両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 空調服と麦わら帽子

 真夏のヘラフナ釣りは暑さとの戦いです。元々パラソルを出して日除けをして釣っていますので、他の釣りよりは遙かに涼しく釣ることが出来ます。ただ昨今の真夏の暑さは殺人的です。それこそ熱中症で命を落とすのですから尋常ではありません。


 その昔はインドか熱帯地方の話しとして熱中症で亡くなるニュースを見聞きしていたのですが、今では日本でもごく当たり前のニュースとして飛び込んできます。幾ら水分を取ろうとも体温が上がりすぎると危ないです。それもヘラブナ釣りの業界は高年齢化が進んでいるので十分に気をつける必要があります。場合によっては釣りを中断してクーラーの効いたところに避難することも考えておかなければならないでしょう。


 パラソルも昔の小型から大型化が進んでいます。浮き桟橋などでは大型は邪魔ですから小型の方が良いのですが、場所的に許されるのであれば日陰を大きく取れるのので、大きければ大きい方が良いに決まっています。


 昨年は小型の扇風機を持ち込んでいました。場合によっては霧吹きで水をシュッと吹いて風を当てていたのですが、生暖かい風は気持ちが良いともいえず汗が引く感じもしなかったのです。


 そこで今は屋外での活動では当たり前になっている空調服を購入して見ました。この写真が私ですが空調服と麦わら帽です。


 先ずは感想からです。バッテリーが保つかどうか心配だったので、風の強さが4段階ある上から2番目に設定して使って見たのです。初めはそれ程涼しいとも感じなかったのですが、使い続けていると暑さを感じなくなってきたのです。涼しいと言うより暑くないというのが正解の感想でしょう。

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 バッテリーも7時間程度は十分に動いてくれていました。帰ってから充電を開始したのですがフル充電でカウント9だったのですが、まだ4カウントだったのでまだまだ使えたということでしょうか。


 空調服は少し高価ですが熱中症で倒れることを考えると安いものです。また身体の疲れ方も全く違いように感じます。それこそ暑すぎるとヘロヘロになってしまいますが、それ程のこともなかったように感じました。


 また釣りは頭を保護するためにも帽子をかぶる必要がありますが、特にヘラブナ釣りは浮きが良く見えるようにひさしがある帽子が絶対です。野球帽の形が当たり前でしたので少しでも涼しいようにメッシュの帽子をかぶっていました。ところが麦わら帽にするともっともっと涼しいのです。汗の掻く量も全く違っています。この麦わら帽は釣り具店でとても安く売られています。


 自らの命は自らが守る必要があります。コロナも怖いですが熱中症は防ぐ事が出来ます。ヘラブナ釣りの道具は買っても他の物はなかなか買えないのが釣り人かも知れませんが、国産の高価なものではなく中国産でも良いと思うのです。それこそ屋外で仕事をされる方はしっかりした国産が良いと思いますが、所詮遊びに使うものですから安いもので良いような気がしますので是非購入されることをお勧めします。

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 最後に空調服を選ぶポイントを付け加えて終わることと致しましょう。空調服は長袖と半袖そしてベストタイプがあります。一番快適なのは長袖だと言われていますので屋外での工事人の多くは長袖を着ています。屋内作業をする工事人は半袖かベストタイプをよく見かけますが、それは直射日光が当たるか当たらないかによるのではないでしょうか。

 私は動きやすいようにベストタイプを選んでみました。竿の上げ下ろしに邪魔になったり変な抵抗感がないようにとの事を考慮したためです。実際身体が風で膨らんでいますが袖かないベストタイプですから邪魔にはならなかったのです。

 またパラソルの影にいますので長袖タイプは必要ないのかも知れませんが、やはり竿の操作に影響が出にくいベストタイプがお薦めです。ただ気をつける必要がある点があります。それは実際のサイズより1ランク大きいサイズを選ぶことです。空調服は風を服の中に取り込んで身体と服の間に空間が出来る必要があります。それがぴったりサイズだと余裕がないのでせっかくの空調服の機能の1部が損なわれてしまいます。
 ただサイズを1ランク大きくすることで脇が空き過ぎる場合があります。脇に余裕があり過ぎると風が脇から抜けてしまって快適性が損なわれてしまいます。実際試着してから脇に余裕があるかないかを確認する方が良いのですが、私の場合は大きく空いていましたのでそこにゴムを通して小さく縮めるようにしました。ゴムは平たいゴムより円柱状のものが適していると思います。


 空調服は外気を取り入れているだけですからエアコンのような涼しさは全くありません。汗を掻くことで空調服の中を流れる風によって汗が蒸発する、昔習った気化熱で体温が奪われる仕組みそのものですから汗を掻かなければ快適さはありません。
 また袖口や脇を締めることで風が首筋から抜けますので、顔や頭に風が当たってその点でも快適になります。


 送風量を増やすためには高価な物が必要でバッテリーも高容量のものがいいのですが、当然高価になってしまいます。仕事用であれば高価な物が必要だと思いますが、所詮遊びで今まで何も使っていなかったことを思えば、それ程高価な物を購入する必要はないと思いますが、ないよりは断然良いので是非空調服を着て熱中症対策をされる事を強くお薦めします。