両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り うどんの保存方法はコレで決まり

 私は両うどんの底釣りをしているのですが、そのうどんも食用うどんを煮たものやワラビうどんだったりするのですが、釣行当日の朝早くから作るか前日の遅くに作ると良い状態で持ち込めます。
 ただ当日の朝は気が焦って作っても良いものが出来ず、前日に作っても柔らかくなりすぎたり硬くなってしまったりと、なかなか良い状態が維持できないことがあります。


 そこで数日前に作って釣行当日まで保存できないかと考えるのですが、今のところコレで決まり!とまでは言えない状態で苦労しています。本当は適した材料さえ手に入れることが出来れば苦労することもないのですが、素人が釣りに使う程度の材料となると簡単に手に入らないんですよね。


 先ずは食用うどんについてです。古くからされているのが尿素で煮ることです。尿素で煮ることで粘りが出て尚且つ腐らなくなりますので冷蔵庫で長期保存が可能になっています。但し日が経つにつれて尿素のアンモニア臭が強くなりますので、その臭いがするうどんをヘラブナが食ってくれるのかどうかは、まだ確認していませんのでなんといえば良いか解りませんが、尿素そのものがヘラブナに対して悪影響を及ぼすかどうかも解っていません。
 尿素は保湿クリームなど人体にも使用しますのでそれ程危険な物とは思わないのですが、化粧品質の尿素は高価すぎて使えないので、どうしても臭いが強い園芸品用を使ってしまうことになります。


 ワラビうどんも尿素を入れて作る方法があるようですが、私はまだ試したことがありませんのでなんとも言えないのですが、実はビタミンCを使う方法があります。ビタミンCはペットボトル入りのお茶などの酸化防止剤として使われている物ですから安心して使えます。ただとても高価に売られている場合がありますので購入先を考えなければなりません。


 薬局やドラッグストアーでビタミンCを探すととても高価に売られているのですが、ビタミンCは L-アスコルビン酸の事で L-アスコルビン酸と入れてネットで検索するととても安価に手に入れることが出来ます。
 ネットでは1㎏1000円程度で売られていますので実はとても安い物なんです。それが医薬部外品や健康食品などでC3000とかC1000とか、それこそとても量が多く配合されているイメージを持たせるコマーシャルを見受けることがあると思いますが、3000とは3gの事ですからたったの3円分のビタミンCが配合されているだけなんです。1㎏単位で1000円程度ですから業務用の1頓単位ならもっともって安価なはずです。
 そのビタミンCをうどんに振りかけておくと保存が出来るようになりますので、尿素よりなんとなく安全な気がします。


 長期保存とまでは言いませんが数日前に作ったり、先週の残りを冷蔵庫保管していると硬化が始まります。この硬化を防ぐ事で釣行当日や前日に作る必要がなくなるのですが、その硬化を防ぐためには砂糖を嘘!というほど大量に使うことで解決が出来ます。スーパーなどで売られているわらび餅が硬くならないのはその為ですね。


 また小分けされたものを手に入れる方法が解らないのですが、冷水で作れるうどんがあります。マルキューの「感嘆」やヒロキューの即席うどん「軽Kei」がそれですが、デンプンの中には冷水で糊化するように加工された物があるんです。コレが手に入れば電子レンジも使う必要なく釣り場で簡単に作れるのですが、勿論感嘆を購入すれば良いのでしょうが高価ですから・・・だって元々20㎏で6,000円~8,000円程度のものなんですよ。
 この加工デンプンさえ手に入ることが出来れば、保存方法も考える必要は全くなく釣り場で作れてしまいます。釣りクラブなどで業務用の材料を手に入れて多人数で分配することが出来ればなんとかなると思いますけど、個人で20㎏も購入すると始末に困りますから手を出さないようにしています。


 そうそうもう一つうどんの保存方法で専用のパレットを使われる方も多いと思いますが、極普通のタッパーに入れた場合はワラビうどん同士が固着してしまう事があります。それを防ぐには専用の液が売られているようですが、簡単にはオリゴ糖液やブドウ糖液にまぶす方法があります。
 ワラビうどんの出来上がった性質によって水分を吸収するタイプがありますが、粘度が高い液を使うことで水分吸収が起きずに固着を防ぐ事が出来ます。


 あっ!!忘れてはならないのが気温が高くなったときの保存方法です。ワラビうどんは簡単にダレてしまいますので保冷が必要になります。私は小型のクーラーボックスを用意してそれに保存していますが、保冷しておくと酷暑の夏でもダレることなく1日使い続けることが出来ます。


 *釣行前に作った場合は保存容器を新聞で包み冷蔵庫の野菜室に保管すると良いです。