両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 もし大助を狙った釣り方があるなら

 ヘラブナを長年釣っておられるベテラン諸氏にお伺いしたい!


 こうすれば必ず大助が釣れます!!と数釣りではなく大助の釣り方を教えて頂きたいのですが如何でしょうか。もしこうすれば大助が釣れるとご教授して頂けるの方がおられましたら、是非コメントして頂けないでしょうか。宜しくお願いします。


 ものの本によると、ヘラブナの釣り方つまりハウツー本は良くあります。こうすると数釣りが出来るとの話も多々ありそうです。また夢は50㎝台を釣り上げたいとの思いを込めて、大物仕掛けなるものも存在するようで、餌の付け方から攻める場所まで紹介されているものがありますが、多くは大助に耐えうる竿や仕掛け、産卵などで大型サイズが寄ってきそうな地形など釣り場の選び方の紹介などは見かけます


 ですがこうすれば大助サイズが釣れます!との紹介記事やブログは見た事がないのです。


 知り合いの50年選手である大ベテランにお話をお伺いしたとしても、その答えにたどり着いた事はありません。
 私自身は、釣り歴は長いのですがヘラブナ歴は素人同然ですから、試行錯誤の繰り返しをしていますので、色々と工夫し試してそれなりの答えを導き出してはいるのですが、まだまだわからないところが多くて困っています。


 昨日の日曜日での釣行でも、どうしても当たりを早く出したくて手返しを多くし、当たりを呼び込もうとするのですが、根のせっかちさが災いするようでどてしても待てないのです。
 皆さんは餌を打ち込んでどれくらい待てるでしょう。団子なら溶け落ちると打ち返さなければなりませんが、それがうどんセットならどうでしょう。両グルテンであったとしても、餌が膨らんで抜け落ちだしてからどれほど待てるでしょう。
 それが両うどんなら溶ける事も抜け落ちる事もありません。ではどれくらい待てるでしょうか。


 団子の場合は否応なしに打ち返しますが、グルテンの場合は膨らんで抜け落ちて餌落ち目盛りまで見えたとしても、針に少量グルテン繊維が残っているので、実はそのまま待っていると食い当たりが出てきます。それも明確で綺麗なツン当たりを送ってくるのですが、私はやはり待てずに打ち返してしまいます。
 うどんならどうでしょう。餌落ちは先ずしませんので待ち続ける事が可能なのですが、ヘラブナは動いている、それも落下してくる餌に対して興味を持ちますので、そのまま待っているより打ち返した方が早く当たりを送ってくれます。


 両うどんで当たりを送ってくるタイミングとしては、なじみ際が先ずあります。あと少しで水底に餌が定着する5㎝から1㎝程度の範囲で当たりを送ってきます。正式な床釣りでは禁止ですが、この瞬間は当たりは針掛かりしやすい瞬間です。
 次のタイミングが、餌が定着して約15秒後に当たりを送ってきます。これは餌が水底に落ちてからまぶし粉が剥がれ出して直ぐのタイミングです。まぶし粉が剥がれ難い場合は、このタイミングでは当たりを送ってきませんので、私的な早いタイミングでの当たりが欲しい者にとっては、まさにまぶし粉の張り付きすぎは禁物なのです。


 次のタイミングが、水底に定着してから約30秒後です。まぶし粉を付けてから時間が経っているとこのタイミングで当たりを送ってきます。
 釣り続けていると、まぶし粉は時間と共に剥がれ難くなりますので、当たりを送ってくるタイミングがどんどん遅くなって1分2分と伸びていきます。


 その為にうどんをまぶし粉に入れてから時間をおくと駄目なのですが、駄目だと思うのは私のように当たりを早く欲しい者にとってであって、一般的に待てる人にとっては、これは早すぎる当たりの出し方になります。
 極端に待っている人は、1時間でも平気で待っているようで、昨日の私の横の方は数十分を平気で待っていました。忘れた頃になって合わせておられたので、当たりが出たのでしょうがあの気の長さは真似が出来ません。


 ただ早すぎる当たりの出し方を続けていると、明らかに他の釣り人との差別化が図れますので、数釣りには適しているのですが、残念ながら大助には結びつかないのです(T.T)。


 昨日の渋い池の状態での数釣りはなかなか難しく、当たりを送ってくるまでに時間を有するのですが、それでも待てない自分がいます。
 午後3時になってそろそろ片付けようかと思いだしたとき、残りの餌もなくなってきたので、あと数粒のうどんを大事に使うようになるのですが、結果として打ち返さないで待つ事になるのですが、じーっと待っているとツンと綺麗な当たりを送ってきて、続けてポンポンと釣り上げる事が出来ましたので、終いベラとして納得して納竿出来るのです。
 それもわかってはいるのですが、せっかちさが災いして待てない釣りを1日続けてしまいます。


 ある程度は待たなければならない!それはわかっているのです。わかってはいるのですが待てない私が大助を釣る方法としては何が残されているでしょう。


 もし大助を釣るのには、待ち以外ない!とするのであれば、やはり私には出来ない相談で、1枚の大助より10枚の小助でいいのであります。
 ただそうはいっても悔しい思いをするのも間違いなく、昨日の最大は39.1㎝と40㎝のたった0.9mmの差でしかないのですか、40㎝を超えないだけでもやもやは残ったままとなるのですから困ったものです(笑)。


 大西名人のようにしっかりと待って、複数枚の大助を釣り上げるのは駄目だとしても、せめて2枚3枚と尺半混じりに釣り上げたいと思っていますので、是非是非ご教授頂きたいのです。
 わかっているのですよ。大助はうどん餌よりまぶし粉より腕が重要だなんて事は、わかっているのですが・・・・やはり悔しいじゃないですかぁ


 腕の無さを何かで補う事が出来るとすれば、地獄で仏に会ったようそのものではないですか!!


 腕の無さによる悔しさをバネにして次の日曜日も挑み続けるのですが(笑)、はたしてどうなる事やらです。
 年始の大助大会では1位が取れなくても上位に滑り込みたいと思っているのですが、番外の落選となるのでしょうか。
 参加賞でも作って自分を慰める。そんな予防策も考えた方が良いのでしょうかねぇ(笑)


 う~ん・・・そろそろ真冬の仕掛けにスイッチしましょうかねぇ。



 と・・・密かに大助を狙いながら数釣りを企んでいるのであります(笑)