両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 7月3日(土) 42枚

 いつもの慣れ親しんだ淀の釣り天狗池です。今日の天気は曇りまたは雨との予報でしたがすっかり晴れています。夜中には豪雨となっていたのですが、朝には日差しが出ていたのですからビックリです。ただその雨が東に移動して熱海が大変なことになっています。梅雨の後半は豪雨となってしまいますので十分な注意が必要ですね。


 明日は月例会を釣り天狗池で開催しますので、その下見というのもおかしいほど何度も通っている池ですが、やはり季節と共に変化していますので、それに合わせた釣り方もする必要があるわけです。


 今回またまた新しい取り組み方をしてみたくてそのテストも兼ねています。結果次第では明日の大会に使ってみようと思っているのですが、大会は数釣りではなくてサイズ勝負ですから、多く釣れる方法を試すのではなくていいサイズが釣れる方法を探るわけです。果たしてそんな方法があるかどうかわからないのですが、いつもの川久保名人のように大助を連発されるのには何かコツがあるのだろうと思う訳です。誰もいいサイズが釣れない時にでも一人釣り上げてしまうのですから、探りたくなるのも人情というものではないでしょうか。


 あるベテラン釣り師は冬期はいいサイズが釣れず、水が温みだしてからそれこそ盛夏になると大助を爆釣してしまうのですが、多分その方の釣り方が盛夏にはマッチした釣り方なのだろうと想像が出来ます。
 反対に言えば冬期には適さない釣り方をされているために、釣果が芳しくないのではないかと思う訳です。その方の所属されていた釣りクラブの他の会員からも、冬期は怖くないとの声をお聞きしたことがありますが、盛夏になるとその方の時代が到来と連戦連勝を繰り広げられるのです。


 私は残念ながら大助を釣り上げるのが下手くそですから、取り敢えず釣果を伸ばす方法を考えるわけです。どうすればその時期に釣果を延ばすことが出来るのかが課題として試し釣りをしています。その結果が釣果は良くてもいいサイズが釣れないのですから、なんとなく面白くないんですよねぇ。


 取り敢えずなにがしかの答えを求めるために竿の尺数の選定から初めて、浮きの種類とハリス長の選択へと進めて行こうかと思います。そして最後が餌ですが釣り天狗池はうどん池ですからうどん以外使えません。そこで活躍するのがまぶし粉なわけですが、まぶし粉はペレット単体が良いのかそれとも何かブレンドすべきなのか、簡単にはビール酵母やアミノ酸を添加する方法があるのですが、実はこれらを添加すればするほどヘラブナが酔ってしまって、良い当たりが出ない状況を作ってしまって貧果に撃沈してしまうわけです。


 やはり何でも程々にすべきなのですが、6月の末は何もしなくてもヘラブナが寄り易い時期ですから、添加剤は無闇に使わない方が的確な当たりを出して結果として数が稼げるかも知れないとも思うのですが、先ずはお試しとして第一投の餌を投じてみます。
 この第一投はとても重要で釣り堀ですから1投目から釣れることもあるのです。それまでの時間が早ければ数釣りが出来ますが遅ければ程々の数となるのでしょう。反対に数投しても当たりが出なかった場合は、色々と工夫する必要があることがわかります。そういう意味では今日を占う大事な1投目となるわけです。


 実は7尺を試し見たくなったのです。超短竿ですが天狗池では7尺から床が取れますので使用可となっているのです。竿受けが極端な角度になっていますが7尺で穂先を水中に入れるためにはこんな急角度になってしまいます。


 この第一投目で直ぐに当たりが出たのにはビックリです。数投目に釣れて来たのがこれで35㎝と良いサイズです。


 その後も快調に釣れてくれたのですが、7尺という短竿にも拘わらず水面が盛り上がるほどの寄りとなってしまったのです。こうなるとお手上げで床に着くまでに餌が取られてしまいます。今回は特に柔らかいうどんでしたので簡単に取られてしまうのです。これでは流石に釣りになりません。アレコレ特合うして釣れてきたのがこの36㎝でやや納得です。


 その後は一時長竿も出してみたのですが向かい風で振り込み辛く、無理矢理振り込んでも柔らかいうどんでは飛んで行ってしまいます。数枚釣り上げてまた短竿に戻したのですが、今日1のサイズがコレで37㎝丁度でした。


 なんとか頑張って42枚釣り上げたのですがサイズがもう一つです。そんな中でもあの川久保名人は小池に移動して39.6㎝とほぼ大助サイズを釣り上げるではないですか!。実はその前に大池でも良いサイズを釣り上げているのですが、その場所では先週45㎝の大助を筆頭に大助を3枚釣り上げているポイントで、明日の大会のポイントでもあったのですが今日も良いサイズが釣れたことで、明日の為にその場所を温存して小池に移動していたのです。


 紅は集まり過ぎてしまったヘラブナに手を焼いている様子で、なかなか苦労して上手く食わせられずにいたのですが、ザリガニを釣り上げて50円券ゲットしていました。


 朝からの豪雨のために池の水も随分と綺麗になっていました。酸素供給も十分になっていたためでしょうか今までにない集まり方です。表現するなら自由池でダンゴに集まったヘラブナの状態に似ています。確かにうどんでも集まるのですが盛り上がるように集まることはなかったのです。
 明日は集まり過ぎるヘラブナをどのように対応するかがカギとなりそうです。