両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 いよいよ雪降る中での釣りとなるか

 今朝は雪が降っていました我が京都、今夜からもっと降るそうですが、明日は晴れてくれるかどうか心配です。どうも北西風も強く吹く予報ですので、釣り難い一日となることでしょう。


 さて、雪が降るということはまさに厳寒期の釣りに突入した事となります。この時期はヘラブナが1番釣れない時期と思われがちですが、釣り方次第では何とかなるもので、場合によっては雪解けが入る池では、春先の方が水温の低下が激しくなって釣れない状態となることでしょう。
 幸い京都南部は、雪が降ったところで積もるのも年に2度か3度程度で、それも10㎝程度の積雪でしかありません。数年前には雪降る中を池へと向かい、人も少ない雪を除ける屋根下で釣りを続けていたものです。
 屋根下は確かに雪が除けられているのですが、どうも釣れない不思議な場所ですが、何故かその場所で良く釣る人も居るのです。何が違うのかわかりませんが釣る人は釣るって事ですかね。


 雪より釣れない方が嫌になり、雪降る中を外に出てパラソルとテントシートを張って釣り続けていました。
 雪が斜めに降り続けていますので、浮きの見にくいこと見にくいこと(笑)。それでも釣り続けていたのですから困ったものです。


 明日はそんな日曜日にならないことを願うばかりですが、雪による水温低下は余り考えなくて良いと思っています。それより風の影響の方があるのではないでしょうか。
 ヘラブナ釣りの増して底釣りで上ずらせることは厳禁ですが、その上ずっているヘラブナも風で波立つと姿を消してしまいます。底に潜ってくれたのかと安心しても別に食いが立つことはないのです。風が収まり水面の波立ちが落ち着くとツンと当たりが出始めます。風の影響で当たりが見えてないのかも知れませんが、ヘラブナにどのような影響を与えているのでしょう。


 波立ちと雨は活性が上がるともいわれていたはずです。ですがそれを実感することが殆どないのは、私の釣り方に問題があったのでしょうか。
 他の釣りで、例えば鮎釣りでは、9mもの長竿を使いますので風は大敵ですが雨は案外良いと思っています。釣り人の姿が見えなくなるためか、単純に活性が上がったためかわかりませんが、違いを感じることは多々ありました。
 ただ竿を上げるとツツーっと袖の中に垂れてくる雨水には、真夏といえども閉口したものです。


 ヘラブナも波立ちや雨で水面が叩かれ、酸素量が増えるので活性が上がると思うのですが、それは人間の想像力の中にだけ存在するのかも知れません。
 雪が降っていたとしても無風であれば水中に与える影響は少ないと思いますが、水中から水面を見上げていたとすると、訳のわからないものが水面に落ちてくるのですから、ヘラブナにとっては恐怖なのかも知れないですね。
 それでも釣ってやろうとするヘラ釣り師達は何をすると良いのでしょう。真夏のある時にパラソルの影に集まるヘラブナを見たことがあります。綺麗な半円形の影の中にだけ現れていました。真夏の暑さから逃れるためとは思えませんので、明るい場所より暗い場所を好む性質があるのでしょうか。浮き桟橋の下に潜り込んでいるのもその影響からでしょうか。


 雪降る中では、やはり食い渋ると思う方が良いのかも知れませんが、食欲にどの程度負けてくれるのか、ついつい食ってしまった!を演出するにはどうすれば良いのでしょう。
 やはり打つべし打つべしを繰り返す方が良いのかも知れません。
 その昔イワナの放流釣り場に行ったことがあります。初めはイクラを餌に使い調子よく釣っているのですが、いつしか見向きもしなくなってしまいます。目の前にイクラが流れてきてもプイっとそっぽを向いてしまいます。
 養殖業者は、練り餌(ペレットを湯で団子にいたものです)を米粒程度に小さく丸め、100粒ほど撒くように指導されました。めんどくさい作業ですが、小さく丸めてポイポイポイポイと撒いているとイワナが食べ出しています。そこで針に丸めた伝後を付けて釣り出すとまた釣れるではないですか。
 団子よりイクラの方が興味があるようですが、イクラを撒き餌にするほど経済的余裕はありません。養殖場で撒かれているペレットを撒き続けることで、警戒心より食欲に負けてしまった結果また釣れ出していることになります。
 団子も飽きてくるとイクラを餌にするとまた釣れるのです。結果溢れるほど釣ってしまって往生しましたが、警戒心より食欲が増す時点がある証拠と思っています。


 ヘラブナ釣りに於いて、冬期は待ちの釣りといわれていますが、それは本当のことなのでしょうね。でも短気な私としては待ってなんか居られません(笑)。何度も何度も打ち返して食欲旺盛なヘラブナを集め、ポンポンと釣り上げたいのであります。
 そんなことをしているから撃沈してしまうのでしょうが、こればっかりは性分ですからどうしようもないですよねぇ。


 明日の日曜日も釣るべし!と気合いを入れて頑張ることにしましょうか。


 さて結果や如何に!