両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 2月28日(日) 晴れ

 いよいよ2月も最終日を迎えました。いつもの年であればもう2月が終わると月日の流れる早さを実感するのですが、今年は昨年から続いているコロナ禍でもありますので、それ程の早さで月日が流れるようには感じていません。根本的に感染した場合の死の恐怖感もありますが、経済の停滞などによる不況のまっただ中にいる緊張感も一因となっているように思います。


 関西圏では今日を緊急事態宣言最終日です。一気の人が動き出してまた感染爆破しないことを願うばかりですが、実際私などはヘラブナ釣りだからとか、郊外の広く開けた場所だからと自制することなく毎週のように釣行を繰り返していましたので、やはり行動制限を掛けられても致し方ないのでしょうね。情けない話です。いくらソーシャルディスタンスをを設けてといったところで、人が集まると感染リスクが高まるのですから、もっともっと自重すべきだったのですが、なんの心配もしないで悠然と1日釣りを楽しんでいたいい加減な者です。


 今日もまたいつもの淀の釣り天狗池へ釣行してきました。朝から少し雲の多い人なったのですが天気予報では1日晴のはずです。

 ところが今日は強い風が吹くとの予報が出ていましたので、いつものように背中から風を受ける位置に釣り座を構える事と致しました。ここ最近では強風の時に最後の2時間だけ釣り座を移動して入ったポイントです。随分と長く通っている釣り天狗池ですが、このポイントは数えるほどしか入ってない釣り座です。こちらは陽を背中に受けますので浮きがとてもよく見えるポイントです。
 また夏場は間違いなくこちら側が涼しくて良いポイントになります。

 予報では晴れのはずだったのですがとても雲の多く風がとても冷たく感じる日となったのです。それこそもう必要ないと思っていた真冬の防寒着をしっかり着込むほどの寒さとなったのです。
 その影響かどうかわかりませんが、当たりはとても遠くて良い当たりがなかなか出せない一日となったのです。結果釣果も悪くて15枚で撃沈してしまいました。良い形のヘラブナだったのですがサイズは大きくて尺程度しか釣れなかったのです。

 ところが流石は大西王位です。みんなが苦戦しているときに1人気を吐いて43.3㎝を釣り上げます。なんと38㎝以上を7枚と良いサイズを揃えています。枚数も30枚はいったとかで他の釣り人より大きくリードする程の釣果です。いよいよ大西王位の常勝がやってきました。

 そんな中でもやはり川久保名人は今日も2位と毎週のように1位2位と入賞を続けています。いったいこの2人の快進撃はどうすれば止められるのでしょう。


 しゃかりきになって浮きを見つめていたのですが、この淀の釣り天狗池の近くを流れる川は、河津桜の名勝でもあります。先週は三分咲き程度でしたがもうすっかり満開となっていました。この河津桜が終わる頃には同じ所に生えているソメイヨシノが咲き始めるかも知れません。ここも人が多く訪れる場所ですが緊急事態宣言も解除されることで、よりいっそうの人出が心配されますが、春の訪れと共にコロナが終息していくれることを願うばかりです。


 ついでの話しとして気になっていたことがあります。
 別に私は護憲論者でも何でもないのですが、またこんな釣りのブログで憲法の話なんてしたくないですから聞き流して頂きたいのですが、政府や自治体によって外出制限や営業の自粛など感染対策として行動制限が掛けられていました。不思議とあまり取り上げられることがなかったのですが、憲法で保障されている自由権が脅かされたのも事実です。何も感染予防が悪いとはいいません。行動制限を掛けてパンデミックを防ぐのは当然のことですが、本来は国家から強要させるものではなく国民自らの意思によって、感染防止のために行動制限をするべきなのですが、どこか心の弱さでしょうか誰かに強要させない限り行動が抑えられないところを見透かされて、国や自治体から強い要請に応じて行動を制限させられています。
 ある部分で誰でもが認める大義名分によって行動が制限されるのは、憲法で保障されている自由権が真っ向正面から脅かされているにも拘わらず、それをあたかも当たり前のように受け止める風潮は、ある側面から見ると正直大問題だと思っています。それは現代の日本では過度の心配は必要ないのですが、我が国の近くの国では独裁国家としてそれが平気で行われている事実を見る限り、やはりどこかで警戒をすべき事なのかも知れないと思ったりします。


 また憲法には社会権も保障されています。日本国民は拳法によって人間らしい生活を維持発展させる権利を有しています。健康で文化的な生活を営む権利として生存権も有しています。つまり国家から社会権が脅かされることがないようにと憲法が保障しているわけです。
 今回緊急事態宣言に於いて飲食店の時短要請がされました。要請ですからそれに従う必要は本来ないのですが、日本社会は正義の名を大上段に振りかざして、国の命令に従わないのは国賊だとも捉えかねないようなバッシングを行います。一時期のパチンコ店がそうでしたマスコミは国賊のようにニュースに取り上げていました。国民も営業している店には心ないバッシングの張り紙を平気でしていました。日本人の悪い癖といいますかお国にたてつくなんて!的な思いがどこかにあるのかも知れません。
 そんな生存権を脅かすことが出来るそんな法律が出来てしまいました。その法律によって営業停止命令を出せるようになったのです。またその店の名前も公表出来るようになったのです。これは明らかに憲法違反ですが憲法にうるさい野党の皆さんや、左翼系の新聞や放送局ですら問題にしないのはどうしたことでしょうる。