両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 大助への道は闇の中

 いつもいつも日曜日毎に釣行するのですがどうして私には大助が来てくれないんでしょう。確かに忘れた頃に1枚釣れてはくけるのですが、大西王位や川久保名人そして菱田規定委員長のように高確率で大助を釣り上げる人がいます。この違いは一体どこに要因が隠されているのでしょう。


 実際釣っても釣ってもサイズが伸びずに何時まで経っても小助の嵐。新ベラが放流されて4日後の日曜日に81枚を釣り上げたのですが、その時に1枚だけ大助が釣れたのですが81枚分の1枚ですから確率が悪すぎます。
 12月大会では41枚釣り上げたのですがそれなりのサイズが上がったのですが、最大でも36.5㎝程度でそれ以上は釣れてくれなかったのです。それにも拘わらず10枚程度しか釣れなかった他の釣り人には大助が釣れているのですから困ったものです。


 では数が釣れない方が大助が来るのかというとそうでもなく、数が釣れなくても小助しか釣れていない様子ですから、これもどうしたものだろうと思うのです。


 ただ様子を見ていて思うことが1つありました。それはヘラブナが多く集まるポイントには大助は混ざらないのではないかということです。小助ほど餌に集まりやすいと感じているのですが、いわゆる小型のヘラブナは集魚効果が出やすいという事実です。その結果としてその中に大助はいないのではないか。また居たとしても数が極端に少ないのではないかということです。
 そしてもう一つは集団の外側に大助がいるのではないかと思うのです。まぁねこれも大助が釣れないからそう思うのであって、周辺にいるのであれば周辺を釣れば良いだけですよねぇ。でも私には釣れないんですから・・・別の問題のような気がします。


 実は1度その実験をしてみたことがあるんです。天釣会では3枚長寸大会の場合1枚目が強制登録となるのですが、その1枚目を少しでも大型が釣れるようにと、朝から餌打ちを繰り返して1枚も釣らないようにしていたのです。そして開始の合図と同時にポイントを少しズラして餌打ちしてみました。即当たりが出たのでしてやったりと思ったのも束の間で、まぁなんといつも以上の小型が釣れてくるではないですか。これで今日は終わったなぁと思ったのですが、たった1回のことで外側に大型がいるかどうかは判断出来ないのですが、流石にポイントをズラした釣り方は行儀が悪いと辞めてしまいました。


 釣っていても思うのですが同じように飼育環境下でも確認できるのが、同じ程度の魚体サイズ同士が混泳していると思うんです。その為に小型を集めてしまうとそこに大助は混ざりにくいのではないかと思うのです。大助が釣れるときは得てしてたにもある程度の良いサイズが釣れてくるんです。
 ということは小型サイズのヘラブナが集魚効果によって多数集まってしまうと、同じような魚体のヘラブナばかりが集まる事となり、明らかな大助サイズはなかなか近寄って来ないのではと思うんです。


 最近の傾向として長尺や短竿より中竿の方が良いサイズが上がっているのです。実際その尺数で釣ると当たりそのものが極端に減っているんです。ということは中竿のポイントでは集魚しにくい位置になるのではないかということです。つまり短竿か長尺にヘラブナは集まりやすい環境であると同時に、その池で比較的多く使われている尺数ほど集まりが良いのではないか。結果として集まり安いポイントでは大助が出にくいのではないかとの分析です。


 やはりコレばっかりは実験してみるしかないわけですから、当然実験してみようと思って12尺から14尺程度の竿を繋ぐのですが、やはり当たりが極端に少なくて釣っていても面白くないんです。実際1月に14尺を出してみたのですが全く当たりが出なくて我慢できず尺数の変更をしてしまいました。
 それほど当たりが出ないポイントだからこそ大助が出るのではと思ったりしてしまいます。我慢できないのですから私に大助が釣れなくても当たり前って事になってしまいますね。


 う~ん・・・解らないことばかりでまだまだ迷い続け事になりそうです。